朝10時開場に向けて、出展者達は9時から最後の展示準備をしています。
30分過ぎてようやく完成に近づく。残り30分もありゃお客様を笑顔で
迎えれる事が出来るだろう。と思っていた矢先に会場内に響き渡るゆる~い
女性の声のアナウンス。「東京、コンテンツマーケットの、出展者の方々へ、
報告、いたします。……来場者が、多数のため、開場時間を、10時から、
9時40分と、させて、いただきます。」!? んあんだとおっ!?!?!
後、10分で開場!? おいおいおいおい!一番メインのでっかいパネルは
10時前到着なんだぞっ!と罵っておりましたら、来場者が続々と
入ってきました。あのエレベーター数個で約1万人運ぶつもり
なんだね。……そりゃ混むよ。そういったミスもありながらのスタート。
金曜日の昼前だというのに、割と多い来場者。そこで第2のトラブル発生。
「来場者の皆様ぁー!Bブースの裏にも出展ブースがありますのでぇー!
そちらにもおまわりくださぁーいっ!!」と開場のあちこちから関係者の
声がする。同じ出展者なのに「Bブースの裏」ってなんか感じ悪いな~。
その「Bブースの裏」とされる通りは私達キスケのブースの横の通路から
行けるらしい。で、見てみた。40階ならではの絶景の前に丸テーブル。
誰がどー見ても休憩所。そんなもんないじゃねーかと思いながら、そこへ
行ってみると、窓に向かって出展者ブースがあった!ぜってーわからん!

かえっていた。確かに開場入り口で渡されるパンフには出展者の番号が
ふられているけどさ~、碁盤のような並びで、80社もあったら、番号
通りに行かない。人間、目についた所へ行く。それに目当ての会社なんて
あるかどうかわからないぐらいの来場者の人の方が多いだろうと思うしな。
そこで私は関係者に言いに行った。開場入り口の受付の横からその閑古鳥
ブースへ強制的に入れなきゃ絶対に入らないよ。どーせ、メインのコース
には帰るように出来てあるんだからさ、と。関係者の答えは「無理」。
理由は、パンフにふってある番号通りに行ってもらいたいとの事、それに
告知してしまうとそこだけのブースを贔屓する事になるから。ってな感じの
事を言われる始末。んじゃー、あのアナウンスは逆に贔屓じゃねーの。
その立て看板を「むんず」と掴んでささっと所定の位置に置きに行った。
その顔は他人のすっごい臭いオナラをつい嗅いでしまった様な顔でした。