
WOWOW に加入してから、劇場に足を運ばなかった映画をみることが増えた。
もう5年ほども前だろうか、『バッファロー’66』を偶然みた。
以来、この作品の大ファンになった。
この映画は公開当時、メガヒットはしなかったものの、
日本では(アメリカでは知らない)異例のロングラン上映をされていた作品なので、
何となく気になっていた。
ストーリーやプロットについてここでは触れないが、
ひと言でいえば、ファンキーでハートフルな映画かな。
とにかく、監督・音楽・主演のヴィンセント・ギャロのシュールなテイストがでまくっている。
共演のクリスティーナ・リッチもすばらしい。
あどけなさと妖艶さがクロスする難役を、完璧に演じている。
とくに、ラストシーンがいい。
それまで(生まれてからずっと)なにかに追いつめられてた主人公が、
イッキに(というか、ちょっとだけ)ハッピーに。
要するにハッピーエンドなんだけど、
ありきたりのハッピーエンドじゃなく、ギャロ独特の世界観が滲みでている。
やっぱり、映画を見終わったときは、幸せな気分にならなきゃね!
渋い映画のようですね。(^-^)
ひまわりと、かくも長き不在、テーマは同じだったけど、鮮烈に作るか渋く作るかって、かなり違って見えますね。
女優に対して細やかなので、男性の感覚は意外な所が繊細だー!と思いました。(^-^)
見終わって幸せって、本当にいいです。
名画って言われるのは、涙も出ないくらい悲しい終わりが多いような?
邦画も今多いけど、丁寧に作って欲しいなって思います。
韓流がどうのと騒動もありましたが、9.11以降、イスラム圏で作られた素朴な映画が、来てないような気もして。
そんなことないかな?
平和で、自由で、いい映画がたくさん見られるのが一番嬉しいです。(^-^)
アクションとか、スパイものとか、ラヴコメとか、アメコミとか・・・
僕は勝手に「ビアガーデン映画」と名づけてます。
メッセージ性が強いものやブルーな気分になる作品も苦手ですが、
『ハリー・ポッター』『ロード・オブ・ザ・リング』『ナルニア国物語』
のような西洋お伽話系もダメですね。