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SIDEWALK TALK

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輿亮さんの解説がききたい

2022-07-20 09:51:15 | テレビ番組
Pajamas地上波はニュースくらいしか見ないんだけど、
NHKのNFL中継は録画して毎試合たのしんでいた。
それが、昨シーズンから放送がなくなった。
今年のシーズンもないみたい。
大谷翔平くん人気にほだされて、
MLBに多額の放送権料を支払ってるんだろうか?


それで、NFLを見るためだけに、
2年前、CSの日テレジータスを契約した。
週2試合ほど中継がある。


そんな僕に朗報が舞い込んできた。
Prime Video でも放送するというのだ。
オンデマンドで配信してくれるんだろうか?
ライヴ配信のみだと、見るのは不可能にちかい。


そして、解説。
現地放送のままだと英語解説だろうから、
僕にはちんぷんかんぷん。
日本でNFLをたのしむのはハードルが高いんだよね。


解説といえば、僕は輿亮さんのそれが好きだ。
わかりやすさや知識の豊富さもさることながら、
語り口調が佐野元春に似ているんだよね。
佐野さんが解説してくれてるみたいで、
僕はニヤニヤしながらゲームをたのしめる。

海の日に

2022-07-19 10:32:20 | 食・レシピ
Pajamas僕が住んでる街は、ずいぶん前から
名産である「鱧(ハモ)」をPRしてきた。
行政も民間も努力してきたのだけど、
残念ながら大きな効果はなかったと思う。


今は鱧よりも「からあげの聖地」として名が通っていて、
さほど努力もせずに全国区になった。
価格のこともあるだろうし、
なによりも取っつきやすいからだろう。


それはさておき、
昨夜、幼なじみと鱧を食べに出かけた。
彼女もあっけらかんとお酒が飲める女性で、
肩肘を張らずに会食することができる。


鱧のトップシーズンは中津祇園のころといわれている。
ひさしぶりの鱧はやはり絶品で、
彼女との楽しい会話も相まって、
日本酒がくいくいすすんだ。
いつものことながら、
最後の方はあんまりおぼえていないんだよね。

福井晴敏のこと

2022-07-15 11:32:34 | 本と雑誌
Pajamas若いころは歴史小説ばかり、
とりわけ司馬遼太郎作品を好んで読んでいた。
日本史好きということに加えて、
父親の影響が大きかったのかな?
家の書庫には歴史小説がずらりと並んでいた。


40歳を超えたあたりから、
他のジャンルも読み漁るようになった。
ある時期は、福井晴敏の作品ばかり読んでいた。
福井氏とは年齢がちかいから、
ガキのころ、同じような景色を見て育ったんだと思う。
読んでて、すごく共感できるんだよな。


『亡国のイージス』で知られる氏だが、
最近ではガンダム作品に深くコミットしている。
実際、彼自身、
自分は小説家ではなくアニメ作家だと規定しているらしい。
彼のガンダム作品は好きなんだけど、
もうちょい小説に軸足を置いてほしいんだよね。

宇宙の秩序

2022-07-13 11:46:47 | 日記・エッセイ・コラム
Pajamas無粋な輩だから
花を愛でる習慣はないのだけど、
敢えて好きな花をあげるとすれば、
それはコスモス。


wikiってみると、
語源「コスモス」はギリシャ語の「宇宙」の「秩序」を意味し、
「コスモス」とはラテン語で星座の世界、
秩序をもつ完結した世界体系としての宇宙の事とある。


メキシコにいたスペイン出身の聖職者が
中南米原産のコスモスをみて、
花びらが整然とバランスよく並んでいることに、
ギリシャ語の「調和」と名付けたらしい。


土手の叢中に点々と灯をともしたように咲いているコスモスが、
どういう花より好きです。
人生で、小庭に、
わが手で植えた花といえばコスモスだけだ。


次に好きなのは、ラベンダーで、
他については、
花より青い枝葉の方を好んでいる。

駆けぬけてゆくもの

2022-07-12 09:49:39 | 佐野元春
Pajamas仕事の環境が変わり、
午前中に時間が取れるようになった。
というか、暇になった。
それで、しばらくサボっていたブログを
やってみようという気になった。
さて、前回につづき、佐野元春のことである。


佐野元春という人にライヴで接したり、
作品を聴いたりするとき、
ときどき阿羅漢のようだと思ってしまう。


無明長夜という山坂を懸命に駆けつづけている阿羅漢というのは、
当然ながら、
虚空の中の絶対光明の世界へ出ようとしている。
その野に出れば、
舞い散る落ち葉も光明であり、
落ちている石ころも光明である。


僕は、古代インドの心のままのこの阿羅漢が、
絶えず目の前を駈けぬけていくのを、
あらゆる佐野作品に見るのである。


新作『今、何処』を聴いて、
佐野さんに対する雑感を
少し気取って
しかつめらしく書いてみた。

『今、何処』に寄せて

2022-07-11 10:44:15 | 佐野元春
Pajamas佐野元春 & The Coyote Band の新作
『今、何処 (Where Are You Now)』がリリースされた。
数回、通しで聴いてみた。
ぼやっとした印象だけど、
イーグルスとデヴィッド・ボウイのミクスチャーと感じた。
むろん、佐野さんとバンドにそんな意図は毛頭ない。


誇りといえば自慢めかしいが、
なにがなくなっても、
あるいはすべてをうしなっても、
ロックンロールだけ残れば、
僕は立って歩くことができる。


佐野さんの音楽はいうまでもなく、
その言語とその感受性とその思考法の、
みがかれた集成である。


僕は10代の多感なころに佐野音楽に出逢った。
最初の拠りどころであるだけでなく、
たとえ人生の途上で置き忘れようとも、
終の棲家であることにはかわりがない。

あっけらかんとお酒が飲める女性は美しい。

2022-07-07 14:19:57 | 日記・エッセイ・コラム
Pajamas名古屋に幼なじみが住んでいる。
盛って言わせてもらえば、
彼女は杉浦友紀アナウンサーに似ている。
昨夜、連絡があって、
8月下旬、名古屋で一杯やることになった。


どういうわけか?
ガキのころから、彼女がどうも苦手で、
人的プレッシャーを感じていた。
彼女の秀麗な容姿、明晰な頭脳、
そして親分肌な気質に気圧されていたんだろう。


50歳を過ぎてひさしぶりに再会し、
(失礼ながら)ビビってたことを伝えた。
すると、不思議とその呪縛が解けてしまった。
以来、年イチくらいで食事するようになった。


気が合うなと感じたのは、デザートが出たとき、
彼女は珈琲じゃなくワインをたのんだ。
僕も食後にお茶する習慣はないから追随した。
あっけらかんとお酒が飲める女性は美しい。


彼女は毎年、亡妻の命日に供花を贈ってくれる。
そのお礼を兼ねてご馳走したい。
今回は和食のお店にいって、日本酒を交わそうと思う。
ここんとこ名古屋はたいへんな猛暑のようだけど、
そのころは少しはマシになってるんだろうか?

下高井戸逍遙

2022-07-04 11:27:27 | 旅行記
Pajamasひさしぶりに旅に出た。
東京にいってきた。
旅といっても、
滞在時間は24時間もなかったんだけどね。


旅の主な(唯一の)目的は、
佐野元春 & The Coyote Band のライヴだった。
10代のころから佐野さんのファンで、
かれこれ40年ちかく彼の音楽に触れてきた。


楽しみな反面、出かけるのは気が重かった。
その理由は、ここんとこの酷暑。
九州よりも東京の方が暑い日が続いていたからだ。


ライヴの前に下高井戸を訪れた。
30年ほど前に亡くなった元カノに墓参してきた。
ずっと冷房下での移動だったから、
下高井戸駅までは汗ひとつかかなかった。
けど、お墓参りは外歩きを余儀なくされて、
僕は汗だくになった。


彼女が亡くなった当初、
お墓には彼女ひとりが眠っていたのだけど、
今はご両親も鬼籍に入っている、
お墓は炎天下で煮えたぎっていた。
花を手向けたかったのだけど、
この酷暑ではすぐに傷んでしまうから、
水かけだけして手を合わせた。


下高井戸には「たつみや」というタイ焼きの名店があって、
大学時代も今も行列が絶えたのを見たことがない。
炎天下のせいなんだろう。
客待ちしてないのを初めて目撃した。


今日のブログはとりとめがない。
ずっと更新してなかったら、
主題などをとくに設けずに、
思いつくまま漠然と書いてみた。

夜の銀狐

2022-03-24 13:07:52 | コスメ・ファッション
Pajamas僕が髪を染めだしたのは、
たしか39歳の春だったと思う。
ある賭けに負けて、生涯初の丸坊主になったとき、
床屋のにいちゃんからすすめられたのがきっかけだった。
以来、15年以上白髪染めをしてたんだけど、
思いたってやめることにした。
理由はない。


染めはじめたころは少し目立つ程度だった白髪だけど、
今はいったいどれくらい白くなってるのか、
自分でも皆目見当が付かなかった。
染めるのやめて1ヶ月。
まだ毛先にはヘアカラーがちょっと残ってるのだけど、
思ってた以上に白かった。
亡父も僕の年格好のころにはほとんど白髪だったから、
ま、遺伝なんだろうな。


しかし、まわりの反応がほとんどないのには拍子抜けしている。
自意識過剰だったのかな?
おっさんの髪なんかにはキョーミないってことなんだろう。
こないだ先輩と飲みに出かけたとき、
その先輩がカラオケで「夜の銀狐」を歌ってくれた。
それが唯一のリアクションだったんだよね。

三年 – Time goes by –

2022-02-20 11:19:08 | 日記・エッセイ・コラム
Pajamas2月20日。
亡妻の命日。
今年で3回目になる。


去年も一昨年も、気の置けない友達が、
一人でいるとろくなことにならないと、
家から連れだしてくれた。
ありがたいことに、今年もお誘いがきた。


お誘いといっても、昼酒をかっ喰らうだけである。
しかも3年連続、焼肉屋さん。
命日に焼き肉とは・・・
ま、これは鄙陋な僕を慮ってことだろう。


毎年、彼女の友人たちが、お参りに来宅してくれる
毎年、名古屋の幼なじみが、供花を贈ってくれる。
毎年、社員さんたちが、お悔やみを伝えてくれる。
毎年、有象無象たちと昼酒をかっ喰らう。
感謝しかない。