木津川山の会

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上高地 & 焼岳登山(5/22~5/23)レポート

2022-05-25 16:30:51 | 登山実績レポート
5月22日 
木津川市の各所、最後に6時10分 精華町で3人をピックアップして参加メンバー18名(女性13人、男性5名)が勢揃いです。朝が早くバスの走りもスムーズ。快適な車内で昼食を取りながら懐かしの音楽、マスク越しの会話を楽しみ、途中でお土産も買って・いつの間にか・・上高地バスターミナルに。予定より早く11時半に到着しました。天気は晴れ、心はルンルンで河童橋を渡って直ぐ、宿泊先の西糸屋山荘に着きました。清潔感と趣のある“なかなかえ~宿屋”ですな。荷物を預け、二組に分かれて上高地巡りに向かいます。



 
 
『上高地散策組』は大正池へ、『焼岳登山組』は梓川周辺の散策へ
『上高地散策組』➡ 独特の幻想的な雰囲気を期待して訪れた大正池ですが、土砂の流れ込みで昔の面影が薄れて“池”→“河の一部”みたい?・・満足度はまずは中ぐらいかな?
 

 

『焼岳登山組』➡ 上梓川南岸から明神橋を渡っての2時間半の散策ルートを歩きました。
 





 

梓川は相変わらずの清流、ニリンソウの群生も素晴らしい、お猿さんとの出会い、嘉門次小屋に寄り道してヤマメとビールを楽しんだ人も。
穂高、明神岳の残雪は少な目でしたが、上高地独特の雰囲気は変わりません。


 

We have met two Israel gentlemen enjoying the big scene of Kamikohchi.
自由時間を楽しんだ後、山荘に戻って温泉で身体を休め、18時からビールと質量共に大満足の食事を楽しんで幸せの一日目を終えました。一部の方はafter dinner 飲み会も・・いいねえ~、でも22時前にお開きで翌日に備えました。




5月23日 
朝6時半山荘を出発してバスターミナルに駐車のバスに余計な荷物をおいて本日の行動開始です。
『上高地散策組』は戻って7時から朝食。『焼岳登山組』はタクシーに分乗して焼岳登山口へ。タクシー予約は不可で待ち時間を覚悟!でしたが、嘘の様に3台ゲット、7時過ぎには焼岳登山口に到着。(標高1650m)
深夜には雷雨あって、天候が心配でしたが前日以上の快晴に一安心です。

『上高地散策組』8人➡朝食後梓川沿いに歩いて明神→白沢出合から徳本峠に向かって登ると二輪草の群生!見事なものです。眺めているとなんと二輪草の中からグリーン草があるではないか・大興奮!!四つ葉のクローバーと同じで幸運が訪れる証の様です。今日も素晴らしい一日になりそうですねえ。
 

『焼岳登山組』10人➡7時15分登山開始。足慣らしも兼ねてゆっくり岩場の急登を登って行きます。1時間余り登ると残雪が所々に現れます。頂上までの残雪量が気になります。アイゼン装着のタイミングも。


8:50頃からは雪道が続きましたが、New-face、でも山登り経験超豊富なSさんのアドバイスでアイゼン無でキックステップで登ります。雪が適度の堅さで最適な歩き方と納得です。


9:15 細心の注意を要する雪渓のトラバース。斜面を時々見上げながら、間隔を空けて雪渓を横切ります。


9:40見上げると雪渓の先には焼岳北峯と青空。一気に雪渓を登ります。キックステップでゆっくりと足先に体重を乗せながら出来るだけ姿勢を崩さずにストックワークとのバランスを考えて登ります。それにしても真っ白な雪渓と青空は絵になるねえ。


10:40雪渓を登り切って岩山の世界です。積雪を許さない地熱! 二酸化硫黄、―硫化水素の含まれた有毒の水蒸気の噴煙。岩も触ると暖かさがはっきりわかり。雪は積もらんわな。
 

マスクを改めて付け直して高濃度のガスは吸わないように通過。11時過ぎ焼岳北峰頂上(2,098m)到着です。 




360度のパノラマ・・南に大きな御嶽山、東の穂高、北にはガスで見え隠れの槍ヶ岳の穂先を確認出来ました。




山荘で用意頂いた大きなおにぎりをほおばりながらの贅沢な一時です。頂上には30人位の登山者。比較的若い方が多かったかな?少なくとも我々よりは。
景色堪能、それぞれの雄姿と山のコラボ写真もしっかり取って11時40分に下山開始。雪渓は下山のキックステップ(かかとを強く踏み下ろす)で下ります。
細心の注意を払いながらもスキー場での雪遊びの気分にも。雪渓で暑さを感じない快適下山でした。でも登山経験豊富なリーダーがいたおかげだね。


 『上高地散策組』8人&『焼岳登山組』10人は中の湯温泉旅館で合流。
互いに写真を見せあいながら楽しかった一日を語り合います。焼岳の火山活動が生み出した上質の日帰り温泉に入って、一日の汗を流し、身体を癒しました。
15時30分予定通りに中の湯旅館を出発し帰宅の途に。
 
 お疲れ様! 『上高地散策組』リーダーHさん に感謝。『焼岳登山組』で急きょリーダーをお勤め頂いた新人?Sさん、木津川山の会では青葉マークでサブリーダー役を担って頂いたTさん ご両人に感謝。 大型新人Sさんの登場で“木津川山の会” 登山の基本知識の大切さを再認識しました。
 今回は2組に分かれて少人数の山歩きでした。隊にこれまで以上の纏まりがあってお互いしっかり交流できたようです。思わぬお土産ですねえ

 次回は 6月5日“蓬莱山”は行程が長く、急登もあり、木津川山の会基準ではレベル5の厳しい山です。ご自分の体力、技量と相談の上でご参加ください。
 今回は内容が豊富な為、長話となりました事ご容赦ください。

2022年5月8日 『堂満岳・金糞峠』登山レポ-ト

2022-05-09 16:54:23 | 登山実績レポート
 タイトな登山行程であることを考慮して入念な下見を頂き、交通機関の時刻、歩行のペース・行動時間の配分を適切に取って頂いたお陰で、参加者がストレスを感じる事なく山登りを楽しめました。ご担当者の見事な采配に先ずは敬意を表したいと思います。
天気・季節・登山先の三拍子揃ったという事なのか参加者は総勢36名(女性21名、男性15名)とちょっとビックリの沢山の方が参加されました。 満開の花たちに囲まれてとはなりませんでしたが、心地良い天候にも恵まれて、ブナの新緑、所々に咲くシャクナゲ、岩鏡、シロヤシロ、ツツジ等との出会い、琵琶湖の眺望、比良山系の山々、遠くには伊吹山の眺めも楽しめたご褒美盛りだくさんの山登りでした。

比良駅に8:41に到着。事前に考えられたトイレタイムをフル活用した後9:10発のバスに乗車してイン谷口バス停9:22に到着。バス発車直前に駅に着かれた登山者は積み残し。全員乗車できる予定を立てられたリーダーさんの先見性に感謝です。 

本日の登山行程ついてのご説明の後、九時半頃に登山開始。人数が多いので他登山者への迷惑を考えて、少し距離を取りながら、2つのグループに一旦分かれて登りました。
 暫くはブナ林の中緩やかな勾配の山道を登ります。
10時10分ノタノホリ到着し小休憩。



 徐々に勾配を上げるごろつき岩の山道をゆっくりと登ります。所々で倒木があり苦行でしたが10時50分に満開のヤマツツジと出会ってほっと・・その辺りから比較的フラットな堂満東稜道が続き、歩きながら休憩ですね。










真っ青な快晴の空と太陽を浴びた新緑のブナとのコラボは絵になる景色。心地よい空気にも癒されて・・やっぱり山歩きはえーですなあ。 所々に咲くシャクナゲ、岩鏡を愛でながら、時折見下ろせる琵琶湖の眺望にも癒されながら・・もう直ぐ頂上と思わせる急勾配を登ります。












12時先頭グループが堂満山頂上に到着しました。






密を避けて2グループは分かれて昼食をとりました。


琵琶湖と近江平野(盆地)、その先の山々、北東遠くに伊吹山も見えたよ。そんな別世界で疲れた体を休め、おにぎり、お弁当の味は格別です。幸せ~。お昼時間を利用して本日非会員でご参加のお二人(男性&女性)の入会手続き完了です。宜し~く


12時40分出発。山頂からはただ下るだけかな?と思っていましたが、それなりの登り返しもあって、それはそれで楽しめました。


途中でシロヤシロ、アカヤシロ(蕾)にも出会え13時過ぎ金糞峠通過、13時40分北比良峠に到着です。 












大きな広場に ほぼ我々36名の美女・美男(自称やけどね)のみと周りに迷惑はかけないので、久々の集合写真を取りました・・・幸か?不幸か?一人一人の美形は分からんけど。こんな時は何となく一体感ができるねえ。不思議だねえ? あくまで個人的感想ですが。


 下山後のバスの時刻は16時。ここまで予定通りとの事で安心しながらも次のバスは16:45と聞いて、頑張って歩きました。 先頭組は15時40分にバス停に到着。後続組も15時50分には到着し、36名全員の無事到着をバス停で確認OK。 他登山者もおられてバスは分散乗車となりましたが、比良駅改札口前で略式解散式しました。


本日ご担当のO様のご挨拶のあと16:21発の電車に乗って、楽しい一日終えました。この後も夫々のスタイルで楽しんだ方々もおられたかな?? 本日の素晴らしい登山を企画し、楽しい一日を演出頂いたダブルO様、F様ありがとう。次回 上高地20名、次々回 蓬莱山 難易度レベル5 無理せずご参加ください。 See you next time!