冬ソナ20周年企画/
ペ・ヨンジュンの2002年にタイムスリップ5「愛着」
『冬のソナタ』の第18話として放送された場面の撮影が続いている。
『冬のソナタ』の第18話として放送された場面の撮影が続いている。
夕方にチュンサンとユジンが海岸近くの市場へ行くシーンが忘れられない。
本当に二人は楽しそうに、残り少ない時間を楽しんでいた。
チュンサンが食べ物を買いに行き、ユジンは約束した場所で待っていた。
チュンサンが食べ物を買いに行き、ユジンは約束した場所で待っていた。
しかし、ある年配の女性に荷物を持ってほしいと頼まれて、
その場所を離れてしまう。
戻ってきたチュンサンはユジンがいないことに驚き、
あわてて市場の人波の中で彼女を探す。
彼には、この旅がユジンとの最後の思い出、という気持ちがある。
彼には、この旅がユジンとの最後の思い出、という気持ちがある。
それだけに、余計にユジンがいないことにあせり、不安でいっぱいになる。
それは、ユジンのいない毎日を早くも暗示する瞬間であった。
この場面は、NHKで放送された編集バージョンではカットされていた。
しかし、NHKの四度目の放送で韓国オリジナル版の
字幕バージョンを放送しているので、その中で見た人はかなり多いだろう。
ようやくユジンを見つけたチュンサンが、彼女に向かって珍しく怒る。
ようやくユジンを見つけたチュンサンが、彼女に向かって珍しく怒る。
「僕がいなかったらどうするんだ……」
声を荒らげながらも、自分が去ったあとのユジンを心配している様子を、
声を荒らげながらも、自分が去ったあとのユジンを心配している様子を、
ペ・ヨンジュンはやりきれないほどの切迫感を持って演じていた。
そして、きわめつけの名場面。
ユジンが寝たあと、深夜の海岸に1人立ったチュンサンは、
ユジンとの思い出の品々を次々と海に向かって投げつける。
そのときのチュンサンの悲しみを、
そのときのチュンサンの悲しみを、
ペ・ヨンジュンは明日世界が終わってしまうかのように演じた。
感情表現という意味では、このときの演技が
感情表現という意味では、このときの演技が
ペ・ヨンジュンのキャリアの中で特に難しかったのではないか。
その後も、『スキャンダル』や『四月の雪』で感情の表し方が
その後も、『スキャンダル』や『四月の雪』で感情の表し方が
難しい演技があったが、すべてを考え合わせても、
『冬のソナタ』で演じた深夜の海岸の場面にこそ、
俳優ペ・ヨンジュンの真骨頂が現れていたように思える。
それは、多くのファンと共通する点ではないだろうか。
それは、多くのファンと共通する点ではないだろうか。
だからこそ『冬のソナタ』の第18話は、
ファンにとって忘れられない回になっているのでは……。
あのとき、ペ・ヨンジュンがチュンサンになりきって
あのとき、ペ・ヨンジュンがチュンサンになりきって
深夜の海に捨てた未練は、誰の心にもある、
叶わぬものへの限りない愛着だった。
それさえも捨ててチュンサンは一体どうやって生きていくのか……
それさえも捨ててチュンサンは一体どうやって生きていくのか……
劇中に入りこんだかのように、多くのファンの心配は尽きなかった。
(次回に続く)文=康 熙奉(カン・ヒボン)
(次回に続く)文=康 熙奉(カン・ヒボン)
私は、2話あたりから、ネット配信で視聴したので、
ヨンジュンの声で、カットもないフルバージョンで見ていました。
海に想い出を捨てるシーンは・・・・泣きましたァ~
チュンサンの悲しげな顔が思い出されます・・・
そして、男の涙の美しさを感じたシーンでした。
NHKの地上派は、60分に切っていたので、
1話あたり10分前後はカットしてました。
つまり、20話で200分・・・・3話分くらいがなかった訳です。
こうして、「冬のソナタ」を回想していると、
また見たくなりましたよ。
今日から見ようかな・・・