「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

2024大相撲初場所9日目と大相撲ノンビリ物語「一山本」<2024.1.22

2024-01-22 18:37:22 | スポーツ

(2)2024大相撲初場所9日目の結果は、あとで書きます。
◎8勝1敗
琴ノ若
阿武咲
大の里
◎7勝2敗
照ノ富士
霧島
豊昇龍

▼朝乃山※休場
大栄翔3敗に後退
王鵬3敗に後退


(1)北海道は相撲処
昔の話で今、幕内力士は「一山本」と「北青鵬」の二人しかいません。「北青鵬」はモンゴル人で日本人は「一山本」だけです。時代が変わって北海道は相撲不作地帯になりました。まあ、それも時代の流れで已むをえません。高校野球と同じで施設や指導者を考えると、廃れるのも仕方ないのかもしれません。

「一山本」の大相撲人生は、超ノンビリです。

※学生時代は目立った成績もなく大学卒業後は田舎で公務員に就職しました。プロになる気は、全然なかったようです。
しかし相撲は続けていて、2016年の国体で個人16強入りしたのをきっかけに考えが変わったようです。
結構、同期や1~2学年上ぐらいで大相撲入りした仲間はいたと思います。幕下上位や十両くらいまで出世したのもいたのでしょうね❓
「まだ、やれるんじゃないか❓もっと相撲を続けたい」
と、思ったようです。

「一山本」にとって運が良かったのは、その年2016年9月に日本相撲協会が25歳未満の特例入門制度を決定したことです。『理事会が承認すれば25歳未満まで受検対象に含める』と言う内容です。
この特例制度適用第1号が「一山本」でした。
この特例制度がなければ、年齢制限に抵触して入門は出来ませんでした。
二所ノ関部屋(師匠・12代二所ノ関)に入門して、2017年1月場所の前相撲からスタートしました。

その後順調に出世して・・・
3年目の7月場所で十両昇進(26歳)
幕下と十両を昇降しながら
5年目の7月場所で新入幕(28歳)
その後、十両が2場所あったものの幕内に定着
陥落した十両では、2回十両優勝

こんな調子で現在に至り、今では北海道出身のたった一人の幕内力士になりました。「一山本」が偶然みたいに大相撲入りしていなければ、北海道の幕内力士はゼロになるところでした。

ゆっくり入門してのんびりと出世の階段を上り5年かかって幕内まで出世しました。その間、ゆっくり成長を続けたと言うことでしょうね❓
しかも、十両に陥落した時は2回とも十両優勝するところなどは、結構しっかり者です。
十両では、もう強すぎますから当分は幕内で相撲を取るのだろうと思います。
今場所が幕内10場所目で、いつの間にか幕内の常連になりました。こんな出世の仕方も、いいですね❓
なんちゃって・幕内❓
十両だと思っていたら気が付いたら幕内にいました。
ステルス幕内❓

※主な履歴
道南の日本海側の海村
岩内郡岩内町
11,112人
1993年10月1日(30歳)
187.0cm146.0kg
高校総体で32強
中央大学
全国学生相撲選手権大会で個人16強
卒業後、北海道福島町役場に就職
2016年の国体では個人16強入り
その後、プロ入りを決意

当時既に23歳と新弟子検査の年齢制限に抵触していた
2016年9月に日本相撲協会
理事会が承認すれば25歳未満まで受検対象に含めることを決定。
この特例制度適用第1号
二所ノ関部屋(師匠・12代二所ノ関)に入門して2017年1月場所で初土俵(前相撲)
3年目の7月場所で十両昇進(26歳)
幕下と十両を昇降しながら
5年目の7月場所で新入幕(28歳)
その後、十両が2場所あったものの幕内に定着
陥落した十両では、2回十両優勝

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