「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

女子Wカップ>日本躍進の秘密を探る<2023年8月

2023-08-09 21:06:19 | スポーツ

私は疑問を持つと、つい調べるタイプの人間です。
おかしいと思うでしょう?
2011年・2015年大会であれほど活躍した日本が、なぜその後低迷してしまったのか?
優勝・準優勝を達成した次の大会でベスト16で納得できますか?

黎明期を調べました。
2008年2016年佐々木則夫監督時代です。
オリンピック2008年4位 2012年準優勝
Wカップ2011優勝、2015準優勝
これほどの実績がありながら退任したのは、リオデジャネイロオリンピック2016アジア予選で敗退したからです。

次は低迷期です。
高倉麻子監督時代
2016年4月27日~2020年8月31日
2019年Wカップベスト16
2020年東京オリンピックベスト8

次は、復活です。
池田太監督時代
2021年10月1日~
履歴
AFC U-19女子選手権2017にて優勝
2018 FIFA U-20女子ワールドカップ初優勝
同年のAFCアニュアルアワードでAFC会長特別賞を受賞

現役時代は、浦和レッズの左サイドバックで1993~1996と選手生活は、短いです。青山学院大学卒ですので最初から指導者の道を志していたのでしょうね。その後、コーチの時代が長いです。
ユース・チームを優勝に導いた実績を買われたのだと思いますが、女子日本代表監督に就任します。
今回が、初めてのWカップです。
すでに、ベスト8まで勝ち上がりました。
しかも、圧倒的な強さです。

そんなに代表チームが、たった1年半ぐらいの期間に劇的に強くなりますか?
なる訳がないです。

理由を調べてみました。
高倉麻子監督は、非常に歪なチームを作っていました。
23人のメンバーのうち・・
28歳以上のベテラン5人
25歳~27歳の中堅3人
24歳以下の若手15人
次の東京五輪でメンバーを入れ替えますが・・
18歳1人23歳2人25歳1人27歳1人
Wカップのいびつなメンバー構成に輪をかけるような招集です。
(※ただし、敢えてそうしたのには理由があります)
2023年8月10日 5:35
女子Wカップ>高倉 麻子前監督は何を考えていたのか?<2023年8月
https://smcb.jp/diaries/9108822

※高倉 麻子前監督は、代表チームの改革と世代交代を進めるために敢えてこのような若手に偏重したメンバー招集を断行しました。



池田太監督時代
今回のWカップのメンバー
28歳以上のベテラン3人
25歳~27歳の中堅10人
24歳以下の若手9人
うち19歳 DF1人 MF1人 FW1人
各ポジション別に1人招集しています。
次の世代を育成する布石ですね?

池田太監督は、中堅でメンバーを固めてそこにベテラン3人と若手を加えてチームを作っています。

池田太監督は、コーチの時代が長いですから選手を指導することもできますし、監督としてはユースチームを優勝に導いた実績があります。

池田太監督のやったことは、メンバーを年齢でバランスよく招集して、戦術を徹底したことです。だから今の日本チームには、迷いや怯みがありません。監督と仲間を信じて全力でプレーしています。

池田太監督は、日本代表を本来の日本代表に戻しました。2011年2015年の強かったころの日本代表が復活した理由です。

池田太監督の最大の功績は?
宮沢ひなた選手の才能を見抜いて徹底的に指導して育てたことです。ワールドカップの大舞台でブレイクしました。
4試合5得点です。
昨シーズンが20試合1得点の選手です。
信じられますか?



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