木津川山の会

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2022年12月11日 『大河原~笠置山』山歩きレポ-ト

2022-12-12 21:17:07 | 登山実績レポート
 未だ晩秋の雰囲気の残る初冬の川沿い歩きと低山の登山には、非会員1名の方を含めて30名(女性18名、男性12名)の方々が参加されました。 最適な天候に恵まれた山歩きでは、落ち葉を踏みしめながらの渓流沿い歩き、真近かに見るレトロな電車、ボルタリングを楽しむ若者の姿、歴史を物語る石仏、秋の終わりの紅葉の輝き、色々と楽しめた山歩きでした。

 大河原駅8:31に到着。 参加メンバーを確認した後ご担当の一人Fさんから笠置山上周回コース説明地図の配布、本日の行程についてご説明頂きました。出発の8:45は未だ曇り空でしたが、予報では雨の心配はなし。前回の二上山登山から一か月、会としては今年最後の山歩き開始です。
旧163号線舗装道路を200m程歩くと沈降橋です。


狭い橋を車が走っています。慣れたもんだねえ!我々も落ちないように気を付けながら渡ると直に恋志神社ですが、スルーして川沿いの東海自然歩道を歩きます。




十一面摩崖仏の前でしばし見学兼休憩。以後も所々に鎮座される石仏を横目に枯葉に覆われた山道を歩くと対岸に小さな発電所。更に歩を進めると名残惜しい紅葉が所々にあって目の保養になります。


10:10布目川に出ます。暫くは岩の造形を楽しめる布目川沿いを歩きます。10:20岩場の川原に降りて、上流下流に広がる自然が作った岩の芸術を楽しみます。


『布目川の甌穴(pot hole)』 河底のくぼみに、渦巻流が生じ中に落ち込んだ小石が回転しながら河床を深く削って出来た花崗岩製の穴・・数十万年~数百万年かかると推定・・そんな甌穴が9個ある珍しい場所だそうです。これ看板から引用です。歩いているからの出会いです。




更に行って線路渡ります。ちょっと待てばレトロなディーゼル車が来るので待機。10:50のお出ましに思わずシャッター!!スピードは出ていないのになかなかの風圧を感じました。


笠置駅前キャンプ場に近づくと若者が”ボルタリング”を楽しんでいます。素手で岩登り・これも凄い!


 笠置駅前公民館に立寄った後、登山口から笠置山に入りました。緑の木々と紅葉が同居する落ち葉の山道は心地よいものですねえ。


12時丁度に笠置寺正門・・30名からは団体割引との事で1割引30名分8,100円を払って入館した頃にはお腹の虫が騒ぎ出たので、眼下に『もみじ公園』を見ながら昼食場所の”貝吹岩の広場に急行。30ほどのお食事タイムを取りました。ここからの眺めもなかなか良いですねえ。




12:40 ”綿向山22名の応募アリ””赤坂山登山貸切バス使用の背景説明”の昼礼の後、12:45周回コースでの笠置寺参拝と岩山探検スタートです。紅葉も楽しみながら暫く歩くと正月堂。前に聳える弥勒摩崖仏を拝謁しながら、どうやって掘ったのか?1000年前に思いを馳せます。最古、最大の摩崖仏だそうです。






『胎内くぐり』、『太鼓岩』も楽しみながら『ゆるぎ岩』力持ち?の方々が岩を動かせることを確認しておられましたねえ。






13:20二の丸跡で30名の美男美女の写真撮影です。
勿論自称ですが・・そんな気持ちを持つことも大事ですから。記念になりました。



紅葉の見納めて山を降りると14時笠置駅到着です。 お疲れ様。 本日のご担当Fさん、Sさん、Nさんへの感謝の拍手があって、本日の予定は終了です。今日も楽しい山歩きでしたね。14:26予定通りの列車に乗って早目の家路となりました。
”After山歩き”はそれぞれのスタイルで・・の様でした。 
今年は皆様色々とご協力頂きありがとうございました。 来年も元気に山を楽しみま
しょう!早いですが、皆さま 良いお年をお迎えください。Have a happy new year!