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kiske3の絵日記

一コマ漫画、トホホな人の習性、

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告知をユルく描いて書いてます。

ジダンが地団駄を踏む

2006年07月10日 | カノリンヌ

ワールドカップ、最後の試合を観戦中のこと。

ミワンコが「そう言えば『ジダンが地団駄を踏む』ってCMがありましたよね」と気の抜けた事を思い出し、私は緊張感みなぎる試合を、バタバタしてるジダンの姿で頭がいっぱいになりながら観戦するハメになりました。

それも、ジダンが頭突きするまでの話なんですけどね。

頭突きされたイタリアのマテラッツイ。この人、ああいう事する常習犯だったそうで、ジダンも難儀な男につかまったもんだ、御愁傷様としか言いようがありません。ただ、ファンにとって救いだったのはジダンがMVPを獲得した事でしょうか。最後の頭突きがどうあれ、彼の功績は伝説に残るものだという証なのでしょう。

ただし、立派な選手ならどんなに頭に来る事を言われても無視できるだろう、と言われればそれまでなんですが。その怒りを試合に向けろ、とかね。だけど実際にブチギレた時って、頭の中が真っ白になってしまうものだと思うのですよ。自分の経験上の事なので偏ってるかも知れませんが、我慢し続けた末に切れる時ほど頭の中は真っ白になっちまって、その挙げ句、気が付いたら手(もしくは頭)が出ていた、と。



昨晩、bar CREEK(祝!11周年!!)に行った時に、このあいだ直蔵がブチキレてちょっぴり暴れちゃったという話を聞き、満月が近いと人間の血も「ざわ・・・」と騒ぐのかも知れんと思った次第です。特に坊主はね(直蔵もジダンも坊主だ)

しかし今、ジダンがああいった終わり方をして、後悔しているのか納得しているのかは分かりませんが、サッカー好きでない私が最後の試合を楽しめたのは彼の功績が大きかったと言えるでしょう。人間くさくて良いと思うんだけどね。
それに、何より両国のプレイも素晴らしかった。自信なさげな顔で走ってるだけの試合より、何倍も面白かったよ。



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