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ことりのあしあと

ほんのわずかなじかん、立ち止まって耳をすませて自分を見つめたい。そんなあしあとをペタペタとのこしています。

ステキな恋をするために知って欲しい「デートDV」

2011年08月03日 13時13分04秒 | NPO
子どもの仕事をしてきた。
だから、DVが気になっていた。

高校生に関わるお仕事をしている。
だから、デートDVのこと、なおさら気になる。

彼女たちが、この夏もそれ以降も悲しい思いをしませんように。
関心が女性だけでなく、男性に広がりますように。

ちょっと知るだけで、大好きなパートナーをそこなわずにいられる。
そこなわずに共に在れることは、ほのぼのとした幸せの秘訣です。

ステキな恋をするために、知って欲しい。

女子高生の33%がデートDVで交友制限を経験 性行為強要は18% 神戸のNPO調査
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110803/trd11080308090007-n1.htm

NPO法人ウイメンズネットこうべ
http://dv-boushi.net/

財団等による、東日本大震災に関する事業への助成について思うこと・・・

2011年07月15日 10時50分29秒 | NPO
いくつかの活動にたずさわり、
いくつかの団体の運営にたずさわり、
財団等への助成情報は身近なものとしてあります。

助成申請の作業は、
自らのやりたいことを明確にする機会になり、
事業計画を整理していく目安になり、
予算規模をあらわにしていくうえで、
有用なお仕事であると、認識してきました。

そうではありながら、
書類量・事務量の負荷と、
実事業運営にさくエネルギーの配分には
心を配らないと、処理に追われて時間、エネルギーともに
多分にとられてしまいます。


震災後、たくさんの財団が、
これまでの支援の軸を、震災関連にスイッチしました。


思うのです、被災地にて支援にあたっていて、
ほんとうにお金の資源を必要とする活動にとって、
助成申請する余力がはたしてあるのか、と。

目の前の支援に人を力を注ぎ、
日々かわる状況への対応に全力を注いでいるなかで、
お金を得るための書類づくりなど、できるのだろうか、と。


助成要項からは、震災に関わる事業で、とりわけ現地で直接行われる活動に
助成したい意思が見て取れます。

もしそうであるならば、行く方がいい。
どのような人たちがどのような活動をしているのか、
その中から応援したいのは、もっとがんばってほしいところは、どこなのか、
見に行って、ここは、というところにアプローチし、決めていったほうがいい。


被災地の外にいて、
書類を待ち、出てきた書類の中からチョイスするよりも、
助成する意思を生かす支援ができる。


現地の活動に関して直接行って、見て、
チョイスし支出する先を決めていく作業を、
委託してもよいだろうと思う。

見て、数時間を共に過ごせば、たいていのことがわかる。

その労を今、惜しむべきではないだろう。

数年前に比べ、申請事務処理は少しずつ簡素化されてきている。
に、しても書類作成作業である。

半年後の動き方を想像でき紙に落とし込める「いま」であるのか。


支援活動をする人たちへの支援のあり方を、
見直す好機となることを、望む。


********
これまでの経験から、
書類を整えながら、団体の骨組みを見直していくことになること、
会計の適切な処理の方法、事業の遂行の方法を知ること、
多くをまなぶ機会であること、そこで鍛えあげられることが多々あった。
だから、こそ。

こんなところを応援したい、どう応援しようか、
そこに知恵を絞る財団の人たちと出会ってきた、その信頼があるからこそ、
いま、このときのあり方に、一言、と思った次第。


ついでに、言うならば、
震災関連助成が増えるなか、
そうではない事業での助成申請について、
あれこれ書類を作る作業に励みながら、
この作業の大切さを越えて、なお、
いま支えなくてはならない対象があろうことを思うわけです。


震災関連助成、
こじつけの申請が多いことや、
本当に支援したいところから申請があがってこない、
というお金を出す側の声は、
聞き過ごすことができないなぁ。なんて。

寄付文化の転換点

2011年04月06日 19時56分00秒 | NPO
社会を映し出すコトバたち タイガーマスクと震災が、寄付文化の転換点となるか? コトバで知る「寄付」の最新動向(日経ビジネスオンライン) - goo ニュース

http://news.goo.ne.jp/article/nbonline/business/nbonline-219296-01.html


どこから出てくるのだろうと思うくらいに、
みな自分の手の中にあるお金をだれかのために使いたい、
と思い始めています。


書かれているように寄付文化が育つか否かを
問う分岐点になるでしょう。


寄付された方は、寄付をもらったところがどのように、
それを使うのか、ウォッチングしてほしいと願います。


寄付なさる方は、どう使ってほしいかの意図をもって、
願うように使われるのかどうかしっかりと見届けていくことも
含めて、寄付する先を選んでほしいと願います。


身銭を切って寄付をしている人たちの期待にこたえるべく、
どのような使い方をしているのか説明できる寄付金の受け皿に
NPOが育ってほしいです。


日本赤十字社も、ユニセフも、大きな集め方をしたところこそ、
集まった寄付の使途を、数字を付して、明確に、詳細に、
私たちに伝えてほしいと願います。

<認定NPO法人>内閣府NPO認定制度特命室「認定と税務調査は全く別の業務」???

2011年02月10日 23時53分31秒 | NPO
<認定NPO法人>審査の事務移管、都が異議 「悪質団体、把握困難」
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/life/20110209dde041010004000c.html

*******(記事より抜粋)
内閣府NPO認定制度特命室は「NPO側からは『国税庁はハードルが高い』との声があり認定の申請が増えない原因にもなっている。認定と税務調査は全く別の業務で、国税庁でなければならない理由はない。
*******

認定と税務調査は全く別の業務????
認定は、税制優遇が受けられるかどうかの「認定」なので、
税務調査そのものと言ってもいい。

「認定NPO法人」をとった経験から。

その意味では、逆に税務調査に疎い所管がそれをやることに
なるのは大変だろうなぁ、と容易に想像がついたりする。


「認定申請」は法人が襟を正す上では、有効なひとつの方法だったのと、
NPO内で口伝されてきた「膨大な50センチにも及ぶ資料をそろえて…」
ということは、けしてないと知っているがために、
大きくは変えずとも、多くの団体は認定を受けることができるだろうし、
その作業をすることで、団体の基盤が見直され強くなる、とも思ったりする。