おもしろケアマネ全員集合! (監修:アヒルとガチョウの2人)

主任介護支援専門員・社会福祉士・精神保健福祉士・介護福祉士の男2人が『笑い』と『気づき』の情報を共同発信いたします。

今日の読売新聞 「最低保障年金創設」?? 【ガチョウ】

2008年04月16日 | 雑感
 今日の読売新聞は、一面から珍しい構成であった。新聞社として、年金・医療・介護・消費税などに踏み込んだ読売新聞社としての大提言がなされている。
後期高齢者医療制度保険料の年金天引き直後で、絶妙のタイミング。
何か意図がありそうです。今後、何かを仕掛けてくるかもしれません。

 出勤前に軽く目を通すが、本当に新聞社としての政策大キャンペーンである。
読売新聞社なので、政府与党の広報誌みたいなものか?
渡辺恒雄社主(会長・主筆)も自民党政治に深く介入している人なので、今後どんなアドバルーンを上げてくるか見ものである。しかも福田・小沢の大連立の失敗仕掛人として、この後期高齢者にも注目をしたい。
 
 けれども、渡辺会長って上手く成功を収めたことないですよね!
巨人戦を視察すると負ける。球界・球団のリーダーシップでも沈没する。政治介入も裏目ばかり。ただ吠えているだけの人かもしれません。でも誰も吠える人がいない昨今大した後期高齢者である。

 さて中身を大雑把に見ると、政策提言としては面白い。賛否は別として、福祉業界に身を置く者は、目を通す価値はあろう。また自分の業界の提言なので、勉強材料にもなるし、国民としても判断が必要になってくる。
 
 20代・30代の人は、箱物の中で働くだけでなく、自転車や軽自動車で訪問するだけでなく、マクロ的視点で福祉・介護を考えて欲しい。介護の平均給料が20万円、全産業平均が30万円である。気がついた時には、自分の人生が取り返しのつかないことになっているかもしれない。自分の福祉を考えることが最重要と思えてならない。