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SIDEWALK TALK

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いつかのメリークリスマス

2018-12-24 10:54:31 | 日記・エッセイ・コラム
Xmasクリスマスイヴで振替休日の今日、
弊社は通常業務というブラック企業。
年末は繁忙期で、ここ数年、
天皇誕生日は出勤日にさせてもらってる。
皆さん、マジメに出社してくれてます。
謝謝!


無粋な男だから、クリスマスに特別な思い出はない。
そんな僕が、19歳から10年間ほど、
東京の彼女と遠恋してた。
10年もつきあったのに、
クリスマスを一緒に過ごしたことはあんまりなかった。


学生時代は冬休みで帰省してたし、
卒業後はおいそれと会いにいける距離じゃなかった。
今とちがってメールやSNS、ましてやケータイもなかったし、
電話代も長距離だとあり得ないくらい高額だった。
逆説的にいえば、マメに連絡しなくてもいいという
気楽さもあったかな?


いつかのクリスマス、サプライズで上京して、
彼女にプレゼントを渡したことがある。
小雪が舞うなか、彼女の家のまえで、
DCブランドのコートの襟を立てて、
パールのイヤリングを携えて、
彼女の帰宅を待っていた。


いま思えば、ストーカーだよな、これって。
その後、食事に出かけたような記憶があるんだけど、
その辺はあんまり覚えてないんだよね。

年の瀬に・・・

2018-12-15 09:44:43 | 日記・エッセイ・コラム
stick尊敬する、そして大恩ある先輩がいる。
毎年年末、僕は近況報告するために先輩を訪れる。
先輩は別にそれを望んでないのだけど、
忙しい時間を僕のために割いてくれる。


今年も近況報告にうかがった。
義父の訃報が事後報告だったことを叱られたり、
オフクロの病状を気づかってくれたり、
社業の景況を尋問されたり、
アッという間に時間が過ぎていった。


先輩には尊敬の念と親近感を抱いてるんだけど、
反面、お目にかかる際は非常に緊張もする。
だからか?
勝手に自分に課している近況報告だけど、
終わるとなぜかホッとするんだよね。
これで新年を迎えられます。

ハレの日 ケの日

2018-12-06 11:49:05 | 桐箱ブログ
Disc Case信用保証協会の広報誌で弊社を紹介してくれるらしく、
先般、その担当者が取材のために来社された。
大上段に構えて語るような経営理念や苦労譚はないけど、
うん、自社や自分自身を見つめ直す
いいきっかけになったかな?


詳細は煩雑になるからここでは省くけど、
「桐箱はハレの日につかうアイテム」
という、僕の得手勝手な解釈を語らせてもらった。


「ハレ(晴れ)」と「ケ(褻)」について語る知識はないけど、
異論を覚悟で、四捨五入すると、
「ハレの日」は非日常、「ケの日」は日常だと
僕は独り合点している。


弊社にとって桐箱の存在はいわば日常で、
社員さんや僕は毎日、何百個・何千個の桐箱に接している。
けれど、エンドユーザーにしてみれば、
生まれて初めて手にする桐箱かもしれず、
大袈裟にいえば非日常を感じていただいているかもしれない。


その忘れがちな「ハレの日」という世界観を再認識できた。
そして、社員のみんなにも、もう一度、伝えてみようと思う。
当初、取材を受けることは、正直メンドくさかった。
けれど結果的に、会社と僕にとって、意義深い機会だったと思う。