2000年前の弥生時代に出来たハスの種が千葉県検見川で発見され、宇宙時間の悠久の時を経て昭和の時代に開花した古代・大賀ハスの神秘的な素晴らしい美しさに圧倒されます。
分類: 水生植物 スイレン科/ハス属/ 別名:*ハチス
花 期 6月下旬から7月中旬。 朝、開花して午後は閉じる。
形態花径: 240~280mm。 中から大型。
花弁数: 細長い舟形の花弁が15~20枚ほど。一重咲き。
花 色: 鮮やかなピンクで非常に優美。
葉・花茎長: 800mmから1,000mm。
葉の大きさ: 350から450mm前後。葉の表面にはミクロの毛があって、水をはじく性質がある。方 地下茎で増える。
分布: 全北区、東洋区など(インド、中国、日本、北アメリカ)。日当たりの良い池や沼、水をはった田などの粘土質を好む。 * ハチスは、花托が蜂の巣に似ていることから蜂巣=ハチスと呼ばれる。
http://www.youtube.com/watch?v=rIqJCbSj-dI&feature=related のサイトで動画もご覧ください。大賀ハスの文献説明はhttp://www3.famille.ne.jp/~ochi/ooga-hasu/oogahasu.html サイトで記載されています。
☆睡蓮の美(熱帯スイレン・神代植物園)MK
スイレン科でスイレンと熱帯スイレンがあり、今日の写真は後者です。違いは水面で開花するときに水に浮いたまま咲く種類がスイレンで水面より上に伸びて咲くのが熱帯スイレンです。
神代植物園ではこの熱帯スイレンが温室ハウスの池で裁植されています。普通のスイレンより花弁がシャープで精悍な表情があり、熱帯の強さを感じます。花弁は螺旋状にたくさん付け大変魅力的な花です。
ハウスの中も日光が結構強くて花の表現が難しいのですが、かえって熱帯スイレンの味が出たかも知れません。自画自賛ですが・・・。
睡蓮の絵画で有名なフランスの印象派画家クロード・モネも晩年まで常に光の美しさを探求して好きな睡蓮の花を描き続けたくさんの作品があります。
MKさんの写真テクニックの素晴しさには何時も感心していますが、霧吹き・蛙・持参のプロ写真家には成るほどなぁと関心しています。
THさんはモネの本場を見てこられたのですね。貴重な体験です。ぜひモネの睡蓮の池アップしてください。睡蓮の池の畔で夫人が日傘を差しているのがありましたね。あれいいですね。あれば大きい絵でお願いします。
熱帯スイレンは最初ぼんやりと眺めていましたが望遠レンズ(300mm)で覗いてみると小生の説明のようにシャキッとした粋で魅力的な花であることが分かりました。YNさんの質問ですが花を写すときは、小生の場合、被写体が近くでも、まず望遠で花も顔をアップで見ます。それから引いて100mmとの間ぐらいで撮ります。レンズは殆ど開放でフレーミング(アングル)はズームだけでなくカメラの位置を前後に移動して決定します。マクロレンズは小さな山野草に近づいて撮るにはボケが美しいのでグーですが。池など近寄れないでボケを強くしたいときは200から300mmの望遠レンズが最適です。さらに接写リングを連接で着けて邪魔な部分や周囲をぼかすこともあります。YNさんも望遠250mmズームをお持ちなので充分ボケを効かした花の写真は撮れますよ。小生は三脚を殆ど使用し、Aモードで撮ることが多いです。参考になれば幸甚です。
名前の由来は日中は開く(目覚める)夜閉じる(眠る)という事で睡眠する蓮ということで睡蓮(スイレン)ですって。
MKさんは、花の撮影は必ずマクロレンズですか 花の写真は見るものに安らぎを与えますが、撮影は難しいです。