西側(=日本)のメデイアはウクライナの広報を垂れ流すだけで、事実を伝えようという姿勢は、ほとんどありません。この部分では欧米政府の情報統制が効いており、逆らえません。時々NYタイムスが、ややウクライナに不利な記事をアップするくらいです。
特に日本のメデイアは、情報統制がひどいですね❓
欧米のメデイアが報道していることすら報道しないケースが多いです。
イラク戦争でもそうでしたが、欧米の関与する戦争には報道の自由はありません。ひたすら西側のメデイアは、各国政府のプロパガンダ機関になります。
この面では、自由主義国家も独裁国家も全く同じです。
考え違いしている人が多いと思いますが、肝心なことは情報統制するのはどちらも同じです。
それに反すればメデイアは潰されますから、結果として情報統制に従うしかありません。特に民営の場合は、広告を絞られれば一発アウトです。
そんな理由でアウデイーイウカ陥落前後のウクライナの状況を報道した西側のメデイアはありませんでした。
例によって「Hara Blog」を除いていたら面白い記事を見たので紹介します。
※ご注意
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記事
2024年02月21日02:23
『ASIA TIMES「政権交代が起こる - キエフで」揺らぐゼレンスキーの政権基盤』
Asia Times Online
アジア・タイムズ・オンライン
サイトの説明
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3
香港に拠点があるので、欧米の統制が効かないのが「ミソ」です。そのため欧米のメデイアでは報道不可能と思われる記事も掲載するようです。
紹介する記事は、スティーブン・ブライエン氏の記事の転載のようです。人物紹介
「スティーブン・ブライエンは、上院外交委員会近東小委員会のスタッフディレクターおよび政策担当国防副次官を務めた。 この記事は 最初に彼の武器と戦略のサブスタックで公開され、許可を得て再公開されています。」
このような履歴の人物が公開した記事です。
前置きが随分長くなりましたが、記事の内容が内容ですので、記事の信頼度を判定する材料を示しました。
問題の記事とは❓
Asia Times Online
(アジア・タイムズ・オンライン)
Regime change is coming – to Kiev
(政権交代がやってくる – キエフに)
by Stephen Bryen February 20, 2024
https://asiatimes.com/2024/02/regime-change-is-coming-to-kiev/
「Google Chrome」で読むとポップ・アップ・ウインドウが右上に出て「日本語」をクリックすると全文翻訳してくれます。
結構、詳しくアウデイーイウカ陥落前後のウクライナ軍の状況とシルスキー最高司令官の指揮、そしてゼレンスキー氏の命令や本人の混乱ぶりが書かれています。
実際に自分で読んでください。
記事の末尾だけ翻訳文を引用
『肝心なのは、ゼレンスキー政権がぐらつきつつあるということだ。ゼレンスキー大統領の戒厳令に基づく政権のため、選挙や公開の政治プロセスは存在しない。しかし軍内の怒りは増大しており、遅かれ早かれ軍は指導者、おそらくザルジニを選ぶだろう。
キエフでは間もなく政権交代が起こるだろう。』
これは、あくまでスティーブン・ブライエン氏個人の見解です。しかし記事内容を含めて、まず西側のメデイアでは見ることの出来ない内容だと思います。日本のメデイアでは不可能ですね❓
実際に自分で、「Google Chrome」の翻訳文を読んでください。今、不十分にせよ「Google Chrome」の翻訳機能を利用すると、ほとんどの外国語で書かれた記事やニュースを閲覧できます。せっかく、こんなサービスがあるのですから利用したらいいと思います。
※一応、ここに翻訳があります。ただし、セキュリテイ上の注意は守ってください。
http://hara.livedoor.biz/archives/52337440.html
※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27