改善ができないまま時間が過ぎ、また、ケアマネジャーから相談がある。
「とうとう限界に来た!」と言う。未収金が増える、ヘルパーに借金の申し込みもある。
もうお金を貸すことはなくなったが、生活状況が分かれば頼まれるのも、断るのも辛い。
担当も派遣も苦しいという切実な訴え。
さっそく詳しい状況確認に入る。以前はハッキリしない返事をされていたが、困窮生活になっている理解があり、経済的虐待であることも認識してくれた。
介入と時を同じくして夫が再出血する。一旦治療優先となる。約1ヶ月後病院から家族との連絡が取れず入院費が未払いになっていると相談がある。事前に連絡していたが予想通りの結果となる。
こうなるともう打つ手は一つ。経済的虐待を理由に市長申し立てを行うこととする。夫は意識はあるが言語機能の障害が見られコミュニケーションが取れない、後見レベルと判断できる。
入院中に後見人をつけるため関係者で動き回る。病状も固定し座位も困難となった。妻の障害を考えれば在宅生活は困難と判断する。
後見人をつける作業のなかで長男が年金を担保に300万を借り込んでいることも判明する。そうなると通帳を介してもらっても生活が入らない。
返済まで約1年ある、そうなると生活ができない。急遽、返済が終了するまで生活保護をかけることになる。夫に司法書士の後見人が選任され、療養型病院に入院される。
権利擁護事業を契約し妻の生活費を管理しながら、入院費の返済も含めて支援をする。この間長男や長女にコンタクトを取るが長男は全く反応なし、長女も関係が悪いことを理由に支援を拒否される。
唯一、妻の母親が協力を約束してくれたがなにぶん高齢で実質的な支援はできない。心の支えになってもらうことを期待する。
市長申し立てによる成年後見、生活保護、権利擁護事業と考えられる対応を全て取った。そして2年が経つ。
「とうとう限界に来た!」と言う。未収金が増える、ヘルパーに借金の申し込みもある。
もうお金を貸すことはなくなったが、生活状況が分かれば頼まれるのも、断るのも辛い。
担当も派遣も苦しいという切実な訴え。
さっそく詳しい状況確認に入る。以前はハッキリしない返事をされていたが、困窮生活になっている理解があり、経済的虐待であることも認識してくれた。
介入と時を同じくして夫が再出血する。一旦治療優先となる。約1ヶ月後病院から家族との連絡が取れず入院費が未払いになっていると相談がある。事前に連絡していたが予想通りの結果となる。
こうなるともう打つ手は一つ。経済的虐待を理由に市長申し立てを行うこととする。夫は意識はあるが言語機能の障害が見られコミュニケーションが取れない、後見レベルと判断できる。
入院中に後見人をつけるため関係者で動き回る。病状も固定し座位も困難となった。妻の障害を考えれば在宅生活は困難と判断する。
後見人をつける作業のなかで長男が年金を担保に300万を借り込んでいることも判明する。そうなると通帳を介してもらっても生活が入らない。
返済まで約1年ある、そうなると生活ができない。急遽、返済が終了するまで生活保護をかけることになる。夫に司法書士の後見人が選任され、療養型病院に入院される。
権利擁護事業を契約し妻の生活費を管理しながら、入院費の返済も含めて支援をする。この間長男や長女にコンタクトを取るが長男は全く反応なし、長女も関係が悪いことを理由に支援を拒否される。
唯一、妻の母親が協力を約束してくれたがなにぶん高齢で実質的な支援はできない。心の支えになってもらうことを期待する。
市長申し立てによる成年後見、生活保護、権利擁護事業と考えられる対応を全て取った。そして2年が経つ。