☆一応、「ウィキペディア」について個人的な印象を言うと、どうも日本語版と外国語版には相当差があるようです。日本語版でもやや西側寄りの記述は当然、見られます。これは「ウィキペディア」が西側のコンテンツである以上、やむを得ない部分でしょう。項目にもよりますが日本語版を読む限りでは、専門の研究者か学者が記述しているように見えます。そして見解が分かれる部分については、訂正などもしているのではないか・と推測しています。私が読む項目は、かなり専門的な事柄が多いですから、そこら辺の駆け出しは書けません。そんなのは記述として採用しないと思います。だから個人的には、かなりの信頼性を持って読みます。
ところが❓
フランス語版と英語版を見ると、相当いい加減ですね❓そして、内容が偏向している部分もあるようです。この辺りは、やはり読む方の知識と読解力が必要なようです。全部、何かを信用したり頼ったりしては、いけない・と言うことでしょう。特に外国語版「ウィキペディア」を読む場合は、注意して読んだ方が無難なようです。
産経新聞
「産経新聞はお断り」の移民支援団体 その理由はウィキペディアの乱暴すぎる定義
パリの窓
2025/2/7 07:00
https://www.sankei.com/article/20250207-WVDBQ365LZKAJG5VMFAXWDMQWI/
一部引用
『 そこで、仏語版ウィキペディアを見て驚いた。産経新聞は「歴史修正主義者たちの伝達役」とあった。出典は、24年前のルモンド外交月刊紙の記事。自虐史観の見直しを求める教科書運動で、本紙が後押ししているという内容だった。英語版は「極右新聞」と書いた韓国の英字誌を引用していた。言葉の壁があるとしても、定義が乱暴すぎる。
取材を断られた恨みではないだろうが、くだんのフィガロ紙は最近、ウィキペディアを痛烈に批判した。出典が左派系紙に偏っていると指摘し、「もはや中立原則は消えた」と手厳しい。同紙によると、ジェンダー偏向をなくすとして、報酬を出してコンテンツ量産を促す団体もあるらしい。米国では実業家、イーロン・マスク氏がウィキペディアのボイコットを呼びかけて物議をかもす。』
私は「ウィキペディア」の記述を多数引用したり説明に「ウィキペディア」の記述のリンクを付けたりします。
「ウィキペディア」の記述と言えども間違いや偏りは、ある事は時々書いています。
しかし、ほとんどの記述は研究者や専門の学者が書いているケースが多いです。だから記述内容も詳細ですし長いです。
産経新聞のフランス語と英語の記述の例を見ると・・・
仏語版ウィキペディア
出典は、24年前のルモンド外交月刊紙の記事
英語版ウィキペディア
「極右新聞」と書いた韓国の英字誌を引用していた。
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単に項目を書いたと言うだけで内容の検証や更新は一切されていないようです。
<フランス保守系メデイアのフィガロ紙の痛烈なウィキペディア批判>
『取材を断られた恨みではないだろうが、くだんのフィガロ紙は最近、ウィキペディアを痛烈に批判した。出典が左派系紙に偏っていると指摘し、「もはや中立原則は消えた」と手厳しい。同紙によると、ジェンダー偏向をなくすとして、報酬を出してコンテンツ量産を促す団体もあるらしい。米国では実業家、イーロン・マスク氏がウィキペディアのボイコットを呼びかけて物議をかもす。』
フランス人が見ても、こう考えているわけですから、問題によっては単なるプロパガンダ機関になっている場合もあるようです。
今、西ヨーロッパの国は左派系の考え方が主流です。左派系の欠点は何回か書きましたが、自己中心的で異論や反論を許さず絶対否定する点にあります。そして排除して封殺します。仲間内の独裁主義と言うべき傾向があります。
これが、今EU政府や西ヨーロッパ各国政府に内在する共通の欠陥です。
だから、一回何かを決めると改善したり止めたりすることは、かなり困難です。
間違いを、ず~と継続します。「人間のやることには間違いは付き物だ」という常識を理解しません。
これは、左派の持つ根本的な欠陥と言えます。左派が政治を支配すれば、段々異論や反論は排除されていくと思います。
行きつく先に何がありますか❓
その一つの例が、旧ソ連型社会です。ナチス・ドイツは歪んだ変形例です。
「ウィキペディア」はある程度信用していましたので少し、驚きました。
やはり、何であろうと全面的には使用しては、ならないと言うことのようです。
自分で一応考えてみることが必要ですね。それには自分が中立であることが必要です。
中立であれば、右であれ左であれ偏向が分かります。
どちらかに偏っている人は、分からないと思います。
今、二元論的考え方が多いです。二元論になるとプロパガンダばかりになります。
中立や公平の立場に立つ人の意見や見解は大切だと思います。
※関連日記目次
項目「ヨーロッパ」の目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/70484af7010580642c91d2a502a7002d