kiske3の絵日記

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桂 雀々 独演会

2006年11月04日 | カノリンヌの「落語っておもしろい!」

行って来ました「やる気満々!!桂 雀々 独演会」

桂 吉の丞・・・「開口一番」
桂 雀々・・・・「口入屋」
春風亭昇太・・・「お楽しみ」
ゲスト・春風亭昇太・・・「対談うだうだ」
桂 雀々・・・・「蛸芝居」

雀々師匠の落語を観る機会もあまりなく、どんな感じなんだろう、とまぁ今回も昇太師匠みたさに出向いたわけですが。

雀々師匠の落語、面白かったです。
正直なところ、テレビで見ている時点では面白い人だと思った事はなかったのですが、落語をやってる雀々師匠は面白い。お話の中に出て来るキャラクターが立っているのです。そのコミカルさは、マンガを見ているような感じ。大量の汗をかきかき、高座を所狭しと動き回る様は観ている者を飽きさせない。そんな落語でした。

昇太師匠の演目は、以前テレビでもやっていた創作落語でした。これも面白かった~。
落語には「まくら」という、本題に入る前のイントロみたいなものがあるのですが、そのまくらも大体演目によって決まっているようです。今回も昇太師匠の弟弟子と、今は亡き柳昇師匠の会話のネタがあって、個人的に私はそのお話が聞けただけでも満足でした。

久々に着物を着て行ったのと、1列目でかぶりつきという状態だったのでかなり疲れたのですが、帰りの道すがら落語ってホントに不思議な芸能だと考えておりました。昇太師匠いわく、着物を着た人が座布団に座ってただ喋るのを、ニヤニヤしながら観るというだけの事なのに、何でこんなに引き込まれるのかよ。
しかも、古典落語なんて同じ内容の話を色んな噺家さんが演じるのにも関わらず、それぞれの色があって全く違う雰囲気になる。そんな、伝統を守る部分と型を破る自由さが入り交じった不思議な芸能にますますハマっていく私です。

春風亭昇太 / 御神酒徳利



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