木津川山の会

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御在所岳(10/23)登山レポート

2022-10-25 17:41:13 | 登山実績レポート
参加メンバー32名(女性21人、男性11名)の内22名は2週間前の白山を制覇した“つわもの”。そこに新たに10名の方が加わり大人数の登山でした。
今回は3班に分かれて登りましたが、天候にも恵まれ、白山とは違ってちょっとしたスリルも味わえる岩登り、奇岩の景観や伊勢湾望む雄大な景色を愉快な仲間たちと楽しんだ素晴らしい一日でした。それにしても人は多かったねえ。
9時前には『登山口駐車場』に到着しましたが、途中道路の路肩に止めている車の多さにはビックリ!登山道での渋滞が心配になりました。
9:05 A班出発、5分間隔でB班、C班出発しました。天候は晴れ。でも山岳地帯独特の気流の流れもあって、真っ青な空ばかりではなかったけどね。
『中道ルート』を登ります。9:30”おばれ岩”に到着。二つの巨岩の間に入ってポーズを決める若さを忘れない人。お気に入りの写真取れましたかな??


岩山が続きます。所々の岩に登っての写真撮影で、人が多くてただでさえ渋滞気味やのに・・・更に渋滞で・困った。にこやかな満足顔を見ていると・・仕方ないね。山は皆をそんな気持ちにさせくれます。




岩登り・砂地登り、滑りに注意しながら地蔵岩あたりにくると眼下の四日市の市街とその先の伊勢湾。




そして10:10最後尾のC班がキレット前に到着。そこには20~30人の滞留者・・キレット下り通過待ちです。(15分待ち)鎖を補助に使いながら足の踏み場を見つけて慎重に下ります。



キレットを過ぎても岩山が続きます。見上げると岩の先は青空。眼下の景色も宜しいなあ。気温は15前後かな?そよ風が吹いて最高の登山日よりです。C班が11:208合目に到着。紅葉が始まった山の木々が見られます。










11:45には富士見岩。残念ながら富士山は見えません。




山頂公園を通って最後尾のメンバーが山頂に到着(12:20)です。


A,B班メンバーの昼食場所に入り込んで一緒におにぎり、カップラーメン、手作り弁当を。決して豪華な昼飯ではないけど、贅沢な時間です!


昼食後、頂上三角点で、32人全員がフレームに納まりました。皆さんなかなかの美男美女・?・今も、…だった人。でもいい雰囲気で撮れています。


子供広場で”シャボン玉”飛ばしを眺めた後、13時過ぎ下山は『一ノ谷新道』です。



これもなかなかの厳しい”中級者向けコース”でしたが、助け合いながらゆっくり下って15:15 無事全員バスの待つ駐車場に到着です。
皆様お疲れ様でございました。又山に登りたいと思わせる楽しい一日でしたね。
今回の登山をご担当され入念にご準備頂いたO様ご夫妻、3班に分かれた為 リーダー、サブリーダーをお願いしたKさん、Yさん、Fさん、Tさん、Nさん ありがとうございました。 次回は『二上山』。次々回は『金勝アルプス』です。
又ご一緒に山登りを楽しみましょう! See you next time!

2022年10月2~3日 白山登山レポート

2022-10-09 08:36:08 | 登山実績レポート
10月2日 
木津駅前→高の原駅前、そして精華町JA前を5時50分参加メンバー24名(女性16人、男性8名)の乗車を完了。
慣れない早起きに眠気を感じながらも憧れの白山登頂を前に、ルンルン気分でマスク越しの会話も弾みます。
9時頃になるとバスの中では、持参or途中の高速道路SAで買ったサンドイッチ、おにぎりをほおばる人もちらほら・“これ昼食やったけ?”➡これは日没前の遅くとも16時半には山小屋に着く為の時間節約策の一つなんです“理解して!”→ 昼食を3時間前にスライドし、登山時の昼食はなしです。
まあ~二日間は生活リズムを山モードに切り替えて過ごしましょう。(笑い)
バスも安全運転に徹しながら快調に走り予定通り10時半前には『別当出合バスセンター』に到着です。早起きの運転手さんには感謝!
到着後本日のリーダーTさんの指導によるストレッチで体を解し10:40出発です。今回は他の登山者の方々への配慮 & お互いが一体感を持ってスムーズに登る為、二組に分かれた各12名のA班、5分遅れ出発のB班で登ります。入会から間もないメンバーも多く参加されていますので、今回の登山を機会お互いに名前と顔はしっかり頭に入れましょう。最低でも自班内11名は・・と皆さんにお願いしました。



今回のルートは登りを砂防新道、翌日下山は観光新道です。登山開始し直に吊橋を渡り、暫く歩くと原生林の中の急登です。


それにしてもえー天気です。真っ青な空と原生林の緑のコラボ最高やねえ。でもえー天気過ぎて1300~1500mあるのに結構暑い。汗たらたら・・用意してきたダウン、フリースの防寒対策とのギャップを感じてしまいます。


11:30 『中飯場』に到着して水分補給。


10分後に出発して次のチェックポイント『甚之助避難小屋を目指します。道は緩急ありますが、比較的なだらかになってきました。でも前半の疲れもあって少々ペースダウン。山頂はもっと先ですが青空をバックにした白山の山容が見えて来ました。“頑張らなくちゃ”との思いで疲れた足に応援を送りながらゆっくりと登って行きます。




13:25『甚之助避難小屋』少し手前で休憩タイム。登山開始の時に比べるとちょっと雲が出てきました。ボチボチ2000mまで来たこともあって、ずいぶん涼しさを感じるようになりました。暫しの休憩では行動食を食べ、水分補給、お写真タイムで一息つきます。13:35出発して13:40『避難小屋』(1965m)。


今夜の宿泊先の白山室堂(2448m)まで標高差約500mの標準所要時間は約100分。多少遅れても16時には着けるかな?日没時間が気になるものとしては、ちょっと安心感が頭を過ぎりますが、気持ちを引き締めて直に出発。



15:25『黒ボコ岩』に到着しました。こんな処に大きな岩を造る自然の偉大さに敬意!その岩のてっぺんに登って写真に納まる勇気ある山人もご立派です。(筆者はlittle bit 高所恐怖症。ちょっと下でワンショット)


『黒ボコ岩』を過ぎると別世界の湿地帯『弥陀ヶ原』です。サプライズ!!
”おー”の心の声が思わず出てしまいます。青空と白山の山容をバックにした笹の群生と所々に咲く花に囲まれた木道を歩きます。癒されますなあ!



16時白山室堂に到着です。お疲れ様。ゆったりとした2段ベッド下段で休憩の後、白山を眺めながらビールで祝杯!夕食後の17:45外に出て見事な夕日を眺めた後はGo to bed. 多くの方は19:30には眠りに着きました。超健康的です。(Nice)

10月3日 
朝4:50 24名全員揃って山頂を目指し、40分後に山頂 御前峰に到着。
ご来光の瞬間を待ちます。雲に隠れてくっきりとした太陽を拝むことはできませんでしたが、幻想的な光のグラデーション!これはこれで味わいがあります。






参加者全員で記念撮影!苦労はあったけど全員無事登頂!”来て良かった”を分かち合えた瞬間です。遠方には穂高連峰、槍ヶ岳が雲海の中から顔を出した見事な景色。たまらんなあ・・しんどいけど山登り止められんわ!






6時下山開始で御池巡りです。花崗岩の白い砂とコバルトブルーの御池、流紋岩らしき荒々しい岩の造形。次々に現れる山頂の景色に思わずシャッター。




一時間ほど歩いた処で白い池。よく見ると凍結した小さな氷河。やっぱり寒いんや!
山裾を眺めると緑のハイマツ、所々に紅葉したチングルマ等の高山植物が山肌を着飾っています。




一旦室堂山荘に戻って朝食後リックを担いで8:45下山開始。観光新道を歩きます。


10:05殿ヶ池避難小屋→別当坂分岐→別当出合バスセンター→駐車場13:30到着。白山登山完遂!これまでにないハードな登山でそれぞれに苦労はありましたが全員無事に楽しみ盛りだくさんの登山を終えました。





次の目的地は『勝山温泉センター水芭蕉』。つるつる感のある良質な温泉で体を癒した後のビール!!の味は格別でーす。予定終了。 お疲れ様!

本日のリーダーTさん(A班)Fさん(B班)。足のトラブルに困った数人を直接サポートされた方々、気遣いながら連携した行動で応援された方々・・今回も良き仲間達である事を再認識出来ました。皆様ご協力ありがとう。
 次回は【御在所岳】レベル4~5ですが体力的には白山登山ほどの厳しさはありませんが、岩登り、鎖場もあって油断すると危険を伴います。現状34名の参加申込ですが、当日は混雑も予測され、安全上からも3グループに分かれて登ります。下山時ロープウェイの利用は当日のご体調で最終的に判断ください。(現状は5名程度の方がご利用予定です。)
追伸 帰路バスには ①登山靴 ②ゴミ1袋 ③ピンクエコバッグ 忘れ物
 ①所有者判明で別途お渡し②H様のご厚意でお持ち帰り有り難うございます
 ③は次回 御在所岳登山時にお持ちします。 よろしく!