
北部九州では雪がしんしんと降っていた。
僕は、雪が降りしきる中、
地元のコミュニティ局 NOAS FM のカウントダウン・イベントに
歩いて出かけた。
昨夜の雪は降雪地帯の人びとにとっては
なんてことのない降雪量だろうけど、
僕ら九州人は雪にたいしてあまりにも無力。
会場にたどり着くと、そのわずかな雪のために、
カウントダウン・イベント(年越し&餅つき大会)は屋内での開催に変更されていた。
そこは雑居ビルの2階の会議室で、イベントをおこなうにはいかにも手狭。
その狭い室内は、リスナーさんたちでごった返していた。
それで僕は、FM の社長さんに手みやげのから揚げ(中津名物)を渡し、
1年の謝意を述べて早々に帰宅。
結局、新年は拙宅でビールを飲みながら迎えた。
んで、あらためてまして、
新年 あけましておめでとうございます!
このブログは、2005年1月1日にスタートさせて、丸3年が過ぎた。
はじめた動機は省くけど、
毎年、自分なりにテーマを設けて記事をエントリーしているつもりだ。
2005年テーマ 「 なくしたものに別れを告げ、奪われたものを取り返す 」
2006年テーマ 「 序・破・急 」
2007年テーマ 「 Steppin' out 」
ことしは何にしようかと考えあぐねた結果、今朝になってようやく決まった。
「 遊戯自在 」 (ゆげじざい)
2008年テーマは、横綱昇進のときの口上に使用するような、
この小難しい四字熟語?に決めた。
「遊戯」という仏教語は、中村元氏の『仏教語大辞典』によると、
「菩薩の自由自在な活動」
という意味らしい。
これを第一語義として、その何番目かの語義に、
「心のままに無礙自在(むげじざい)であること。ゆさき。遊化とも書く」
と、でている。
こんなマインドを胸に、ブログに記事をエントリーしていきたい。
無礙自在は、形があって、しかもとどまるところがない。
人間が社会的動物である以上、
自分に関わる世の中の事象は、シガラミや世間体、エゴイズムなどのフィルターを通さないと
無礙にとどめなく旋回して消えてしまう。
でもこのブログでは、そんな相対的な(自我とはいえない)自我を解き放って、
身の回りに起こるありふれた出来事を一瞬のシャッターでとどめていきたい。
平たくいえば、自分の魂の叫びというか、本音を綴っていこう、ってこと。
ブログのスタート当初は、どうせだれも読んでない、とタカをくくって思いの丈を書いてたけど、
最近はいい子ちゃんぶった記事が多くなってるような気がする。
こんな僕の拙いブログを、まだ見ぬブロガーさんたちをはじめ、地元の先輩や古くからの友だち、
さらには社員までもが読んでくれてる。
その親しい(近しい)人たちを意識するあまり、最近は本音を書けずにいる自分がいた。
ことしは、僕なりの「本当の真実」を遊戯自在に綴っていくつもり。
本年も よろしくお願い申し上げます!