おもしろケアマネ全員集合! (監修:アヒルとガチョウの2人)

主任介護支援専門員・社会福祉士・精神保健福祉士・介護福祉士の男2人が『笑い』と『気づき』の情報を共同発信いたします。

運動不足は10歳ふける?? 【アヒル】

2008年04月09日 | 雑感
ロンドン大学の研究によると、細胞分裂のたびに短くなる「テロメア」と言う塩基体を調べた結果、運動習慣のある人、ない人では塩基対の長さが違い、週3時間程度運動をする人と16分程度しかしない人では、10倍短くなっているらしい。

平均で1年に21塩基体が減っていくので運動不足の人は200塩基体が短かった。つまり、運動していない人は、生物学的に見て運動している人より10倍早く老けてしまいす。

高齢者に多く出会う仕事をしていると、長い生きイコール幸せとは思えないが、カラダが動けば自由度は増すし、人の手を借りなくても出来ることが多くなる。

体験的にどうも運動している人は元気で長生きだと思う。ただし激しすぎるのはダメ、アスリートがみんな元気で長生きでもない。大切なのは程度と言うことだろう。コンスタントに身体を使い、出来ればストレスをためないこれが一番だろう。

偏見でなく、アヒルが出会った人で農家は皆さん大方お元気だった。腰が曲がっていたりはされるが、しっかりと動かれている。デイサービスに行くより、畑仕事のほうが自立支援になってると言うことだろう。

都会のサラリーマンがリタイア後は田舎暮らしで、晴耕雨読をするのとは年期が違う。

ケアマネもカラダを使わないほうの仕事になるので、意識して身体を動かすようにしたいものであります。アヒルも出来るだけ車を使わず、自転車や歩きで出かけるようにしている。(職員が増え車が足りないことも一因ですが!)車を辞めて6年になるが、最初はぜんぜん登れなかった坂がしらないうちに登れるようになったりする。それから、体調の善し悪しがよく分かる。

カラダも道具と思えば、ある程度は使ってやらないと上手く働かないし、長持ちしないと言うこと。メタボ対策もあるけど、意識して使って行きたいものです。。

ケアマネも高収入を期待できる仕事ジャないので、気兼ねなく使えるのはカラダだけですネ。。

相談って難しい。  【ガチョウ】

2008年04月09日 | 雑感
 皆さま、このブログにお越しいただきありがとうございます。
最近は、約100人位の方が毎日お読みいただいているようです。

 昨日の読売新聞の人生案内は、私にとっては本当に面白い内容でした。
ちょっと身近な人と重ね合わせられたからでしょう!

 さて、2日連続笑わしてもらえるわけもなく、今日も人生案内を読んでみました。
私たち対人援助職にとって、クライアントの価値観や家族構成や真の希望を知ることは大切であります。地域地域包括支援センターや介護予防指導者研修などでも、「その人らしさ」なんていうキーワードがたくさん使われていました。かなり、その人の領域に入るわけですね。

 そうは言っても、これが難しい。相手にとって心地悪い内容をどう伝えるか?
それは、否定することが必要な場合があるからです。
私たち対人援助職は、お題目のようにバイステックの7原則や介護・援助の原則だけに走りがちです。ほとんどの原則には例外や変則があります。
 
 さて福祉相談は無料で行なわれていることが多いです。この無料が相談する側・受ける側にとって曲者です。お金をいただけば良いということではありません。差し当たり無い、角の無い、心地よい等の核心に入らない相談・助言をしていませんか? 下手をすると介入をしない表層だけの相談で終わらせようとします。

 例外的な助言を求めている人もいます。核心を急ぐ人もいます。
否定されることで、理解できることも多いです。
絶対に物事の裏側や例外的視点など多角的に考える必要があります。

 立松和平氏は、核心を述べられていますし、相手の価値観も否定もしています。
おそらく、福祉無料相談では、ああいう回答は出来ないですね。
意外と私たちはクライアントと身近すぎたり、利害関係があったりしているかも知れません。だから脳内の回路が、安全な方向に意識的だったり無意識に働くことも有りませんか? 多くの人が相手にから嫌われたくないということがあるらしい。

 弁護士のように報酬を支払うクライアントの利益のみならず、真の福祉相談や富裕層向けの福祉相談など間口が広がっていく必要があると感じてしまった。今の福祉は、低所得者だけのものではないと開業社会福祉士が力説していたことも思い出す。富裕層も福祉で困っているんだよと・・・・・・・