kiske3の絵日記

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第8回 船場・上方噺の会

2007年11月06日 | カノリンヌの「落語っておもしろい!」

桂  文華 「近日息子」
春風亭昇太 「権助魚」
林家 染丸 「子は鎹」
~仲入り~
笑福亭松喬 「首提灯」
桂 春團治 「皿屋敷」

今日は船場の御堂会館にて「第8回 船場・上方噺の会」がありました。今回は、どれも見たい演目だったので期待・大。そして、その期待を上回る面白さでした。

文華さんの高座を今日初めて見たのですが、すごく面白かったです。また一人、ファンになった落語家さんが増えました。それに続く、どのお師匠さんも名人ばかり。昇太師匠が若手のうちに入るってのが分かります。

今日の昇太師匠、なんかしぼんでたけどあれがダイエットの成果なのかしら(だとしたら、負けてられんわ!)真下から見てたら、昇太師匠の眼鏡がかなり歪んでいて、それが気になって気になって集中できんかった。もー。「権助魚」は、覚えてしまうほどCD聴いてしまったのと、昇太師匠のまくらが毎回同じ、って所で集中力を欠いたせいかも知れません。いかんいかん、いつも新鮮な気持ちで聴かなくては。だけど、まくらの「洗濯機が来た日」って話は、面白いし新作にしはったらどうやろか、なんて思ったりして。

さておき、引き続き・・・。
染丸師匠の演目では会場のあちこちで鼻をすする音が聞こえ、松喬師匠の気取らない話し方で「首提灯」これは、かなり笑えます。酔っぱらいの具合が良すぎて、本当に酔ってはるんじゃないかと思うくらいでした。

最後、春團治師匠の上品さとお菊さんの可愛らしさにやられました。やっぱ良いわ、春團治師匠。ステキでした。帰りに師匠のカレンダーを買おうかと思ったくらいです。

これだけの高座があるので、途中、眠くなるんじゃないかと思っていたのですが、とんでもない!どのお師匠さんも、テンポが良い。テンポが良い上に面白い。これが熟練の技、それと天性のものなんでしょう。今回も良いもの見せてもらいました。


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