例年恒例ですが、8月の13日から22日までの10日間娘達が代わる代わりに里帰りしそれも終わり、やっと一息ついたこの頃です。
前に新聞で見た 江戸時代に大坂と京都を結ぶ大動脈だった淀川をテーマにした絵画などの特別展「淀川舟游」(大阪天神橋6丁目「大阪くらしの今昔館」)を観てきました。人気の絵師、伊藤若冲が京都・伏見から大坂・天満橋まで川下りして描き上げた「乗興船」と、丸山応挙の伏見から大坂・天満橋の実景図「淀川両岸図巻」が圧巻で見入ってしまいました。画風の全く異なった二人の絵画。伏見から舟で下りながら実写的に描いた巻物のような、地名入りの絵地図のような関西に住んでいる者にとって特に興味の尽きない作品群でした。
開催期間が8月31日までとあと二日しかありませんが、興味のある方にはお勧めです。特に淀川沿いの昔の風景が伏見ー淀ー石清水八幡ー山崎ー樟葉ー枚方ー鳥飼ー柴島ー大川ー天満橋まで克明に描かれている。また最近のニュースで、淀川を船で大阪から京都まで観光できるプランが検討されているようですが、これもぜひ実現してほしい案件です。
くらわんか舟は柱本が発祥の地と言われており実母の実家のあるところです。大塚も言葉が悪いので有名ですが、くらわんか舟の船頭の子孫もいるので、その影響もあるかもしれません。貴重な情報を教えていただきありがとうございました。
淀川三十石船舟唄の保存会の会員としても良い勉強になりました。