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SIDEWALK TALK

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食わず嫌い

2009-03-17 14:28:34 | ブログ
このブログに時たまコメントをくれるブロガーさんで、
音楽 -Pop Music- に通暁されていて、しかもオールジャンルを網羅されている人がいる。
仮に、「SO さん」としておこう。


SO さんは、音楽に関して、偏食をしない。
さらに豊富な知識がありながら、まったく先入観を介入せずに音楽を聴かれてるように感じる。
これって、何気にスゴイことなんだよな。


僕の音楽に対するビヘイビアは、SO さんの対極、いわば真逆だと思う。
特に若いころ、
単なるアクを芸術の核心的なものからでている
というふうに、勘違いしていた節がある。


「サーフ・ミュージックなんてブルジョアの BGM だ」
「AOR は軟弱で、ロックとは似て非なるものだ」
「ボサ・ノヴァはパンチが効いてなくて眠くなる」
などと、ろくに聴きもしないで毛嫌いしていた。


反省 <(_ _)>
ポップ・ミュージックをジャンル分けすることほど、無意味なことはない。
そもそも明確な境界線などなく、いい意味でカオスなんだから。
聴いてて心地よければ、それでいいんだよな。


Calm holiday Calm Holiday

 Noccola Folk
 価格:¥ 2,310(税込)
 発売日:2009-02-25



年齢を重ねて食べ物の好き嫌いが減ったように、
最近はいろんなジャンル -それでもまだ偏ってるけど- を聴くようになった。
先日は AOR のコンピ・アルバムを買ったし、
今回はニコラ・フォークのアルバムを買ってみた。


このアルバム『 Calm Holiday 』は、70's や 80's の名曲たちをボサ・ノヴァやラテンでカバーしている。
ニコラ・フォークは、Sade を彷彿とさせる、優しい落ち着いたヴォーカルが魅力的なシンガー。
ちなみに、収録曲とオリジナルのシンガーは以下のとおり。

   Don't Get Me Wrong 【 The Pretenders 】
   Mercy Mer (The Ecology) 【 Marvin Gaye 】
   Everytime You Go Away 【 Daryl Hall and John Oates 】
   Just The Way You Are 【 Billy Joel 】
   Close To You 【 The Carpenters 】
   Manic Monday 【 The Bangles 】
   Misty Blue 【 Dorothy Moore 】
   Everybody Wants To Rule The World 【 Tears for Fear 】
   Can't Take My Eyes Off You 【 Boys Town Gang 】
   This Masguerade 【 George Benson 】
   Hard Time (original) / Niccola Folk


こんな名曲たちに変に手を加えるとかえって歪なものになりがちだけど、
誰の力量なのだろう?うまく仕上がっている。
僕は特に、
ホール&オーツの「 Everytime You Go Away 」のこのアルバムでの解釈は秀逸だと思う。


探偵!ナイトスクープ ザ・ゴールデン

2009-03-16 22:23:06 | テレビ番組
Nightscoopあの『探偵!ナイトスクープ』が、最初で最後のゴールデンタイム放送をおこなった。
もしかしたら、ゴールデンを意識するあまり、
持ち味であるバカバカしさがセーブされてるんじゃないかと危惧していた。


杞憂だった。
相変わらず、しょうもなかった。
東京キー局に強烈な肘鉄を喰らわせた。
さすが、『探偵!ナイトスクープ』だ!


西田局長よりも上岡龍太郎のほうがよかった
などという声もあるけど、それはノスタルジーだと思う。
西田局長だからこその味も当然ある。
本来の良さ -しょうもなさ- を変えないために、変えなきゃいけないこともある。
局長もそうだし、探偵もそうだ。


それにしても、岡部まりは変わんないなー。
『丸井サウンドロフト』を思い出しちまった。
古ッ (^^;)


アメリカン・ギャングスター

2009-03-15 16:14:45 | 日記・エッセイ・コラム
Americangangster_2登場する主人公ふたりは実在の人物で、
ストーリーも事実に即したものだという。
だからだろうか?それほど劇的な展開はない。
にもかかわらず、惹きこまれるのは
デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウの存在感なんだろうな。


実際のフランク・ルーカスはもっとワルだったろうが、
デンゼルが演じることによって、
企業家のようなスマートさと牧師のような敬虔さを待ち合わせた魅力的な人間に描かれている。


一方、刑事役のラッセル・クロウは、70年代の雰囲気を違和感なく演技。
オスカー俳優の面目躍如だ。


VFX もない。こけおどし的な演出もない。大どんでん返しもない。
骨太な作品でオモシロかった。
田嶋陽子先生には怒られそうだけど、これは男の映画だ!


法治国家

2009-03-14 11:15:10 | ニュース
Low法治国家 -近代的なという定義での- に住んでる僕らは幸せなんだろう。
法により、国家権力にブレーキをかけ、個人の自由や権利が守られてるはずだからだ。
シンプルにいえば、スポーツにルールがあるのと同じだと思う。


埼玉県蕨市のフィリピン人、カルデロン・アラン・クルズさん一家の強制退去処分が決定した。
この国は、日本で生まれ、日本語しか話せないのり子さんだけの日本残留を認めた。
日本の法に則ってのことだから、この決定は致し方ないのだろう。
考えようによっては、のり子さんだけでも在留を認めたのは温情措置ともいえる。
でも…だ。何かモヤモヤ感が残るのは、僕だけじゃないだろう。


スポーツと同じと書いたが、たとえば野球で、
審判の裁量やケースによって4アウトまで認めたり、
1ストライクでアウトになったりしたらゲームにならない。
ルール -法- は守るためにあるんだ。


僕は無力だから、カルデロンさん一家に対してできることは何一つない。
せいぜい、ブログでこうして愚痴るくらいだ。
いつかまた、家族3人揃って日本で生活できることを願うばかりだ。


二人のバースディ

2009-03-13 09:10:08 | まちづくり
Happy_birthdayHappy Birthday, Moto!

僕からのささやかなプレゼントとして、
きょう、担当してる FM 番組で、佐野さんの佳曲「二人のバースディ」を流すつもりだ。
サイマルラジオ対応局だから、フルコーラス流せないのが残念。


   君のヴァイオリンは
   これから先 二度と
   聞けないような神秘的な
   調べを奏でてくれた
   Be with me


毎週、番組でかける曲は、
「僕の、僕による、僕のための選曲」
ということで、ほとんど佐野さんの楽曲ばかりを選んでる。
もちろん、リクエストなど一切受けつけない。


最近はリスナーさんにも浸透してきて、
他のアーティストの楽曲をかけるとクレーム?がくることもあるんだよな。
継続は力!ですね。


検診と床屋

2009-03-11 15:47:40 | まち歩き
Blood_pressure午前中に仕事の段取りをすませ、個人的な懸案事項をいろいろと…。

まずは、歯の定期検診。
約4ヶ月に1度のペースで診てもらってる。
左右上下の奥歯付近があやしいということで、レントゲン撮影。
きょうのところは歯垢をとるだけで終了。


そして散髪。
「床屋」という呼称は放送禁止用語だと聞いたことがあるけど、
もしそうなら、ナーバスすぎるんじゃないかな。
伸びきってたせいもあるが、3センチ以上はカットしてもらった。
坊主頭の一歩手前状態になっちゃった。


最後に、血圧の定期検診。
こちらのほうは、6週間(1月半)に1度のペース。
「 144/82mmHg 」
ちょっと高かったなー (^^;)
帰りしなに、高血圧についてのパンフレットを渡された。


ところで、病院の待ち時間に、
戦時中、満州鉄道に従事していて、ノモンハンまで兵隊さんを輸送していた
というおじいちゃんと遭遇。
話がめちゃめちゃ盛り上がった。


そのおじいちゃん、18歳から吸いはじめたタバコを72歳のときに止めたそうだ。
現在、御年83歳。
それなら止めなくてもよかったんじゃないかな?


日がな一日、映画をダラダラと

2009-03-09 13:45:16 | テレビ番組
きのうは家にいて、HDD に録ってあった映画を鑑賞。
とくだん精緻なレヴューを書く気はないけど、以下は備忘録として。






Black Snake Moan
ブラック・スネーク・モーン


Black_snake_moanサミュエル・L・ジャクソンとクリスティナ・リッチ
という個性派の実力者が好演している。

S・L・ジャクソンは、ホントにオールマイティな役者だ。
アクション、コメディ、サーガ、SF 、ヒューマン・タッチ、
音楽もの(ミュージカルは観たことないが)、ラヴ・ロマンス、戦争もの、
ヴァイオレンス、ホラー、サスペンス、パニック、そして B 級まで、
何だってパーペキにこなす。
この作品では、ブルースを歌うシーンが特に圧巻。

クリスティナのほうは、あいかわらずの個性。
『バッファロー’66』のアブノーマル感を彷彿とさせる存在感だった。
ステキです!

ストーリーは、
セックス依存症の女の子を、離婚した初老の黒人が鎖で繋いで監禁する
といったヤバイものだけど、まったくエロくはない。
むしろヒューマン・ドラマに仕上がっていて、清々しくさえあった。





Witness
刑事ジョン・ブック 目撃者


Witnessこの映画で興味深かったのは、
「アーミッシュ」というキリスト教のある一派の信仰と生活。

僕はアーミッシュについて知らなかったから、
冒頭の宗教儀礼や出演者の服装についてピンとこなかった。
黒ずくめの出で立ちと山高帽から、
最初はオーソドックス(ユダヤ教徒)じゃないかと勘違いしていた。

しかし、アーミッシュの未亡人とジョンがなぜ恋仲になったのか?
ちょっと唐突感は否めない。
いきなりの「惚れてまうやろー!」的な展開?

ヒロインのケリー・マクギリスは、『トップガン』のときとちがって、清楚で魅力的だった。
むしろ、この映画のほうがセクシーに感じたな。






Almost Famous
あの頃ペニー・レインと


Almost_famousまず単純に、邦題がイケてる。
訳者は誰だろう?センスいいよな。

70年代のアメリカのロック界をモチーフにした作品。
監督のキャメロン・クロウは、
実際に15歳 or 16歳でローリング・ストーン誌のライターをしていたから、
自身の自伝的作品なんだろうか?
いずれにしても、そのころの体験が生かされてるだろうから、
当時のロック・バンドとグルーピーはこんな感じだったんだろうな。

ペニー・レインと自称するキュートでミステリアスな女の子が登場するんだけど、
BGM には「ペニー・レイン」は使用されてなかった。

主人公の母親がロックを頽廃とドラッグの音楽として毛嫌いしてるのだけど、
サイモン&ガーファンクルさえも認めてないことには笑えた。
ジャケ写を見て、「この二人、完全にラリってる」って。






xXx : State of a Union
トリプルX ネクスト・レベル


Xxxこれは HDD じゃなくて、地上波で観た。
テレ朝系の日曜洋画劇場だったかな?

まぁ、いいんじゃないでしょうか?
ツッコミどころや NG 場面はたくさんあったけど、
ドンパチやって悪党を倒す、というシンプルなプロットを楽しめばね。

この映画にも、サミュエル・L・ジャクソンが出演している。
前述の『ブラック…』と撮影時期はちかいと思われるけど、
体重はおそらく10キロ以上減量している。
役者魂です。

前作のヴィン・ディーゼル版のほうが、デキはかなりよかった。
CG(VFX)にたよりすぎてて、最後はなんかアニメみたいになってたな。


英作文

2009-03-08 16:55:19 | ブログ
Dictionary2きのう、ブログ記事をはじめて英文でエントリーした。
内容は、ブルース・スプリングスティーンの The E Street Band の
オルガン&アコーディオン奏者 ダン・フェデリーシへの追悼文だった。
英文のほうがダニーに伝わるんじゃないかと思って、そうした。


僕は、桐箱屋だから、ふだん英語を使うことはない。
しかも勉強しなくなってだいぶ時間が経ってるから、難渋を極めた。


ひさしぶりに辞書を取りだし、何度も加筆訂正した。
それでも、文法的に正しいかどうか(もちろん間違ってるにちがいない)、
実際の英語圏の人たちに正確に伝わるかどうかはわかんない。
時間も死ぬほどかかった。


僕は、ダニーのハモンドオルガンを30年ちかく楽しませてもらった。
僕からのせめてものはなむけだ。
Phantom Dan 、永遠なれ!


Mourn over the death of Dan Federici

2009-03-07 15:26:37 | 健康・病気
Dan_federiciDan Federici longtime keyboardist/accordion player for Bruce Springsteen's E Street Band passed away some days ago after a long battle with melanoma.


Danny (Phantom Dan) was a key part of the Jersey Shore sound that broke out of Asbury Park with Springsteen in the mid-70's.
Federici had played in a number of bands with Bruce going back to the late 60's.
Dan's was a laid back style, keeping to his corner of the stage, yet weaving his organ sound around and through so many Springsteen classics.
His accordian work on songs like "4th of July, Asbury Park (Sandy)" epitomized the early Springsteen sound.
Other good examples of his work can be found on songs like "Kitty's Back" and "Independence Day" and especially the coda for "Racing in the Street"


Given the volatile nature of rock bands and the rock and roll lifestyle, it's notable that Federici is the first member of the 35 year old E Street Band to pass from the scene.


Us oldtime Springsteen fans will miss him.  


再結成

2009-03-06 21:43:54 | 音楽
ちょっと前、
サザンとチャゲアスが、限りなく解散にちかい、活動休止を発表した。
僕はサザン世代ド真ん中だと思うけど、なぜだろう?さほど感傷はない。
「勝手にシンドバッド」は衝撃的で、レコードを買って何度も聴いたのに。


ポプコン・マイ・リコメンド 石川優子 ポプコン・マイ・リコメンド 石川優子

 価格:¥ 2,000(税込)
 発売日:2006-12-21


コアなサザンマニアは別にして、桑田さんが音楽活動すれば、
それでファンの渇きを潤すことができるんじゃないかな?
チャゲアスも、ここんとこシーンでの活動はなかったから、
ファンは冷静に受け止めてると思う。


活動休止に反して、再結成するバンドもある。

JUN SKY WALKER(S)
筋肉少女帯
BARBEE BOYS
LINDBERG
ユニコーン


みんな、年齢的に僕世代のミュージシャンたちだ。
想像だけど、アラフォーになって素直になれたんだと思う。
僕も、いい意味で、変なこだわりがなくなっている。
とにかく、往事よりも楽しそうに演奏しているのが印象的だ。


そしてアラ還、アリスも復活して、全国ツアーをおこなうという。
当時、僕は小学生のくせに、「遠くで汽笛を聞きながら」に感動していた。
マセガキだったんだろうな。
アリスは、ホント名曲が多い。
僕のフェイバリットは「夢去りし街角」だ。


トドメは、石川優子 & CHAGE 。
CHAGE のソロアルバムで、
25年ぶりに「ふたりの愛ランド」をリテイクしているらしい。
25年経っても、あのキーで歌えるんだろうか?
アルバムは買わないと思うけど、聴いてみたいな。


僕的には、もう1組復活してほしいバンドがある。

伊丹哲也 & Side By Side

「街が泣いてた」は名曲だ!
めったにカラオケを歌わない僕が、時たま歌う曲だ。
もっとも、あくちゃん以外、誰も知らないけど…。