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SIDEWALK TALK

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目白ルカン

2015-07-02 11:33:19 | 食・レシピ
Letterちょっと前、Facebookで遊んでたら、
長崎の友だちがとんかつについて投稿していた。
彼の地元に「ルカン」という名店があるらしい。
うろ覚えだが、画像に箸袋が写っていて、
「東京 目白 とんかつルカン」と印字されていた。


画像をみた刹那、戦慄が走った!
僕の出身大学は目白にあり、
当時「ルカン」というとんかつ屋さんがあった。
今は閉店したと風の便りに聞いてたけど、
あのルカンで修行された方が暖簾分けしてもらってるんだと
独り合点している。


ご多分に漏れず学生時代は常に金欠で、
昼飯は学食か構内の売店の弁当で済ませていた。
しかし時たま意を決して、外食することがあった。
その一番手がルカンだった。
とんかつ以外(ライス・味噌汁・キャベツ)がおかわり自由というのも、
若いカラダにはうれしかった。
ルカンは、僕らにとってのシャングリラだった。


5月末、福島で大学の同窓会的飲み会があり、
このことを僕は酒の肴に話した。
すると先輩後輩たちが、とたんに色めき立った。
いつか長崎のルカンにくりだそうと盛り上がった。


この同窓会は、毎年開催地を替えておこなわれている。
九州でも過去3回(大分・福岡・熊本)開催された。
来年は金沢、再来年は東京と決まってるんだけど、
長崎大会が、がぜん現実味を帯びてきた。
そうなれば、自然、幹事役は僕ということにならざるを得ない。
まだ3年以上先の話だけど、
いつか下見に訪れたいと切に願っている。

旅の支度

2015-03-02 09:30:01 | 食・レシピ
Letter先週末、ささやかな食事会があった。
この春、地元から各地へ旅立つスカウトたちとの食事会。
うん、楽しかった!


力不足は否めないんだけど、なんやかんやあって、
僕はボーイスカウトのベンチャー隊長を拝命している。
平たくいえば、高校生スカウトの担当。
高校生にもなってスカウト活動しようっていうヤツらだから、
ほとんど手がかからない。
だから、僕ごときでもなんとか務まるというわけだ。


集まってくれたスカウトは、男子1名、女の子3名の計4人。
大学や専門学校に進学する。
彼らそれぞれから進路や抱負を聞いてると、
前途洋々、明るい未来を祈らずにはいられない。


うれしかったのは、大学進学の男の子が、
将来地元に戻って祖父の仕事を継ぐとコミットメント。
そして、全員から夏休みの再会を提案されたこと。
金蔓だろうが、バカ隊長だろうが、かまやしない。
わずか数ヶ月後だけど、いろんな意味で大きく変わっていくと思う。
彼らの成長した姿が今から楽しみだ。

とりあえず生!

2015-02-19 11:44:54 | 食・レシピ
Letter「とりあえず生!」

このフレーズを産みだした人は誰なんだろう?
もちろんいきなり日本酒や焼酎、ワインを飲む人もいるだろうけど、
大概の酒飲みはビールから、それも生ビールを最初にオーダーする。
飲み会のスタートを飾る、ホントに素敵なフレーズだと思う。


NHK 朝ドラ「マッサン」効果もあってか、
サントリーにしろ、ニッカにしろ、ウイスキー事業が好調らしい。
耳学問だから当てにはならないけど、
「水割り」(氷を入れた水割り)を発明したのはサントリーらしい。


水割りは、まだウイスキーに慣れてない日本人を洗脳するのには、
おそらく絶大な効果があったかと思われる。
それに当時出回ってた合成ウイスキーは、ロックやストレートでは
飲めた代物ではなかったにちがいない。


少し乱暴だけど、「習慣」というのは「文化」という単語に置き換えてもよく、
「とりあえず生!」も「水割り一杯」も今や日本語の慣用句といっていいんじゃないかな。
もっとも生ビールや水割りをオーダーするのにこんな小理屈を持ちだす必要もなく、
むしろ無粋というものだろう。


今週末、飲み会の予定が立て続けに入っている。
おろらく僕は、無心で「とりあえず生!」と叫ぶにちがいない。

自然薯

2012-02-18 10:04:03 | 食・レシピ
Jinenjo本業は金属加工なんだけど、
趣味と実益を兼ねて、
副業で自然薯の栽培をされている方がおられる。
以前、皇室に献上するとかで、
桐箱をつくったことがあった。


今般、この事業を本格化するということで、
廉価版(汎用型)の桐箱サンプルの依頼があった。
その際、社長ご自慢の自然薯をいただいた。
その長さは、なんと80センチ。
本来はもっと長いらしいが、
真空パックにする機械の加工領域の限界が80センチということらしい。


僕は、自然薯というものをあまり食べたことがない。
地元近辺は山かけそばで有名なんだけど、
ガキのころはとろろが嫌いで食べたことはなかった。
酒を飲むようになって肴で山芋の千切りやとろろを食するようになったけど、
そのほとんどは長芋でつくられていることは言うまでもない。


今回いただいた自然薯は、まだ封を開けていない。
そもそも調理する能力もない。
この日曜日、嫁の義父母に来宅してもらって料理してもらうことになった。
お義父さん&お義母さんは、その筋のエキスパートらしい。


嫁さんは麦とろご飯(とろろ汁)を楽しみにしているようだけど、
僕は擂った自然薯をそのまま団子状にして鍋に入れて食べようと目論んでいる。
ゴボウ5時間、ニンジン2時間、山芋たちまち... ( ̄。 ̄;)

ふきのとうで苦み走った男になる

2012-02-14 15:11:06 | 食・レシピ
Fukinotouこないだの亡父を偲ぶ会のとき、料理のお手伝いをしてくれた
腕自慢のオバチャンからお手製の蕗(ふき)味噌をいただいていた。
そして今般、お義母さんから、やはり手作りの蕗味噌を頂戴した。


ふきのとうは、雪解けを待たずに地表から顔をだす。
そう、春を告げる使者だ。
冬眠から目覚めたクマ(九州にはクマはいない)は最初にふきのとうを食べる、
といわれている。


蕗味噌はそのままで、白ご飯はもちろん、野菜スティックにもフィットする。
けれど今回は、思いがけずたくさんいただいたので、
一部をちょっとアレンジして、イタリアンなジェノベーゼ風ソースをつくってみた。


パスタに絡めれば、イタリア人も「 Mamma Mia! 」と声を上げるだろう。
トーストにのせても、クラッカー(僕はプレミアムクラッカーが好き)にのせてカナッペにも。
そして、焼いた肉にもよく合う。
カルパッチョにトッピングしてもよく、意外にも冷や奴にもマッチする。


当然ながらワインやビールにも、焼酎や日本酒にだって合う。
どんなものでも酒の肴に変えてしまうミラクルソースだ。


この苦み走ったジェノベーゼ風蕗味噌ソースは、苦み走っただけの男より使い途が多い。
役立たずの僕などと比べると、遙かにスグレモノなのである。

クリームシチューと麦焼酎

2011-09-07 15:08:00 | 食・レシピ
Stew酒を飲みはじめたころは、背伸びしてたんだろうか?
肴に山芋千切り、モズク酢、冷や奴なんかを
よくオーダーしていた。
さらには、ツマミなしで飲むのがカッコイイと勘違いして、
ろくに食べもせずに酒ばっかりあおってたような気がする。


オッサンになった今、やたらお子ちゃまメニューが好きになった。
カレー、ハンバーグ、スパゲッティ、グラタン、クリームシチュー、
こんなのを肴に酒を飲む。


もし趣味の定義を「もっとも時間とおカネを使うもの」とするならば、
僕の場合、圧倒的に晩ごはん(晩酌)ということになる。
だから?夜は、ご飯やパンを食べずに酒とオカズだけで済ませてる。


夕べ食べたクリームシチューは格別だった。
何かのTV番組でハウスの工場を紹介していて、
美味しいクリームシチュー(こくまろカレー)の作り方が紹介されていたらしい。
昨夜のシチューは、そのレシピに則って作られたものだった。


あまりの美味しさに一晩で食べるのがもったいなく、
今夜の分も残しておいた。
今夜も、クリームシチューを肴に麦焼酎という、
ひと昔前なら考えられないマッチングで趣味を謳歌しようと思う。

から揚げのまち

2007-08-29 11:28:09 | 食・レシピ
Karaage僕のふるさと 大分県中津市は、
「から揚げのまち」or「から揚げの聖地」
と呼ばれていて、
僕ら中津人はから揚げ大好き民族ということになっている。


から揚げといっても特殊な素材を揚げているわけじゃなく、
どこにでもある鶏のから揚げである。
いつの間にそういうことになったのか?
僕の子ども時分は、「から揚げのまち」なんていう謳い文句はなかったと思う。


でも、から揚げ屋さんはあった。
そう、鶏のから揚げだけを売ってるお店だ。
他市のひとからみれば、風変わりな専門店かもしれない。


中津のから揚げ屋さんには、一様にイスが設置されていている。
これは注文してから揚げはじめるため、客が待つためのイスである。
中津人は、揚げたてを食べるのである。


中津の都市伝説として、こんな逸話がある。
十数年前、世界的から揚げ屋「ケンタッキーフライドチキン」が中津にオープンした。
しかし、中津人のから揚げにたいする高度で繊細な味覚についていけず、
数年で撤退を余儀なくされた。
撤退の本当の理由は知る由もないが、
このことが原因のひとつであったことは否定できないと思う。


今年、リベンジを期すべく?、KFC が再び中津にオープンした。
僕がみるところ、オープン当初は流行っていたようだが、
最近は閑古鳥が鳴いている。
僕は生粋の中津人だけど、KFC も好きなので、
今回はなんとかガンバってほしい。


さらに以前、中津人がどれだけから揚げが好きか?
という特集を組んだ TV 番組が放映された。
中津ではから揚げ好きが高じて、
スキヤキや味噌汁にいれたり、美容院の待ち時間にオバチャンが食べたり...etc
あり得ない内容だったらしい。
むろん、これは荒唐無稽なことで、いわゆるヤラセだったにちがいない。


くどくどと書き連ねてきたが、
たしかに中津のから揚げはウマイと思うし、
現在生き残っている店はそれぞれ独自の工夫があるように感じる。
実際、お店の前に他県ナンバーの車が駐まっている風景を
目の当たりにすることもある。
ネット販売をしているお店もあるようなので、
お取り寄せをしてみるのも一興かと思う。

夕食はキティちゃん!?

2005-01-21 11:00:00 | 食・レシピ
kitty唐突ですが、僕のワイフはけっこう料理上手なんです。いちいち得意料理を紹介するようなノロケ話はしませんが、和洋中だいたい何でも OK です。
そんなワイフをもつ僕ですが、家で食事をするのは月数回しかありません。まさに宝の持ち腐れなんですが、先日ビックリする一品が夕食に登場しました。

それは何と「キティちゃん(のチョコレート)」です。
「キティちゃんをおかずにメシを食べるのかぁ(実際は酒を飲む)」と一瞬、鼻白みかけたんですが、普段ワイフに不義理と迷惑をかけている僕ですので、気を取りなおして、何ごともなかったかのように完食しました。

でも、それは食後にワイフが食べようとしていたものだったんです。
その後、わが家のムードがどうなったか!? ご想像におまかせします。