木津川山の会

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2023年11月23日 貴船山 登山レポ-ト

2023-11-24 16:22:39 | 登山実績レポート
一か月半振りの公共交通機関を使った山登りには総勢34名(女性19名男性15名)の方々にご参加頂きました。男性の15名参加は3月の須磨アルプス登山以来で男同士の会話もそれなりに盛り上がりました。いつもは元気な女性の陰で・・・・なので。
天気は良好でしたが、やや曇りがち。晴天の前日、前々日に比べれば期待外れの感はありましたが、山歩きの中身はご担当のリーダーさんが何度も下見をなさったお陰で期待以上の満足の一日でした。今回は山で出会った登山者はゼロ!これは初めての経験です。一方で下山後に立寄った貴船神社は紅葉真っ盛りで人・人・人 ビックリ!ポンです。
全員無事登山を終えてのお礼参りも考えたけど・・参拝行列の長さをみて”give up ! ”
でも神社の前に”縁結び”のお札を発見・・今更こんなお願いが成就すると家庭争議の種にも?見ると、若い人が随分多く・・我々は今頂いている御縁を大切に!という事やね。

京阪出町柳からの叡山電鉄鞍馬行の電車に乗って紅葉の回廊を楽しんで二ノ瀬駅に到着。参加者の確認、リーダーさんから本日のルートを選んだ経緯を含めたきめ細かにご説明を頂いた後、9時15分頃に2班に分かれて出発しました。駅周辺も赤、黄色に染まった木々が広がる晩秋のfantastic-world!自然が我々登山者を癒してくれます。


暫くは整備された杉木立間を縫った山道を登ります。眺望はほとんどなく、登山道としては、変化の少ない道ではあります。


でも所々で出会う紅葉に元気が・・更に落ち葉はクッションとなっていて、一歩一歩を踏み出す度に心地よい感触が伝わってきます。


林業が盛んであったころに苦労され整備頂いた道であって、決して登山の為の道ではなかったのです。そのような道を歩かせて頂いていることに先ずは感謝です。


10:50 杉の木立を抜けて雑木林のゾーンに入りました。


紅葉の樹木が増えて、見上げると木々の先には青空、太陽光とのコラボで作り出した赤・黄・薄緑のグラデーション・・本格登山ルートに入りました。


11:10 貴船山(716m)山頂に到着です。ここまで誰とも会わず、山頂もやはり貸切状態。いつもは他の登山者に気を使っての集合写真の撮影ですが、今日はゆっくりとそれぞれがベストポーズを決めながら何度も撮り直し。
一応これが良いであろうと思われる写真を掲載いたしました。ご不満ある方がおられたらご勘弁下さい。


杉林の”静寂の世界”から視界が開け、太陽が降り注ぐ”陽の世界”にギアチェンジしました。滝谷峠を少し過ぎた広場でお食事タイム(12時~12時半)


我々だけの世界で存分のお喋り。本日初めてご参加のSさんご入会です。「宜しくお願いします」のご挨拶を頂いて出発です。


青空をバックにした紅葉した山をスマホに収めたり・・ゆったりと下ります。粘土質の滑りやすい急坂を下りこと約20分


13:20にはアスファルトの山道に降りてきました。
ここからの40分余りは山登りの緊張感から解放されておしゃべりに更に花が咲きます。口々から出る”楽しかったねえ”の声を聞いて本日のリーダーTさん、Nさんの顔から笑みがこもれます。苦労が報われた瞬間です。


14:20 貴船神社前に全員集合。リーダーさんのご挨拶。そして皆さんからは感謝を込めた拍手!拍手!ありがとうございました。 

次回に向けてバトンを受けたHさんから『 星野連山縦走 』のご説明→12月3日は15座登頂に止めてゆっくり登ります。
皆さま お疲れ様。Tさん、Nさん 再度有難う!未だ時間はあるかな? 以後はそれ ぞれの好みに合わせてお楽しみください。 次回もできたらご一緒に・・・。
 

2023年11月12日 『鎌ヶ岳―御在所岳』登山レポ-ト

2023-11-13 20:42:52 | 登山実績レポート
数日前の雨の影響で渡渉等での問題発生の懸念があった為、当初考えていた鎌ヶ岳登頂後の長石尾根ルートからの下山を断念。武平峠から鎌ヶ岳の往復登山+御在所岳の登り片道登山としました。下山は時間と安全を考えてロープウェイ。山の会として
はロープウェイを盛り込んだ登山は初めての選択でしたが、天候もほぼ曇り当日の雨は霧雨レベルで支障なく登山を楽しむことが出来ました。まあ―ルート変更も悪くなかったね!

精華町を6:20に出発したバスは数か所の木津川市ピックアップポイントを経由して総勢24名(女性17名、男性7名)乗せて走りました。山道に入るとバスのフロントガラスには予期せぬ雨が・・・『えー!雨の登山』で絶句。
でも9:25武平峠東の駐車場に到着した時には止んで、9:40、2班に分かれて皆んな元気に登山を開始できました。コースは短時間で登れるけど初めから急登が続きます。でも岩場もあって楽しめます。



9:55武平峠(880m)到着。御在所岳と鎌ヶ岳登山の分岐点ですね。
暫しドリンクと衣服調整タイム。


そこから暫く歩くとうっすらとした太陽の下に鎌ヶ岳の頂きが見えて頑張ろう!の気持ちが湧いてきました。


岩山そしてザレ場が続いており、グッドな眺望を楽しみながらも慎重に足を進めて行きます。曇り空ながら四日市市街の先には伊勢湾が見えます。やっぱ海の眺めはいいねえ!青空の下で見れたら更にえ~けど・・・。




高度を上げる度に見事な岩場が顔を見せます。岩の上に登ってワンショット・ツーショット・・登りのプロセスも楽しみます。時間かかるけどね。


10:30頃には山頂の姿が目の前で元気が出ます。


10;40山頂手前の岩山、足元はザレ場が続きます。




1,100m辺りから最後の登りを一気に登って10:55先行のA班、鎌ヶ岳山頂到着。雄姿のスマホに。


少し遅れて到着のB班も。共に鈴鹿セブンマウンテン鎌ヶ岳1,161mの標識をバックに満足の表情です。曇り空ではありますが、周りの山々の景観はなかなかのものです。






目の前には本日2座目登頂を目指す”御在所岳”が見えます。頑張って登ろう。


11:10下山開始 滑り易いので登り以上に注意しながら下ります。でも皆さん健脚だねえ!


11:55武平峠迄降りて長めの行動食によるエネルギー補給とドリンクタイム。


次は1,212mの御在所岳を目指します。ここもいきなり岩場の急登です。大丈夫かな?の不安をよそに皆さん元気に登って行きます。


振り返ると登頂を果たした独特の形をした”鎌ヶ岳”が見えます。


13:05長者池辺りの分岐点まで来ました。お腹も限界の空腹状態です。少し歩くとグッドタイミングで、屋根のある休憩場所がありました。ここで昼食を取ることにしました。各自場所を確保してお昼の癒しの時間!風も出て来てじっとしていると寒いね。でも温かい食事をお腹に入れるとエネルギーが湧いてきます。


A-B班はここでジョイント出来たので、ロープウェイに乗るまで御在所岳山頂に行く班とロープウェイ駅で休憩の班に再編成しました。8名は登頂果たし三角点で記念撮影。


駅で休憩組はレストランに行ったけど満員でゆっくり珈琲は夢!!
14:15全員合流してロープウェイで下山。山頂付近は視界不良でしたが少し降りると眼下に黄・赤の紅葉の森、ロープウェイの壮観も楽しみながら15分の空中遊覧を楽しみました。


 ”天気のいたずら?”で登山ルートは変わってしまったけれど、『これはこれで良かったかな』と思える山登りでした。こんな時しか御在所岳ロープウェイ乗る機会ないからね。
お世話頂いた Kさん Yさん Nさんありがとうございました。皆様お疲れ様でした。
次回は”貴船山”です。又一緒に楽しめたらいいですね。 See you next time!

2023年10月27-28日 『谷川岳』登山 レポ-ト

2023-11-05 08:05:58 | 登山実績レポート
 10日~1週間前の天気予報では曇りから小雨、しかも頂上付近は10mの風・・。
ホンマに実施できるのかな?悶々の日々。更にロープウェイの込み具合を現地の会社に前週土曜日に確認すると・『7時始発前に多い時には100人以上の方がチケット売り場に並びますよ。でも今日はいません』・いいねえ!・『うっすらと積雪がありますので』・・トホホ、緊急に”軽アイゼン準備”をホームページでお知らせする。そんな経緯がありましたが、登山当日は朝から晴れ。残雪も風もなし。心配された雨に会う事もなく、全員しっかり谷川岳の双耳峰を制覇し、見事な紅葉を楽しめよ。
やっぱり皆さんの日頃の精進そして鍛錬のたまものですね。みんなえー人なんや!
10月27日(金) 
木津駅前6:30出発して高の原駅前、学研病院前経由で26名(女性19名、男性7名)名神―中央道―信越道を通って延々600km弱の長旅で16時前に水上温泉のホテルに到着。夕食はバイキング・勿論食べ放題ですが、予約の時は気づかなかったアルコールを含めた飲み放題!!であること発見。ホンマかいな?でもホンマでした!ゆっくり温泉を楽しんだ後、6時からのバイキング&飲み放題・・”翌日登山”の頭は吹っ飛んで、思い切り食べて・飲んでの宴会モード。何人かはカラオケも楽しんだよ。
でも9時過ぎには切上げ、明日に備えて10時までにはGo to bed!・敷布団やけど。
10月28日(土)
6時10分乗ってきた長旅バスに不要な荷物は積みを終えて、リックを背負って現地調達の大型バスに乗り込んで6時20分頃ホテルを出発。6時40分にはロープウエイ起点の土合口駅に到着しチケット売り場に走りました。団体客は専用受付でチケット購入できたお陰で、始発便7時10分前後に16人乗りのゴンドラに乗れました。
麓は赤・黄色の染まった秋真っ盛りの様相・・登山の前座の興奮の時間!見事な景色にスマホも大忙しの15分間でしたね。


7時半前には全員天神平駅に到着して26名の登山前の雄姿を早速スマホに収めて、A,B2班に分かれて予定より30分早い7時半“いざ出発”です。


避難小屋までは勾配の小さい山道。でも濡れた木道は滑り易く、それなりの緊張感を持って歩きます。


見上げると紅葉の先には青空を背景に双耳峰山頂が見えます。登山者の心をくすぐる魅力ある山です。




途中鎖場、紅葉の小路を歩いて8;10避難小屋通過。


ここから本格登山で急登が続きます。岩場をよじ登り、木道歩きそして岩場。




8:45天狗のとまり場に着いて各自が個性的なポーズで記念撮影。仲間に刺激されて最高のポーズ!色々楽しんでますね。


9時半肩の小屋に着くころにはガスが出て来て視界を遮ります。


山頂も見えなくなりましたが、頑張って登ってA班9:40トマノ耳到着です。そして記念写真。


続いてB班もやっぱ記念写真共にえー顔してます。


そこから一旦下って登り返し。岩場の少し怖い処はありますが注意して歩いてオキノ耳・A班B班10時前後に到着。


双耳峰全員制覇の嬉しさが満面の笑みに・・思えば遠くに来たもんだ!でも値打ちあるね。






山頂で少し時間を取ったものの予定より20分は早く下山し帰路に着くことが出来ました。



帰りのバス、横川SAで調達の釜めしやビールも味わったりと最高の2日を楽しみました。谷川岳登山を企画しご先導戴いたIさん、Kさんありがとうございました。皆様又お山で!