連れ連れ気

心を連れて思いのままに自分らしく

淀む

2017-02-10 | ポエム

 

淀む

 

春はまだ浅い

流れ行く水は寒々と

私の心に 侘びしく流れる

ああー

時の後悔が 未だ脳裏の片隅で

ぼやけながら 淀んで よみがえる

枯れ葉の合間からのぞかせる

スノー・ドロップに さす光うすうすと

失うことがこんなに苦しいのか

逢いたい 

叶わぬ思いに 降り始めた雪が

冷たく追い打ちをかける

 

この時が早くすぎれば

日めくりかえし

陽春を 恋いこがれる

 

立春が過ぎても、まだまだ春は遠き

わたしにとってこの時期は、ナーバスになってしまいます。

なぜなら、間もなく大雪に連れて行かれた夫の命日が来るからです。

鬱々としていた気持で一杯になりまして、これでは精神に良くないなーと思い

心の中を久々詩にして吐き出しました。

 


つぶやき

2014-12-02 | ポエム

 

青空を見上げていると泣けてきちゃうのです

青空の下 二人で歩いた道

ただ側にいるだけで幸せだったはず

あの時は青空しか見えてなかった

ずーっと側に居るものと 

あなたに甘えて寄りかかっていた

ただそれだけで幸せのはずなのに

青空しか見えてなかった私

一人で青空を見上げていると

側に居るはずのあなたが居ない

あーあなたは本当に居ないのだなーと実感する

 

青空を見上げると涙が出ちゃうのです

きつい言葉やイライラをぶつけて

心にもないこと言ってあなたを苦しめたり

後悔しても 後悔しても

あなたとともにもう歩くことは出来ない

本当はあなたが一番好きで

あなたの側が一番安心できて

あなたとずっと青空の下を肩を並べて歩こうと

思っていたのに

あなたに伝える前にあなたは逝ってしまった

伝えられなかった思い

ごめんなさいの言葉

もうあなたは遠くて届かない

 

青空を見上げると泣けて来ちゃうのです

自分らしく生きようとしても

楽しいことをしても

虚しくてね

何での疑問符が渦巻いて

心が頼りなく揺れる

離した手がこんなに私の心を虜にしてたなんて

 

青空を見上げると涙で見えなくなるのです

あなたの声を聞きたい

宇宙に問いかけて

静寂の風が吹くだけ

あなたの胸に飛び込みたい

手を伸ばしても

雲は無情に流れていくだけ

 

こんな私が嫌で

青空を見上げるのが怖くなる

叶うならもう一度肩を並べて歩きたい

どうしたら

いつになったら

一人で歩くのに慣れるのだろう

 

 

こんな思いが渦巻いてブログがアップできませんでした

その寂しい心を家族や友人達がささえてくれて

何とかこの秋を乗り越えました。

そして今に至ってます

家のリホームをブロ友のエイムさんに委託しようと主人と話して居ましたので、

主人と私の意思を達成しようと、家のリホームにとりかかっております

その打ち合わせなど毎日忙しくしておりました。

年内に仕上がるように、人手不足の中 

エイムさん自ら解体などして頑張ってくれております。

36年の思い出が染み込んだ家なので、

解体の時はウルウルしてしまいました。

それでも毎日職人さんが出入りして、賑やかに元気に過ごしています

ブログがストップして心配してくださった皆さんありがとうございます

何とか元気になりましたので、ぼちぼちですが歩むつもりです

また折れるかもしれませんがその繰り返しでいいかなとも思います。

 

ちょっと折れた私からのつぶやきです

 

 

 


金木犀

2013-10-07 | ポエム

・・・・香る秋・・・・

あまーい あまーい 香りを憶える

空は いわし雲

夏に彩るサルスベリが

するすると

バトンタッチ

 

香りにのせて蘇る思い

あなたは どんな思いかしら

秋 香る

金木犀の樹の下に

めぐる思い

香りに乗り

 届きます

 

秋 香る

金木犀の樹の下で

深まり行く秋を

香りに 抱く

 


中秋の名月

2013-09-19 | ポエム

・・・・・・・芋げっつあん・・・・・・・

おらほでは

中秋の名月を

芋げっつあんと 言ってたんだっちゃー

芋っこふかすて

すすぎを 河原がらとってきてさ

縁側さ お供えすてたんだっちゃー

でっげく 満月になった月っこみでさ

おねーげーすたんだよ

いまだば

健康でありますようにと思うげっと

わらしの頃は

何を願ったんだがさっぱし おもいだせねっちゃー

ふかすた芋っこ くっちゃぶってさ

うれすがっただげなのがもしんねな

娘の頃は

ロマンチックなことも 思ってたんだべな

こよいのつきもそうしたわだすらを

すずかに見守ってでくれでんだべなー

世界が平和で平等でありますようにね

 

 仙台弁で綴ってみました 

 

ところで、今宵月の写真を撮っていた時

手ブレしたのがあってね、後で編集していたら

なんと手ブレで

ほらー

 ( ♥ᴗ♥ ) 

 

今更ね~

でも嬉しかったです

 

 


慈しみ

2013-08-31 | ポエム

・・・・・・・慈しみ・・・・・・

 

あなたに支えられてきたのか

私が支えてきたのか

持ちつ持たれつでしたかね

まーいろいろありましたね

背を向けあって涙したことも

一言で傷ついたことも

怒鳴りあったことも

心の迷路に迷い込み

困惑したことも

そろそろ川の流れに流したいね

 

あなたのことを考えるだけで幸せだったのにね

澄んだ瞳に映る光景が

キラキラ輝いていて

ときめいた時もあったのですからね

 

そろそろ片足立ちの私達

よろけてしまいそうな私達

二人で一人前

だから寄り添うの

慈しむの