「北の山・じろう」日記

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ロシア軍の春の大攻勢はアウデイーウカ戦線で始まった❓<ウクライナ紛争2024.04.28

2024-04-28 20:26:50 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

これは、アウデイーウカ戦線の現状を見るとそのようです。
ロシア軍の偽装工作が功を奏して、アウデイーウカ北部のオチェレティネOcheretyne陥落については、なんだか良く分かりません。
しかもご丁寧に攪乱情報も出して、更に分かりにくくしています(ロシア軍)。

それ以前の話としてロシア軍が、どの戦場で春の大攻勢をかけるのかが不明でした。
結構、あちこちでそれらしき様子を見せています。

まずチャシブ・ヤールChasiv Yarです。
ここはかなり肉薄していて、多分ここに攻勢をかけるのではないか❓と言うのが大方の予想だったと思います。私もそう思っていました。

他にも候補があります。
ハルキウ州クピャンスク。
ここに4万人規模の部隊と戦車を含む1000両の戦闘車両を
待機させています。相当危ないですね❓

アウデイーイウカ市街陥落後、4万人規模の部隊をマリンカ南に移動させました。ここか❓とも思います。

仕上げは、ベルゴロド州です。ここでは国境付近の地雷の除去作業を始めました。地雷を除去すると言うことは、ここから攻める意図があることになります。
一部情報では、ウクライナ軍は有り合わせの部隊を向かわせたそうです。

これで、ロシア軍の攻勢予定地域を予想できる人は軍事の天才です。

※実は、アウデイーウカ市街を多大な損失を出して陥落させ、ここはもう当分しないだろう・と思っていたアウデイーウカ戦線で春の攻勢が始まったようです。

オチェレティネOcheretyne陥落に関しては情報が錯綜していて何が理由か分かりません。
ウクライナ軍の隙をついてロシア軍の小部隊が奇襲攻撃をかけて成功したような情報が流されています。

https://forbesjapan.com/articles/detail/70611
しかし、この記事を読むとそんな小規模な部隊が奇襲攻撃をかけたような話では、ありません。

更にオチェレティネOcheretyne陥落後のロシア軍の周辺地域への素早い展開を見ると、この一連のロシア軍の行動は予め計画されたものであり、範囲の広さを見るとかなりの部隊が作戦に投入されています。

おそらくこれがロシア軍の春の大規模攻勢の開始だと思います。
ほぼウクライナ軍も外野も予想していなかったと思います。全員、騙されたと言うことです。
しかも攪乱情報も念入りに拡散しているので、余計分からないと言うわけです。

攻撃に参加したかなりの規模の部隊は、鳴りを潜めて静かに潜伏していたのだろうと思います。
どこから来たのか❓
おそらく移動距離を考えると、マリンカ南に移動させた4万人の部隊を目立たないように三々五々こっそり戻したのだろうと思います。

もし、この通りであるとしたら❓
ロシアのウクライナ方面軍の司令官は、相当頭がいいというか、悪賢い将軍です。
頭がいい人には、バカなウクライナ軍の将軍たちは手玉に取られるでしょう。
ドネツク州の命運は、もう決まりましたね❓

※ウクライナ側の予想
ロシア夏季攻勢、予想外の場所になる可能性も=ウクライナ
By ロイター編集
2024年4月24日午前 4:48 GMT+94日前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/W3OCMZ6WUVJUZJZ5KCZUCIWX4A-2024-04-23/
★大外れです!


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次④
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27



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