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kiske3の絵日記

一コマ漫画、トホホな人の習性、

映画批評、恐怖夜話、あらゆる

告知をユルく描いて書いてます。

コンジョー焼き

2007年11月28日 | ボスヒコの「キミョリが出来るまで」
もう治りましたが、久しぶりに火傷しました。火傷の痕って残るのよね~。
左手の甲の手首辺りに1円玉サイズの火傷です。な~んでそんなとこを
焼いてしまったかというとですな、これがね、まあブザマな焼き方でして。



仕事でどえらく疲れて、長風呂して、頭がぼ~~~っとした状態でベッドに。
なんだか寝る前に本が読みたくなって、鯨統一郎の「新・世界の七不思議」を
読んでいたわけです。コレがなかなか面白い。そうかそうか、なるほどね~。
ふむふむ。そうこうしている間にゆっくり睡魔が来た。ベッドの上で読んで
いるのでそのままふとんに潜り込めばいい。このウトウトしている時って
何にも代えれない至福な瞬間です。眠いのに焦らしても意味ないのに焦らす。
究極に睡魔が勝ち誇った。あ~~~、もう無理だ!!……そろそろ寝るか。

私は半身起こした読書の姿勢で凝った身体をほぐす為に、う~~~~んっと
思いっきり背伸びをした。「ジュッ」と言う音と共に左手に激痛が走った。
走らせた犯人は読書用にベッドに備え付けたライトであった。高熱の電球に
手の甲を押し付けたんである。しかも「う~~~~んっ」だから、かなりの
押しつけっぷりである。そして「う~~~~んっ」の後に「ふあぁ~…」と
いうあくびが出ていた。そのあくびと手が焼かれた時の叫び声がミックス
されては「ふあぁああああああっつっ!!!」といったよくわからん言葉が
出た自分に笑いました。いやまあ、それだけなんですけどね。気をつけます。

呑んだら赤く出る火傷の痕。これを利用したら面白いタトゥが出来そうです。












あなどれんぞ、ちっちゃい電球。                ボスヒコ


 これは押しても焼けません。
  

夜空のあっち

2007年11月12日 | ボスヒコの「キミョリが出来るまで」

そろそろ忘年会の季節ですね。去年は忘年会らしい忘年会がありました。
楽しかったとか、美味かったとかではない理想の忘年会。それは自称
酒豪達が昼3時から朝5時まで呑み続ける忘年会です。自称ばかりなんで、
時間が進むごとにおかしくなる人が続出します。そんな雰囲気の中では、
酒を呑まない人でもおかしくなっていきます。人には酒を無理矢理に
呑ますが、自分は全然呑めないバカな人。エロエロモードの全開で顔面が
性器のようになっている人。とにかく出来るだけ早くカラオケに行きたい
のに皆の酔っぱらいの都合上、なかなか行けずにいる人、酔った友人が
かる~く大事な秘密がバラしてしまって焦っている人など、多種多様です。

まさに酔った者勝ちの忘年会。私はいくら呑んでも酔わないので人間が
乱れ崩れていく様を丹念に観察できて非常に楽しめます。忘年会万歳。


はいはい、宴会と言えば「ゲロ」ですね!!そう、吐瀉物です!!ゲロの
話が嫌いな人はこれから先読まないで下さい。ってか、嫌いな人はって。


そういえば、芸大時代にゲロの無限ループにはまった友人がいました。

いつものように友人達といつもの下宿で呑んでいた。その日の宴会は
久々に男ばっかりだったので異様なテンションだった。ヲタクでも
ないし、別に好きでもない懐かしいアニメ「キャンディキャンディ」を
全員で熱唱していた。無論カラオケではない。ってかカラオケなんぞ
男の部屋に無い。男10人がコブシを振り上げ歌う。なぜか泣いている
バカがいる。酔いとは素晴らしいもんだ。キャンディで泣けるんだもの。

「そう゛ぁかすっ!なんてってっ!きぃにっし~ないわっ!」

「て」が一個多い事も誰も解りません。数十分後、下宿の家主に怒られる。
ようやく水木一郎アニキばりの熱気も醒めて、よくある「夜中のホントに
くだらない話」で腹がもげるほど笑っている時に堀之内(仮名)が部屋に
いない事に気付いた。酔っている皆は気づいていない。仕方がなく、酔って
いない(酔えない)私だけが彼を探しに行く事になった。下宿の周りを
あっちこっち探したがいない。芸大近くの下宿といってもほぼ山ん中に近い。
さすがに私も心配になってきた。もう一度下宿の周りを丹念に探そうと戻って
いた時、下宿の屋上に動く人影を見つけた。ひょっとしたらと思い、屋上に
登ってみたら案の定、堀之内だった。「上かよ!」と心の中でツッコミ、
大丈夫か?と確認する。私はもらいゲロをしない体質だから大丈夫だったから
良いが、彼の周囲には芋焼酎を呑みすぎた酸っぱいニオイで充満していた。


彼は呑み過ぎで吐いている途中だったが、吐く場所を完璧に間違えていた。


推測すると、堀之内は気分が悪くなり部屋の外に出た。階段を降りるよりも
上った方が外の空気を吸えると解った彼は屋上に出た。しかし、予想しな
かった階段が影響し、即ゲロとなった。お坊ちゃんであり、ジェントルマンの
彼はその辺にまき散らす事を嫌ったのだろう。バケツのようなものか、溝や
穴を探した。しかし、悪魔は笑い、誘導した先は洗濯機だった。お椀的な
くぼみがソレしかなかったし、急いでいた彼はそれに吐かざるえなかった。

ここの下宿は貧乏下宿で、屋上に古い洗濯機が数台置かれていたのだった。

そこの1台の中に吐いていました。一見、ただの酔っぱらい。ひとつ違う
事は何かの音がします。音がする方向はゲロの方向と全く同じであった。

運が悪い事に彼が吐く為に手を置いた所に洗濯機のスイッチがあった。彼の
ゲロが目の前でグルングルン回っています。彼はそれを止めようとしているが
しこたま酔っているので、逆に「強」にしてしまう始末。すっごい状態の
洗濯機内を見て、再び嘔吐する堀之内クン。自分のゲロでもらいゲロという
素晴らしいパフォーマンスでした。ひとしきり笑った後、こちらも生まれて
初めてもらいそうになっただったので、何事も無く黙って宴会に戻りました。




解る事の楽しさと辛さ

2007年10月13日 | ボスヒコの「キミョリが出来るまで」

昨夜、日記書き終わった瞬間に日記が消えました。久々なんで座ったまま、
一瞬目眩が起きました。さすがにすぐにはトライ出来ず、酒呑んでDSの
マリオカートしてたら、こんな時間になってました。



ミクシーやグリー、この絵日記のメールなどに送られてきた質問に答えます。


「ボスはイタい人間やイタい霊を無意識に呼び寄せているのでは?」と
指摘されました。まあ、そうでしょうね。無意識なのか意識的なのかは判断
出来ませんが、未だに増え続けています。普通の人だったらストレスになる

のだろうが、私どうやらそのマイナスエネルギーをプラスに変換する能力もあるようです。


間違わないで下さい。イタい人間が好きなのでは無いですよ。



スティーブン・キング原作でデビッド・クローネンバーグ監督の「デッド
ゾーン」っていう最高の映画があります。今からネタバラしますんで
にょろしく。主人公(クリストファー・ウォーケン)は事故によって、人の
手を握るとその人の未来がわかってしまう能力を手に入れた。そこである
政治家と握手した所、大統領になった彼はストレスで気が狂ったあげく、核
ミサイルのスイッチを押しているのが視得た。果たして主人公はどうする!?

ってストーリー。その政治家を運良く殺せたとしても殺人犯として射殺、
もしくは死刑。逃亡出来ても時間の問題。何もせずに黙って過ごして
いても核ミサイルの影響で死ぬわけだ。政治家の未来の犯罪を訴える事も
ヤバい人。病院か刑務所かの人生。そのなか、主人公は1つの選択を
選びます。この映画観終わった時に独りで「解る」と頷いていました。

 で、統計学的に問題を当てれると。「この人なら解ってくれる優しい人」と

勘違いして、色んな方々が寄って来られるんですけど、神父や坊主だったらまだしも、

私はただのヒゲでロンゲのデカイおっさん。絵描いてるし。マリオしてるし。


相談フェチと相談されマニア

2007年10月12日 | ボスヒコの「キミョリが出来るまで」

一番多い相談はやはり、恋愛、結婚、離婚っていう人間
しかかからない病気です。感情を捨て去れボケっ!って言いたい
のだが、そう簡単にはいかない人間達。特に若い子達は自分でどう
したいのか、今何をしているのかも解らないくらい、操縦不能です。

22歳のマスゾエ(仮名)が仲間内の男性を好きになってしまいました。

しかしその男性は彼女の友達が好きです。よくあるシチュエーション
ですね。で、その仲良しグループ10人中8人が一度も異性とつき
あった事がありません。マスゾエは可愛らしい子なのですが、あの、
なんというか、えっと~、簡単に言うと「おばはん」です。22歳の
くせして、中身がおばはんなんです。彼女が参加する数々のコンパで
男性軍から“この中で、ウンコが一番臭いだろうと思われる女”で
ダントツのトップを勝ち取るくらいにおばはんです。私は彼女に言い
ました。君達のグループの人達は、もっとグループ外の人と遊んだ
方が良い。同じ仲間とずっといれば、緊張感が無くなる。それがクセ
となって、外にも漏れ出しているから、ウンコナンバーワンを勝ち
取るんだよ。マスゾエは納得して帰りました。それから数日後に彼女は
好きな彼にコクり、寸分の狂いも無く、フラれました。彼がフる為に
言った言葉は「初めてセックスする人は初めてつきあう人であって、
結婚する人だから、マスゾエとは無理」。おお!すばらしい!まだ
おったか!ってか、おっも!!重い!!ま~、マスゾエを
フる為に作った言葉なら面白いが、彼女も女性であって友達。少し
配慮がかけています。彼もこれから恋愛してもフられて行くでしょう。
22歳のくせに中学生の恋愛みたいな内容なので、私の文章能力も冴えず、
バカみたいな文章になりましたが、中学・高校の放課後のニオイが
しましたな。いい感じです。ノスタルジックっていうんですかコレ。
違うな。このバカみたいな恋愛と同時期に、あるバーで酒を独りで
呑んでいたら、カウンターの奥の端の方で呑んでいた女性に強烈な
自殺願望の思考が漂ってきた。その彼女は知らぬ間に
私の横の席に座っていた。そして、彼女はなにげなくを装い私に喋り
かけてきた。「アナタがこのバーに入って来た時に察知しました。

この人なら私の事を理解してくれるって…」私はいつものように答える。

理解したからと言って、私は君にとって特別な存在でも運命的な

出会いとかでも何でも無いのでご了承を。


バカな恋愛も忍び寄る死神も、私にとって「ただの相談」。そうじゃないとね。
そろそろ寒くなって来ました。皆様、いろんな意味でご自愛下さいませ。



とも君

2007年01月24日 | ボスヒコの「キミョリが出来るまで」

ガキん時(おそらく幼稚園から小学高学年の間)に、近所の男の子で「とも君」って奴がいました。

私含めた近所の男の子5,6人程で近くの空き地で怪獣の人形で遊んでいました。怪獣ごっこはまず、ディオラマ作りから入ります。砂や泥、石など駆使して基地らしきものや山などを作るのです。各自得意な分野がありまして、絶妙な山脈や火山を上手い奴や川を作らしたら右に出るものはいない奴などのプロの怪獣ゴッカー達が集結しているわけです。

無駄に深い湖を作るタッ君なんて憧れの的です。タッ君のゴモラの尻尾はその為にあると言っても過言ではありません。そのゴッカー達が皆で協力して絶対に作るモノは巨大ダムです。欠壊する瞬間なんて最高。湖、川などを作った延長で考えられたダム。固い泥で太い堀を作り、中に水道から汲んで来たバケツの水を注ぐと完成。みんなウットリエクスタシーです。
 

で、この見事な芸術品を毎回毎回、とも君がぶっ壊すんである。
 

なんだかわからないバッタもんの怪獣でドカン!とぶっ壊すのです。もちろん我々は不平不満を漏らします。お前は年下の部類なのに、なぜ年上の許可無く、ダムをぶっ壊すんだ? 一緒にダムを作らないくせにだ。しかも何だその変な色の怪獣は?何に出てきたんだ?どうせ壊されるなら、皆が知っている怪獣で壊してくれよと、こども会議が始まると、決まって泣きながら「とも君、悪くないもん!」ってひと吠えして、自分の家に帰って行きます。

しまった!と後悔しても遅い。また、あの小じわの多いママがやってくる。逃げるきっかけを失っている我々の所に、ママがとも君を連れてやってきました。そして、ママは怒りを隠せないまま、なんとか笑顔で言います。

「みんな、とも君をイジメないで仲間に入れて上げてよ。ね?お友達でしょ?」

癇に障る「ね?」に「このクソ女!オメエがこんなクソガキ産むからだろーが!」みたいな汚い言葉で反論したいのですが、そんな言葉をまだ覚えていない我々は何も言えません。怪獣ごっこをすれば、毎回コレをやられます。理不尽だと分かっているものの、我々は毎回仕方がなく、とも君を仲間に入れなければなりません。

とも君は超人ハルクのバナー博士のように「僕を怒らせるなよ。大変な事になるからな。」と言った顔つきでさっきまで座っていた場所にすとんと戻ります。ママは私達がとも君を温かく迎え入れて、とも君専用怪獣ごっこが始まるまで監視しています。我々は囚人の如く、再びダムを作らされるのであります。悲しみのあまり、そして出来るだけ、とも君専用怪獣ごっこの始まりを遅らす為に、黙々と深い湖を掘っていくのでありました。時間をかけただけの深くて広い湖が完成。ママの顔色を見ながら、とも君専用怪獣ごっこが始まります。

我々は心で泣きながら、とも君の変な色の怪獣に我々のヒーローや怪獣が倒されていくのを我慢します。自分が持って来た大好きな怪獣が無惨にもやられて行くのを黙って見届けるしかないのです。その日、私が持って来たのモノは、不運にもウルトラセブンでした。なぜ、ウルトラの星から来たコイツがこんな変な色の奴にマウントポジションを取られなければいけないんだ!その光景を悲しそうに見ているタッ君のゴモラ。「次はオレか……」とタッ君が覚悟を決めたその時、変な色の怪獣は本体のとも君ごと、深い湖に沈んで行くではないですか。ダムはとも君の身体によって決壊。ママが叫びながら、バシャバシャと溺れているトモ君を助けにくる。我々はゴモラが「イエス!」と叫んだのが見えました。勝手に沈んでいったとも君に我々は容赦なく腹を抱えて爆笑しました。その日を境に、とも君は怪獣ごっこに参加しなくなりました。おそらく、ママが止めたと思われます。そしてまた、平和で熱い怪獣ごっこが帰ってきたのです。



紫の影

2007年01月16日 | ボスヒコの「キミョリが出来るまで」

ちらっと時間が空いたので、1年ぶりに実家の尼崎に帰りました。「帰る」とは
言うが、「行く」感覚に近い実家。別に嫌な想い出はないんですが、私にとって
アマのイメージは灰色の空。見事な灰色の空で私を迎えてくれました。ん~~~、
私はこの街と肌が合わないようだ。決して嫌いではないのだが、好きでもない。
神戸、大阪間にあるそこそこ便利で静かな街。兵庫県なのに電話番号は大阪(06)
から始まる街。人の脳を破壊する光化学スモッグと阪神タイガースで大騒ぎの
商店街と大量発生のチンピラが名物。「ま~ま~、大阪や神戸や京都、遠くは東京
みたいに気ぃ張らずに、だらだらしたらいいんじゃない?」って誘われている
ような気がする。私の同級生達はアマで生活している人が多い。その多すぎる
彼らの話題に必ず登場するのが「ボスヒコはどこで何してんの?知っている?」だ。
ふとんの中で寝た記憶が最近とんと無いですけど、私は元気でやっておりますよ。

せっかくだから、アマに思いを耽ってみよう。おっさんになった今、小学校や
中学校、高校の時に指定されていた通学路を歩いてみれば、何か思い出す事がある
だろうか。寄り道し過ぎで遅刻した事や、野良犬に1kmほど追いかけられた事や、
犬の糞の投げ合いなどを懐かしむ事が出来るのだろうか。こうやって書いているが、
ただの記録にすぎない。想像上では一切ノスタルジックに浸る事が出来ない記憶。
そんな記憶をいつかは微笑ましく思えるのだろうか。う~~む、疑問ばかりで全然
耽れないな。なんか思い出せないかな……何か……。あ、そういや、高校生の時に、
JR立花駅の南側の十字路で、紫色の着物をはだけた女郎みたいな白塗りの女性が
十字路のど真ん中にたたずんでいたのを思い出したぞ。ありゃ不思議だったね。
夕方の会社、学校帰りの人ゴミの中、そんな姿の女性が立っていたら目立つのに、
だ~~れも気づいていない。こ、これは霊なのか?まさか…。チャリに乗っていた
私はボ~っとしながら、その着物女性のいる方へと向かって行った。下向き加減が
絶妙で、顔がはっきり見えない。でも、こんなにハッキリ人型や着物の模様が
見えてんだから、きっと人間だろう。そして、彼女の脇を通り過ぎて行って、10m
ほど離れた所でチャリをこぎながら振り返った。その女の首は変な角度で曲がり、
自分の左の肩越しで私をを見ていた。そして、ニヤ~っと笑った口の中にはお歯黒が
見えた。背筋が凍った私はついブレーキをかけてしまった。(何だ今のは!?口が
裂けてたぞ!?!?)恐る恐る振り返ったが、その時にはもう着物の女性はいない。
その後、すぐにそこの十字路まで戻ってあちこち探したが、どこにもそんな女は
いなかった。………恐いな。想い出話じゃなくなってる。そっか。私のアマの記憶は
心霊現象で埋め尽くされているのか。道理で私のアマのイメージが灰色だったわけだ。























無理矢理でも楽しい記憶を思い出すぞぁ~~~う           ボスヒコ

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神さんの木

2006年09月24日 | ボスヒコの「キミョリが出来るまで」

眠い季節に身体の調子が悪くなるのは偶然ではなく、「どーせ、調子が悪いんだ。
無理せんと寝とけ」って事だと思います。デザイナーの皆様、無理せずに寝て
くださいよ~。そろそろ、掛け布団がいりますよ~。半パンもダメですよ~。

調子が悪いと言えば高校1年の頃、ずっと微熱が続いていたときがありました。
病院へ行っても問題無し。ひょっとしてこれは…こ、恋!? って事は誰!?
残念ながら恋ではなく、原因不明の体調不良です。原因不明なんで1日中、ボ~ッ
としている。ボ~ッとしながらもいつものように学校へ行こうと勝手口を出た。
勝手口とは台所の出入り口で裏口の事だ。玄関は基本的にはお客さん用でうちの
人間達は通称「ウラ」を愛用していた。ウラから出た所にある裏庭には「神さんの
木」と言われる太くて古い神木が生えていた。その神木はあまりにも斜めに生えて
いて塀を一部をブチ抜いていた。私は幼少の頃から、神さんの木を登ったりして
遊んでいたので、何も考えずに自然にその木をつたい、裏の道へと降りて学校へ
通っていたのだ。そうすれば、玄関から出て正門から続く正規の登校ルートより
半分の時間で行けるのだ。勝手口を出て右に曲がれば玄関の方へと続き、左の方へ
曲がると神さんの木がある。私がウラから出て行っても正門から学校に通っている
と思っていた母は私が左に曲がるのを見て、大声で怒鳴った。

母「アンタ!どこへ行くんよ!」
ボ「は!?学校に決まっとるやろうが。」
母「違うやん!どっから行くんやて聞いてんや!」
ボ「は!?ウラからやけど?って、はよ行かんと遅刻するからや、何なん?」
母「あのな、神さんの木で遊ぶんはええねん。でもあそこから出て行ったら
  あかんねん。あそこは…鬼門や。…あ!それでちゃうのん?体調悪いの。」

その時に母に教えられた。神さんの木がなぜ斜めに生えているかを。うちの家
の鬼門の方向へそびえ立っていたのだ。母にその木をよく見ろと言われ、改めて
見た。確かに鬼門に向かって1つの太い幹が向かい、大きく5つの枝に別れて
いた。今まで神さんの木を真正面からしか見た事が無かったが、横から見て
みれば、それは大きな手が鬼門の宙を掴んでいるように見えた。そのビジュアル
効果はバカな高校生には効いた。私は神さんの木に手を合わしてから、正門から
出て学校に行き、見事に遅刻をした。その日を境にして、体調不良はなくなった。

大体は原因はわかる。思い込みなのか不思議な現象なのかはわからないが、原因が
わからない場合は自分の行動パターンをもう一度洗い直すと解決策を見つける事が
できますよ。基本は夜12時までに寝て、日の出と共に起きる。現代人には無理だな。







そういや、神さんの木の横に朽ち果てた開かずのドアがありました。 ボスヒコ


誇りある血族

2006年07月11日 | ボスヒコの「キミョリが出来るまで」

私はビール好きだと思ってました。いや、ビールは大好きなんだけどね。
そりゃ朝から呑む。毎日呑む。私の中ではビールは酒じゃないんです。
ある日、ダイエットペプシを3本ほど購入。コーヒーの味に飽きる夜中、
仕事の合間にちびちび飲んでた。1日1本なので3日経った。ダイエット
独特の甘みにやられ、KIRINのNUDAを飲む。美味い。そういや、炭酸水
好きだったな~って思い出し、いろいろ探索した結果、SAN BENEDETTO
(サンベネデット)っていうスパークリングウォーターをただ今、ガブガブ
愛飲しております。そこで最近全くビールを呑んでいない事に気づいたわけ。
のどごしシュワ~なら私の身体は満足なのが解りました。なので、時と
場合によって、ビール、ダイエットペプシ、NUDA、サンベネデットと
使いわけております。しかし、ビールを抑えるサンベネデットは素晴らしい。


はいはいはいはいはい、例のAB型のRHー話ですよ~。死んだら死にますよ~。
でも一気に死ねるからいいかもとか思ってます。また死ぬって言葉を出して
ますな。芸大の時に男子禁制女子寮でよく遊びました。もちろん女友達との
ただの宴会です。友人宅でも厳重に管理されている女子寮。目的が宴会で
あってもダメな事はダメ。忍び込む事には変わりないのである。そぉ~っ
と侵入してそぉ~っと宴会するわけだ。そして宴もたけなわって時になにやら
外が騒がしい。どうやら近くの道路でAB型のRHーの芸大生が交通事故に
遭って、同じ血液型を探しているらしい。そんなの病院に行けばあるじゃん
って思うがあまりの出血多量で病院と現場で同時進行で探していた。その頃は
ケータイという便利な物がなかったんで家の電話+行動がベストな検索手段だ。
この周辺は学生街だからそれはそれはもう大騒ぎになる。「誰かぁー!AB型の
あーるえっちまいなすのやつぅ!おれへんかぁー!」「AB型のあーるえっち
まいなすの人~、どなたか知りませんか~!」男女の学生の声がコダマする。
興奮しすぎて「あーるえっちまいなすぅ~!!!」って叫んでいる学生もいる。

ほろ酔いの私は、ようやく外の状況が解った。私の血液中にいくらターキーや
ジャックが混ざっていても、れっきとしたAB型RHーマンだ。しかし問題がある。
ここは男子禁制だ。今出て行くと、管理人や周囲の規律を守っている女子達に
「君は何だね?」って事になる。ええーい!何言ってんだ!人の命の方が断然
大切だろが!行け!ボスヒコよ!風の様に血を分けるんだ!と、ババーン!と
ドアを開けて出て行った。ぬうおぉぉぉぉぉぅいっ!オ~レはAB型のRHーだ!
いくらでも持っていけ~いっ!そん時だ。遠くの方で声がした。「病院内で
RHーの人が見つかりました!!みなさんご協力ありがとうごさいました!」
そりゃ良かった!私もたった今、管理人に見つかりました!オッス!管理人!






木村カエラの♪高くぅ高くぅジャンプぅしーてー♪が頭から離れません。
                            ボスヒコ


のびよ!尼っこ!

2006年05月18日 | ボスヒコの「キミョリが出来るまで」

2006年03月25日の日記「 NANYATO! WARE!」で関東人vs関西人ってのを

書いたが、最近、奈良県人vs香川県人ってのを聞いた。みんな故郷を愛している

のね。私は兵庫県尼崎市出身だが、「兵庫県はすばらしい!」などと言う人に

会った事無い。あくまで個人的にだが。日本海や瀬戸内海といった海に囲まれ、

神戸、但馬、淡路、阪神などイメージがバラバラなので、兵庫県というよりも

出身地域を自慢する場合の方が多い。しかし、私の尼崎はマイナスイメージしか

ないのである。だから「○○vs●●」の図式に当てはまらない。負けたところから

スタートしているので喧嘩にならないんである。くだらん対決に巻き込まれないで

済むと言う意味では「巻き込まれる事がない」という所だけが、尼崎の自慢になる

んでしょうかね。「アマって最悪やな~」兵庫県尼崎市の話をする前に尼崎出身者

含めてほとんどの人が言う言葉。それで、答える尼崎出身者のほとんどが「そやな~」

って返す。「アマはアマ」というダウンタウンの松っちゃんの言葉が日本の常識に

なろうとしてます。先日、友人のミミちゃんに言われました。「神戸の人、大阪の人、

京都の人って張り合っている感じするけど、尼崎の人のポリシーはあるの?」

…ないっス。多分。私が知っている限り、「アマは住んだら良いとこやで~」などとは

言わない。有名人なんてどこの地方もいるし、自慢できるものなどあまりない。

否、ない。ミミちゃんにまた言われました。「尼崎って市外局番が大阪と同じ06だから、

もう大阪にしたらいいんじゃないのねえ?」そ、そうだね…。私は構わないが。

「それに大阪に近いし」な、なるほどね…。じゃあ、大阪市尼崎区って事で?

「っていうかあ、大阪のキタ、ミナミ、アマで良いじゃん」それって根本的に変わってない上、

アマだけ方角じゃないぞ、おい。