けろろの「浜あるき・野良あるき」

漁あるところ、農あるところへ、風土のにおいに誘われて、いそいそ出かけています

ハタチの牧場の夏

2012-11-12 19:22:56 | 野良あるき


北海道は帯広空港の近く、酪農家のお父さんからプレゼントが届いた。
うれしい~(>_<)
手作りのライ麦パンと、4種のジャム。
なんと!ライ麦もジャムの素材(グズベリー、レッドカランツ、ハスカップ、すもも)もすべて自家製。

じつは、ハタチのひと夏、この牧場で住み込みのアルバイトをさせていただいたのだ。
学生寮の北海道出身の先輩のつてをたどり、ともだちのともだちの・・・実家。

わたしは子牛の係だったのだけれど、牛にナメられて逃げられたり、
当時はサイロを使っていたので、毎朝のサイレージ出しの作業がずごくきつかったり。
でも子牛の出産に立ち会えて大感激したり、初乳の「おとうふ」が美味しかったり・・・。
1か月の間にいろんなことがあったな~と、
さっそくパンをいただきながら思い出しています。

高校生だった息子さんが、今は立派に後を継いで、
先代のおじいさんは亡くなって、今はお父さんが子牛の担当。

好奇心いっぱいで器用なお父さんは、欧州旅行で知ったライ麦パンを、
毎年秋になると焼いて、送ってくれます。

このところ、年に数回北海道に行っているのに、なかなか訪ねることができません。
来年こそ、1度足を延ばして久しぶりにお会いしたいなあ。