今日は「第二回落語大秘演會 伊藤園 笑福亭鶴瓶 JAPAN TOUR 2009-2010『WHITE』」を観に、京橋のシアターBRABA!に行って来ました。
<ネタバレしますよ。いいですね?>
笑福亭鶴瓶「青木先生」
春風亭昇太「時そば」
~中入り~
春風亭昇太「人生が二度あれば」
笑福亭鶴瓶「愛宕山」
いやー、シアターBRABA!でかいですな。2階席だったものですから、もう全然見えません。落語は顔の表情もじっくり見たいもの。そこから伝わるものも大きいと思うのですが、ぼんやりとしか分かりません。双眼鏡持っていけば良かったけど、そこまでして落語を見るってのも妙な話なんだよなー。
とりあえず、鶴瓶師匠のトークから始まります。今回ゲストの昇太師匠とのつながりや、友情や、そういった心暖まる話が終わると、会場が暗転してムービーが流れます。
そして一席目はムービーが流れている間に着物に着替えた鶴瓶師匠の「青木先生」。高校の時の恩師、青木先生といたずらばかりしている生徒達の心温まる噺でした。これを聴いたことがある人なら分かると思いますが、表情が見えないせいで3割がた面白さが削減された気がする。
お次は昇太師匠の「時そば」。なんだ、最近頻繁にそばものをやるじゃないかー。そばをすする仕草にも自信がみなぎっている。最近はキョン師匠の「時そば」ばかり聴いてたけど、昇太師匠のは軽くてバカバカしくて良いですね。数をかぞえてるんだけどなんだかよく分かってない顔とか、ホントに馬鹿みたいで良いです。
中入りのあとも昇太師匠で「人生が二度あれば」。まくらでは柳昇師匠との色んなエピソードを。なんだか心温まるのは鶴瓶師匠の影響もあるのかな?
最後は鶴瓶師匠の「愛宕山」。鶴瓶師匠のこだわりは、ここに出てくる太鼓持ちの態度。とてもぶっきらぼうなのです。太鼓持ちはヨイショするのが仕事なのですが、鶴瓶師匠の太鼓持ちは非常に口が悪くてぶっきらぼう。でも、そこがまた面白かった。こんな太鼓持ちなら、谷底に落ちても別に気にならないわ。
全部で4席を終え、最後は千秋楽ということで鶴瓶・昇太、両師匠がステージに出て来てのあいさつ。鶴瓶師匠の人柄もあってか、とてもあたたかでステキな落語会でした。
春風亭昇太 / 春風亭昇太03 昇太の古典
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