「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ウクライナ紛争から2年が経過して分かった事⇒従来の兵器は効果が薄い<2024.2.26

2024-02-26 13:12:46 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

戦場の無敵の王者であった武装ヘリ、戦車、地上攻撃機などは、ウクライナ紛争では余り効果を発揮していません。
逆に攻撃目標になっています。
現在、判明しているウクライナの戦場で有効な兵器。

夜の海に燃え上がるロシア大型揚陸艦...ウクライナ無人艇が「ツェーザリ・クニコフ」を撃沈する瞬間
2024年2月19日(月)18時30分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2024/02/post-103748.php
ウクライナ攻勢を強めるロシアのドローン攻撃を、迎撃システム「バンパイア」が防ぐ「初の映像」が公開
2024年2月18日(日)07時20分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2024/02/post-103735.php
トラックの荷台にロケットランチャー!!【米軍ヴァンパイア】新型兵器ウクライナへ支援
https://www.youtube.com/watch?v=sobTEZyJYKQ
◎ゲパルト自走対空砲
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%91%E3%83%AB%E3%83%88%E8%87%AA%E8%B5%B0%E5%AF%BE%E7%A9%BA%E7%A0%B2
FGM-148 ジャベリン
https://ja.wikipedia.org/wiki/FGM-148_%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%99%E3%83%AA%E3%83%B3
◎FIM-92 スティンガー
https://ja.wikipedia.org/wiki/FIM-92_%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%BC
カエサル 155mm自走榴弾砲
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%A8%E3%82%B5%E3%83%AB_155mm%E8%87%AA%E8%B5%B0%E6%A6%B4%E5%BC%BE%E7%A0%B2
M2ブラッドレー歩兵戦闘車
https://ja.wikipedia.org/wiki/M2%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%BC%E6%AD%A9%E5%85%B5%E6%88%A6%E9%97%98%E8%BB%8A
HIMARS(M142 高機動ロケット砲システム)
https://ja.wikipedia.org/wiki/HIMARS
イランが最新ドローン公開、航続距離や飛行時間が向上
2023年8月23日
https://jp.reuters.com/world/europe/KGWEVBD2QZNXDOGVCTHLNDWUQQ-2023-08-23/
イラン製「カミカゼ・ドローン」>「シャヘド136」
他にも小型自爆型ドローン多数

◎印は、ほぼ「お蔵入り」になっていた兵器です。
中でも「FIM-92 スティンガー」の有効性を、まるで見落としていたのは不思議です。
戦闘の想定をアメリカ軍が完全に間違えていたと言うことだろうと思います。
この兵器があるだけで歩兵部隊に地上攻撃機や武装ヘリが接近することが不可能になりました。

「ゲパルト自走対空砲」はドローンが使用されることにより蘇りました。ドローン迎撃の有効な兵器が他にないからです。

「バンパイア」は安くて「ちゃち」な「おもちゃ」みたいなミニ・ミサイルです。見ると冗談だろう❓と思えますがドローン迎撃の有効な兵器です。

ドローンが兵器として使われるようになると、大型で鈍重な兵器は攻撃対象になり破壊されます。

軽量で即座に移動できる兵器でないと兵器が戦場で生き残れません。それが・・・・・
カエサル 155mm自走榴弾砲
M2ブラッドレー歩兵戦闘車
HIMARS(M142 高機動ロケット砲システム)
などです。
地上戦の無敵の王者戦車は、無用の長物になりました。
歩兵部隊の後方で戦車砲で砲撃支援するしか使い道がありません。

戦闘艦もそうです。
ウクライナが無人艇攻撃船(水上ドローン)を開発して実戦に投入したらロシアの戦闘艦は次々と撃沈されています。
例えば❓
将来的には、アメリカの誇る空母打撃群は陸地の近くでは余り戦力を発揮できなくなります。
無人艇攻撃船(水上ドローン)と無数に空中から襲ってく自爆型ドローンには太刀打ちできなくなると思います。

完全に未来の戦闘を変えてしまいました。
安いドローン型兵器を数多く備える軍隊が優位に立てると思います。

ハリネズミ型防衛を志向する国には極めて有効であると思います。

攻撃や侵略を志向する国は、これまでのように簡単には侵略できないと言うことです。
軍事強国の侵略に怯えていた軍事小国には、自国を防衛する有効な兵器が出来ました。
どこの国のことを言っているのか分かりますね❓

(帝国主義)アメリカの侵略に怯えていた国々は、対抗する手段を獲得しつつあると言うことです。
そして陸上国家が、圧倒的な優位を確立しつつあります。
21世紀の覇権を握るのが誰かも分かります。
ユーラシアを制覇する国々が21世紀の覇者です。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


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