。。。。。虫けら。。。。。
わたしは 虫けら
誰が虫けらって 言ったのか
小さいけど 生きているのです
虫けらにも イジがあるのです
つぶされたら ひとたまりもないけど
虫けらだって イジがあるのです
はるか遠くにそびえる山に 向かって歩くのは
虫けらには 苦しいのです
それでも歩かなければならないの
どんどこどんどこ えっちらおっちら
おぼつかない足で 歩くのです
ちょっと休んで 木立を見上げると
さわさわとひかりあつめて 話しています
ひとつ ひかりおろして
ハイ 虫けらの背中を温めます
もうひとつ ひかりおろして
ハイ 虫けらのなみだを乾かしてあげる
またもうひとつ ひかりおろして
今度は虫けらの こころにあかりをあげる
虫けらは ほっと一休み
どんどこ歩いて あの山目指す虫けら
虫けらにも イジがあるのです
前が見えないくらい 大きな岩が
虫けらを はばんでいるのです
足が痛いと 幾度も滑り落ちるのです
それでも虫けらには イジがあるのです
木立の中で ささやいている小鳥
あんたはとべるからって
ちょっとうらやましかったりして
うらやんでいたら やはり前には進めない
虫けらにも イジがあるのです
もしかして もしかして もしかして
あの池に落ちるかもしれない
虫けらだって イジがあるのです
もうどの位 歩いただろうか
後ろを振り返って 気になる虫けら
置いてきたものを取りに行かねば
池が阻んでもう戻れない
それでもあの山に向かって 歩かなければ
虫けらにも イジがあるのです
踏みつぶされない限り
いつまでも どこまでも
虫けらにも イジがあるのです
誰が虫けらって 言ったのか
あんたより めだたない
なんのために 生きていたか
あんたなんかに わかるまい
虫けらがいたことなんか 忘れられるだろう
それでも虫けらは 歩き続ける
未来があるから
わたしは虫けら
時には低迷する自分の気持ちもありですが、
病気を飛ばす材料になっていただけたとは嬉しいです。
でも病んでる時って本当に苦しいですよね～
治らないのではないかと不安に陥るばかりですね。結局回復に向かうとあれは何何なの・・・
見たいにのど元過ぎればって感じ。
でも風香さんの場合、不安から解放されることは難しいのですものね、そんな不安を抱き前向きに発信してることを思うと、泣いちゃいけないけど涙が出そうになります。
そんな風香さんから私はいつも元気をもらってます。泣きたくなると風香さんのブログを開くんです。すると私の気持ちが通じたかのように救われるんですよ。
そんな私みたいな人もいるので、どうか風香さんらしくいてくださいね。
あーさんに
いつからかずーっと３９年で止まったあーさん、いつまでも３９年でいてね。
ところでいつか聞こうと思ってたけど、何で３９年なの？２０年ではだめ・・・・（笑う）
めいさんに
超褒めてくださり嬉しいです。
この写真を撮った時はこんな詩が生まれるなんて思いませんでした。
ただアングル的に絵になると思いシャッターを押したんですよ。
じっくり眺めていたら、この詩が浮かんだというのです。虫けらと呼ばれていたほうがいいかもね・・・
タミリンさんに
本当にきももいよねー
そのきもさに詩を思いついたんで、虫様様ですね～
ばるちゃんに
私も震災後後ろばかり引きずって、なかなか前に進めませんでした。
でもそんな時期も必要なのだなーと感じましたよ。
ほっこりさんに
≪隣の芝生は青く見えるものです・・・≫
それはそうですよねー
この頃今の現状の自分にあったことをしようと思い始めてます。
中国迷爺爺さんに
私より多く人生を歩んできた方の深いお言葉ですね。
この低迷している社会の中で、虫けらだから主張しなければならないと痛切に思います。
イヴォンヌ
何でこの虫がこの浜辺にいるのかなーと思ったらこんな詩を思いつきました。
いろんなところに勇気つけられる材料ってたくさんありますね。それも自分次第ってとこですけね～
yamaさんに
じっくり読んでいただきありがとうございました。
この詩は今の自分の気持ちもですが、社会に対する私なりのメッセージでもあります。
国民をなめんなよ～って感じですよ。
ippuさんに
社会は虫けらを最低な奴と思ってるから、
なかなかいい方向に行かないのが現実ですね。
でも・・・
キモイ。。（笑
そうだよね、がんばれーっと応援したくなるような、私も虫けらだけど、がんばろうね、と声をかけたくなるような、不思議な力のある詩ですね。
３９年 （嘘ぉ (^^;)
感動しました
私も虫けらです
踏みつけられても、歩いていかなくちゃ・・
生きていかなくちゃ・・
病気になんて負けていられない
フムフムさん
あたたかなメールを、本当にありがとうございました
お返事が遅くなりましたこと、お許しくださいね
それから・・
救急車で運ばれたとのこと・・
その後、体調はいかがですか・・
私も、食中毒で苦しんだことがあるので、お気持ちわかります
これからの季節は、特に気をつけなければなりませんよね。
お互いに
最近、見える方の目が霞むようになり、
パソコンを開く時間を制限しております。
でも、見え続ける限り、詩は続けていこうと思っておりますので、
これからも、末長くよろしくお願いいたします
フムフムさんの詩
大好きです
最低な奴を評して“虫けらのような奴”と言うことがあります。
でもこれって、虫に対して大変失礼な言葉ですね。
しばらくしたら頭の中にいろいろなことが浮かんできました。
これまでの人生こと、そして今の自分のことなどが。
そして、フムフムさんのことも少し…。
最近悟ったわけではないのですが
時には振り返ることも必要ですが
毎日の生活をメリハリをつけて少しでも前にと歩き続けたら
新しい何かを発見できるかもしれないなんて考えています。
後ろばかり 振り返っている気がします。