左手の甲の手首辺りに1円玉サイズの火傷です。な~んでそんなとこを
焼いてしまったかというとですな、これがね、まあブザマな焼き方でして。
仕事でどえらく疲れて、長風呂して、頭がぼ~~~っとした状態でベッドに。
なんだか寝る前に本が読みたくなって、鯨統一郎の「新・世界の七不思議」を
読んでいたわけです。コレがなかなか面白い。そうかそうか、なるほどね~。
ふむふむ。そうこうしている間にゆっくり睡魔が来た。ベッドの上で読んで
いるのでそのままふとんに潜り込めばいい。このウトウトしている時って
何にも代えれない至福な瞬間です。眠いのに焦らしても意味ないのに焦らす。
究極に睡魔が勝ち誇った。あ~~~、もう無理だ!!……そろそろ寝るか。
私は半身起こした読書の姿勢で凝った身体をほぐす為に、う~~~~んっと
思いっきり背伸びをした。「ジュッ」と言う音と共に左手に激痛が走った。
走らせた犯人は読書用にベッドに備え付けたライトであった。高熱の電球に
手の甲を押し付けたんである。しかも「う~~~~んっ」だから、かなりの
押しつけっぷりである。そして「う~~~~んっ」の後に「ふあぁ~…」と
いうあくびが出ていた。そのあくびと手が焼かれた時の叫び声がミックス
されては「ふあぁああああああっつっ!!!」といったよくわからん言葉が
出た自分に笑いました。いやまあ、それだけなんですけどね。気をつけます。
呑んだら赤く出る火傷の痕。これを利用したら面白いタトゥが出来そうです。
あなどれんぞ、ちっちゃい電球。 ボスヒコ

