Positive life & Unfinished dream after 60

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特別展 淀川舟游 若冲・応挙 を観て(TH)

2015-08-29 19:15:23 | 富士山ライブカメラ

例年恒例ですが、8月の13日から22日までの10日間娘達が代わる代わりに里帰りしそれも終わり、やっと一息ついたこの頃です。

前に新聞で見た 江戸時代に大坂と京都を結ぶ大動脈だった淀川をテーマにした絵画などの特別展「淀川舟游」(大阪天神橋6丁目「大阪くらしの今昔館」)を観てきました。人気の絵師、伊藤若冲が京都・伏見から大坂・天満橋まで川下りして描き上げた「乗興船」と、丸山応挙の伏見から大坂・天満橋の実景図「淀川両岸図巻」が圧巻で見入ってしまいました。画風の全く異なった二人の絵画。伏見から舟で下りながら実写的に描いた巻物のような、地名入りの絵地図のような関西に住んでいる者にとって特に興味の尽きない作品群でした。

開催期間が8月31日までとあと二日しかありませんが、興味のある方にはお勧めです。特に淀川沿いの昔の風景が伏見ー淀ー石清水八幡ー山崎ー樟葉ー枚方ー鳥飼ー柴島ー大川ー天満橋まで克明に描かれている。また最近のニュースで、淀川を船で大阪から京都まで観光できるプランが検討されているようですが、これもぜひ実現してほしい案件です。

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4 コメント

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興味津々です。 (TT)
2015-08-29 21:38:52
淀川三十石船舟唄の会に入ってから安藤広重や淀川両岸の絵を書いた画家にも興味をもつようになりました。明日は近所の方々と日帰りで貴船の川床料理を食べに行く予定ですが最終日の31日なら行けそうですので観に行きたいと思っています。貴重な情報をありがとうございました。淀川三十石船舟唄と淀川両岸の絵の両方を紹介することで淀川三十石船舟唄の価値も上がるし、唄と絵の両方を生かしたステージを企画するのもいいのではないかと思っています。良い情報をいただきありがとうございました。
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曳舟図や三十石登船便覧など (TH)
2015-08-30 07:54:56
400年前 淀川がどれ程 人と荷物・貨物の行き来が激しかったかが実に詳しく解りました。下りの船は流れに任せたが、上りの場合は「曳舟」として、陸上からロープを使って人力でひかれました。その姿や、帆掛け船や魚を取る舟、川で食い物を売る「食らわんか船」の様子等など。それに当時 人々が日常使っていた淀川の三十石船の「ダイヤ」と「淀川全ての乗船場所案内」とも言える携帯式の「三十石登船便覧」は見ものでした。江戸時代に淀川を実用だけでなく、川遊びや観光的に人々が楽しんでいた様子があちこちの見受けられます。伏見から船出し、秀吉が造った淀城や天王山・山崎・石清水八幡などを観ながら川下りを楽しんでいた様子がわかります。又 大阪では水の都として淀川から大川の天神祭りの賑わいや、日本の米の最大の集積地・取引所だった事が解る絵画など活きいきと描かれています。ぜひ楽しんでください。
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最終日に行ってきました。 (TT)
2015-08-31 16:25:41
今日最終日に家内と一緒に行ってきました。三十石船登船便覧や淀川両岸の絵には私も家内も興味津々でした。
くらわんか舟は柱本が発祥の地と言われており実母の実家のあるところです。大塚も言葉が悪いので有名ですが、くらわんか舟の船頭の子孫もいるので、その影響もあるかもしれません。貴重な情報を教えていただきありがとうございました。
淀川三十石船舟唄の保存会の会員としても良い勉強になりました。
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大阪くらしの今昔館 (TT)
2015-09-01 18:15:46
着物に着替えて今昔館の中を歩けるようで一日300名限定でやっているようで中国人の観光客の多いこと。天六(天神橋六丁目)の商店街も今昔館に来た中国人の観光客が買い物をして商売繁盛といった感じでした。京都だけでなく大阪市内も中国人観光客でいっぱいのようです。
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