上の絵は私が目標とする中畑 艸人画伯の絵です。
京都造形芸術大学、通信教育部、洋画コースで2年間勉強してきた経験からアドバイスさせていただきます。
私は会社を退職後、大卒ですので1年の基礎勉強は免除され2年から編入しました。今まで2年間、順調に単位を取得し(1年目は27単位、2年目が23単位。)このあと予定では3年で24単位、4年で卒業制作を含めて余裕の14単位。合計88単位を取得して卒業という余裕のプラン(3年分を4年で卒業)で今年3年目に入るところです。大卒でない方だと4年間で129単位取得する必要がありますので4年間で卒業しようとすると、かなり強硬なプランでの勉強になります。ただし9年間の枠がありますので資金に余裕のある方など9年間楽しみながらじっくり勉強して卒業される方もいらっしゃいますので退職された方でしたら少し余裕を持って楽しみながら勉強し卒業されるプランをおすすめします。年に20日くらいスクーリング(必須)と言って通学して実技を受ける講義があります。他は家で絵を描いたり本を読んでレポートを書くという自宅学習が中心になります。スクーリングの場合、ほとんどの方は合格しますが自宅学習は人によっては怠けたり努力が足りずに合格しなかったりダラダラとした勉強で途中で落伍する方もいらっしゃるようです。働きながら勉強される方は資金が続かなかったり忙しくてスクーリングに出られなかったりして継続できない方や高齢者の方など病気で続けられないか方も、いらっしゃるようです。
スクーリングは1年、2年はデッサンや油絵の基礎を学び3年から自由制作、そして4年の卒業制作へと進みます。自宅学習では学術基礎(レポートの書き方など)、造形論、ヨーロッパ美術史、日本美術史、アジア美術史など。私は他に興味のある環境学や世界単位論、ヨーロッパ文化論、日本芸能史などをとりましたが体育、英語、フランス語などをとる方もいらっしゃいます。今は通信学部で勉強するという目標があるので充実感のある生活を送れています。大学卒業までに、これからの人生の目標となる何かをつかみとりたいと思っています。授業料は1年目が材料費やスクーリング費用などを含めて約40万円、2,3,4年目が約30万円。私の場合、大阪から京都ですので交通費はあまりかかりませんが、地方からの方は交通費と宿泊代が結構かかるようです。
私の友人では九州、四国、名古屋、金沢、三重など遠くから宿泊しながらスクーリングを受けていらっしゃる方も多いです。