北近畿経済情報

北近畿各都市の経済ニュースを紹介。

土木事業を大幅見直し 丹波県民局

2008-12-27 | 丹波市

神戸新聞(12月26日付)

---
計画見直しで10カ所削除 丹波地域の県土木事業

丹波県民局は25日、本年度から2018年度までの道路や河川、砂防整備などを示す「丹波地域 社会基盤整備プログラム」を発表した。兵庫県の「新行財政構造改革推進方策(新行革プラン)」に沿い、現行のプログラム(02-12年度)を途中で見直した。新プログラムでは、継続事業の完成を優先するとして道路整備事業10カ所が外れ、事業カ所数も135から91まで絞った。

新行革プランでは、公共事業費を本年度の2,380億円から徐々に減らし、13年度以降は1,900億円に縮小。新規事業の抑制に伴い、各県民局ごとに社会基盤プログラムを見直した。

丹波地域の土木事業は、旧プログラムでは135カ所(新規75カ所)だったが、新プログラムは91カ所(新規47カ所)に絞り、旧プログラムで計画されていたバイパスや道路拡幅など10カ所が削られた。

削除されたうち、丹波市春日町石才の国道175号バイパス整備(1.2キロ)や、西脇篠山線(篠山市味間北-味間南)のバイパス整備など5カ所は、社会情勢に応じて整備を検討するが、丹波市市島町東勅使の国道175号の道路拡幅など5カ所は緊急性に欠けるとして当面、見合わせる。

このほかに削除されたのは、国道429号榎トンネル(同市青垣町中佐治-福知山市)▽追入市島線バイパス(丹波市春日町国領)▽奥野々氷上線バイパス(同市母坪)▽多可柏原線拡幅(丹波市山南町奥野々)▽篠山山南線拡幅(篠山市黒田)▽篠山京丹波線拡幅(同市般若寺-泉)▽福知山山南線バイパス(丹波市氷上町賀茂)

---