あああああなんかああああ物凄い厨くさいのおおお書きたくなってきたああああ@kirekoです。
>今日の感想と批評
( ゜д゜ )毎回偉そうに他人の小説を見てああだこうだくっちゃべってますが、
( ゜д゜ )実は小説を酷評する反面、奔放さに羨ましいと思うところも幾つかあり
( ゜д゜ )凝り固まった自分の思想を自虐的に見ることもしばしば
( ゜д゜ )たまには名前も、読ませようと苦心する文章も、凝り固まった偏見も
( ゜д゜ )全てかなぐり捨てて自由に書きたいと思うこともありますが、
( ゜д゜ )それは己のプライドが到底許せないkirekoでした。
■企画の意図は、こちら
http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/7e03a0212eb392c37028780a1c7f63d9
*感想テンプレ
■(タイトル+小説直リンク) ジャンル(ジャンル) 作:作者名
:あらすじ(小説家になろう投稿時に書いてあるあらすじ)
:感想(kirekoの感想)
*感想テンプレ終わり
============はい開始==============
■おかあさんへ ジャンル エッセイ 作:から素
:あらすじ
今も誰にも伝えられなかった。いつまでも閉まっていた気持ち…
:感想
13日投稿作品。主人公自らの現状とかつての母親の姿が重なってしまい、母親に愛されなかった、というより愛される振る舞いをしなかった理由を、ふと立ち止まって考える。そしてその考えの結果、今目の前に居る子どもだちを自分達は愛せるのか?そんな現実的な思いを書き連ねた作品。この主人公に共感できるかというと、ちょっと甘い考えもするが、ほのかに匂わせる読ませ方、想像させる文章構成に関しては、特筆すべきものがあると思う。なぜ主人公が愛されているという自覚がなかったのか、また自らが愛すべき子ども達への接し方への不安が何故かき消す事が出来ないのか、その辺を深読みしていくと面白いかもしれない。
■うたつ様 ジャンル ホラー 作:剣崎輝
:あらすじ
怖い話が好きな私は、会員制サイト『怖い話ネット』に良くいく。今お気に入りなのがそこの掲示板だ。仲間達の怖い話や都市伝説、体験談などが読め、雑談なんかも出来る。リアルが楽しくない分、ハマってしまうのかもしれない。★『夏ホラー2008~百物語編~』投稿作品です。
:感想
構成と思考、そして展開がまさにウェブ小説という感じ。まず、kirekoはこういう作品で『当たりを引いた』試しがないので、やや文章自体への嫌悪感があり、酷評になってしまう事を読者諸君も念頭に入れてほしい。自分が最初に作者に言いたいのは、背景と文字色がどちらも暗色であるため、本文が読みにくい。「ホラーとして怖がらせよう」「小説として読者に読ませよう」と雰囲気を出したい気持ちはわかるが、そういうのは暗に作者が自分の書く文章に自信がないのでは?と読者に思わせることに繋がるので、やめたほうがいいかもしれない。と、いうわけで本文の感想に入っていこう。えてして、こういうネタは大衆的で良い。主観も織り交ぜられるし、色んな展開の幅も見込める。基本的に精神的なホラーというよりオカルトに近いが、導入で失敗している以外の部分は、読めると思う。が、どうも軟弱なオカルト要素を入れた、作者のホラー作品へのテンプレート…出来上がった文章の体質というのか、えてして全ての小説に関して言う表現演出として必要な『ホラー展開への凄み』を書ききれないところが非常に残念だ。全ての物事が簡単に進み過ぎて、導入の部分のあくの強い鈍重さに対して、後半は軽すぎる印象を受ける。映像、とかくドラマの中なら面白いかもしれないが、小説の世界だと確実にNOだ。他の人はどう思うかわからないが、原文中の
警官は部屋を飛び出していく。私は士郎の脇を擦り抜け、ドアのところに立った。
部屋は夥(おびただ)しい赤い液体が飛び散っていた。壁や天井にまで、大量の血飛沫がある。部屋の真ん中で益田の濁った瞳は空を見詰めている。だが、腕は書机のイスにぶら下がり、足はベッドに引っ掛かっている。
巨体な身体は窓際に転がっていた。
や、それに続く
益田は赤いワンピースを着ていた。いや、あれは白いワンピースだったろう。着ている人間の血を吸い上げ、見事なまでに深紅のワンピースになっていた。
こういう部分が、いつも気に食わないというか、やるならもう少しこだわりを見せて欲しいと思う。視覚で感じたものだけが全てではなく、血の湿り気具合、その質感、充満する生臭い匂い、室内の音など、オカルト物とは言え、主格が五感で感じた全ての事を生生しく書いたほうが、リアルな怖さが伝わってくるようなホラーらしい描写ができるのではないだろうかと、ついつい書き手の心で考えてしまう。あと、作者が読者に対して『怖がらせよう』と思う心が露骨過ぎると、読者としては読む熱も冷めてしまうのも事実だと思う。
■緊急避難的逃走的妄想【三語即興文】 ジャンル その他 作:売国有罪
:あらすじ
三語即興文。『私』『終わり』『夕焼け』ルールは三十分で書く。
:感想
自分の住んでいる世界が終わる終日の時、何をする事もなく自室にいた主人公が…と、導入ネタとしてはやや古い感じの作品。導入部分のその他大勢と主人公の比較がいいね、まあ小説の世界のキャラクターって妙に落ち着いちゃってる人が多いけど、実際そんなもんなのかなとも思う気がする。三十分で書くには、結構きついネタだった割には、うまく纏まっていると思う。ただ、いきなりのクレイジーなキャラが登場する展開と、唐突にクレイジーに終わるオチには、ちょっと感じえるところが無かったなぁ。
ちなみに感想とは別の余計な補足になってしまうのだが、インドのカースト制度でバラモン、クシャトリアに続く身分ヴァイシャ(農民、商人)というものがあるが、これは確かサンスクリット語で『家そのもの』『定住者』を意味するヴィシュが元になっていると聞いたことがある。と、なると、原文中で白ローブの女が主人公に対して、ヴァイシャ(定住者)と名乗ったことは、考えようによっては、なかなか皮肉めいているではないか。
■落日【三語即興文】 ジャンル SF 作:木野目理兵衛
:あらすじ
懲りずに三十分で執筆。お題は『私』『終わり』『夕焼け』。
:感想
生き過ぎた物の終わり、その感情を描いた作品。読んでいて謎をほのめかす部分に首をかしげながらも、主観である人物が実は○○であった、という導入展開の部分、その最初は良かったんだが、後半の感情論の振りかざしが、なんとも表現的にグズグズ。やりたい事はわかるが、ふと立ち止まって考えると人間的な勘定すぎるのでは無いだろうか?その辺が好きじゃないところだ。そういうやや嫌悪を感じた面もあり、最期の読者にとってわかりやすいオチというか、他の要素を一切入れないそのまんまの展開が、ちょっと捻りを求めていた読者の一人としては拍子抜けだった。もう少しバッド要素、いわゆるそう思ってる主人公の主観に対してのブラックジョークへの起伏を狙って、現主人が主人公の終わりを迎えた時に、物をぞんざいに扱う台詞や、皮肉めいた演出が、少々欲しかった。
■月と二人と ジャンル その他 作:七色 鈴音
:あらすじ
月の下の別荘で小説家とその担当者、そんな二人がする会話
:感想
割と好きな部類。本文中は、ほぼ会話文しか無いのだが、その会話が日常的であり、また小気味良い質感と、互いの距離があって良い。男女にふり分けられた理系と文系の差異のあり方みたいなのが言葉の隙間から読み取れて、十分面白かった。とにかく会話文で読ませてくれる作品だった。ただ、職業的な設定の部分がもう少し出せなかったのかと思うところと、自分の頭の中で描く文系の男性と、理系の女性のイメージが、この作者の描くものと若干違ったので、個人的に腑に落ちなかった点もあった。
■追加広告―私の十本の針― ジャンル ノンフィクション 作:六の宮の姫君
:あらすじ
毎回、痛烈なメッセージのみを残して去っていくG氏。今回の(かなり前ですが)メッセージに書かれていたのは…。それに対する私の返答、あるいは私的広告の第二段。
:感想
以前にも、この人の作品を紹介したことがあったが、毎回の宣伝文としては秀逸だ。今回は、いわゆる自分の宣伝というより小説の書き方、そのあり方に関してこの作者の思うところを別のキャラクターを交えて書き連ねている、とそういった作品。ちょっと宗教的な縛り、いわゆる抑圧の中でしか話せない思想に固まってはいるが、広告を読んだ読者とすれば、基本的な物の書き方は悪くないと認めているのだから、早くその狡猾たる思想に満ちた作品を見せろというのが正直なところ。パート分けされた文章も書き手として、読み手として共感するべき部分が多々あるのに、その結果である文章が一つも無いところが、なんとも読者としてやるせない気持ちだ。早く見せろと我々が思うほど、下卑た大衆読者の心が作者の腕を鈍らせるのか、それとも他者へ公開することが憂悶なほど出来の悪い小説なのか。その事実はわからないが、作者の小説は読んでみたいと思う。
=========終わり============
>最近だらしねぇな?
('A`)早い夏バテのようです。
('A`)誰か、何か、精のつくものを送ってください。
しかし自宅に送られてきたのはバイアグラ一年分だった。
( ゜д゜ )そういうことじゃねえーから!
>今日の感想と批評
( ゜д゜ )毎回偉そうに他人の小説を見てああだこうだくっちゃべってますが、
( ゜д゜ )実は小説を酷評する反面、奔放さに羨ましいと思うところも幾つかあり
( ゜д゜ )凝り固まった自分の思想を自虐的に見ることもしばしば
( ゜д゜ )たまには名前も、読ませようと苦心する文章も、凝り固まった偏見も
( ゜д゜ )全てかなぐり捨てて自由に書きたいと思うこともありますが、
( ゜д゜ )それは己のプライドが到底許せないkirekoでした。
■企画の意図は、こちら
http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/7e03a0212eb392c37028780a1c7f63d9
*感想テンプレ
■(タイトル+小説直リンク) ジャンル(ジャンル) 作:作者名
:あらすじ(小説家になろう投稿時に書いてあるあらすじ)
:感想(kirekoの感想)
*感想テンプレ終わり
============はい開始==============
■おかあさんへ ジャンル エッセイ 作:から素
:あらすじ
今も誰にも伝えられなかった。いつまでも閉まっていた気持ち…
:感想
13日投稿作品。主人公自らの現状とかつての母親の姿が重なってしまい、母親に愛されなかった、というより愛される振る舞いをしなかった理由を、ふと立ち止まって考える。そしてその考えの結果、今目の前に居る子どもだちを自分達は愛せるのか?そんな現実的な思いを書き連ねた作品。この主人公に共感できるかというと、ちょっと甘い考えもするが、ほのかに匂わせる読ませ方、想像させる文章構成に関しては、特筆すべきものがあると思う。なぜ主人公が愛されているという自覚がなかったのか、また自らが愛すべき子ども達への接し方への不安が何故かき消す事が出来ないのか、その辺を深読みしていくと面白いかもしれない。
■うたつ様 ジャンル ホラー 作:剣崎輝
:あらすじ
怖い話が好きな私は、会員制サイト『怖い話ネット』に良くいく。今お気に入りなのがそこの掲示板だ。仲間達の怖い話や都市伝説、体験談などが読め、雑談なんかも出来る。リアルが楽しくない分、ハマってしまうのかもしれない。★『夏ホラー2008~百物語編~』投稿作品です。
:感想
構成と思考、そして展開がまさにウェブ小説という感じ。まず、kirekoはこういう作品で『当たりを引いた』試しがないので、やや文章自体への嫌悪感があり、酷評になってしまう事を読者諸君も念頭に入れてほしい。自分が最初に作者に言いたいのは、背景と文字色がどちらも暗色であるため、本文が読みにくい。「ホラーとして怖がらせよう」「小説として読者に読ませよう」と雰囲気を出したい気持ちはわかるが、そういうのは暗に作者が自分の書く文章に自信がないのでは?と読者に思わせることに繋がるので、やめたほうがいいかもしれない。と、いうわけで本文の感想に入っていこう。えてして、こういうネタは大衆的で良い。主観も織り交ぜられるし、色んな展開の幅も見込める。基本的に精神的なホラーというよりオカルトに近いが、導入で失敗している以外の部分は、読めると思う。が、どうも軟弱なオカルト要素を入れた、作者のホラー作品へのテンプレート…出来上がった文章の体質というのか、えてして全ての小説に関して言う表現演出として必要な『ホラー展開への凄み』を書ききれないところが非常に残念だ。全ての物事が簡単に進み過ぎて、導入の部分のあくの強い鈍重さに対して、後半は軽すぎる印象を受ける。映像、とかくドラマの中なら面白いかもしれないが、小説の世界だと確実にNOだ。他の人はどう思うかわからないが、原文中の
警官は部屋を飛び出していく。私は士郎の脇を擦り抜け、ドアのところに立った。
部屋は夥(おびただ)しい赤い液体が飛び散っていた。壁や天井にまで、大量の血飛沫がある。部屋の真ん中で益田の濁った瞳は空を見詰めている。だが、腕は書机のイスにぶら下がり、足はベッドに引っ掛かっている。
巨体な身体は窓際に転がっていた。
や、それに続く
益田は赤いワンピースを着ていた。いや、あれは白いワンピースだったろう。着ている人間の血を吸い上げ、見事なまでに深紅のワンピースになっていた。
こういう部分が、いつも気に食わないというか、やるならもう少しこだわりを見せて欲しいと思う。視覚で感じたものだけが全てではなく、血の湿り気具合、その質感、充満する生臭い匂い、室内の音など、オカルト物とは言え、主格が五感で感じた全ての事を生生しく書いたほうが、リアルな怖さが伝わってくるようなホラーらしい描写ができるのではないだろうかと、ついつい書き手の心で考えてしまう。あと、作者が読者に対して『怖がらせよう』と思う心が露骨過ぎると、読者としては読む熱も冷めてしまうのも事実だと思う。
■緊急避難的逃走的妄想【三語即興文】 ジャンル その他 作:売国有罪
:あらすじ
三語即興文。『私』『終わり』『夕焼け』ルールは三十分で書く。
:感想
自分の住んでいる世界が終わる終日の時、何をする事もなく自室にいた主人公が…と、導入ネタとしてはやや古い感じの作品。導入部分のその他大勢と主人公の比較がいいね、まあ小説の世界のキャラクターって妙に落ち着いちゃってる人が多いけど、実際そんなもんなのかなとも思う気がする。三十分で書くには、結構きついネタだった割には、うまく纏まっていると思う。ただ、いきなりのクレイジーなキャラが登場する展開と、唐突にクレイジーに終わるオチには、ちょっと感じえるところが無かったなぁ。
ちなみに感想とは別の余計な補足になってしまうのだが、インドのカースト制度でバラモン、クシャトリアに続く身分ヴァイシャ(農民、商人)というものがあるが、これは確かサンスクリット語で『家そのもの』『定住者』を意味するヴィシュが元になっていると聞いたことがある。と、なると、原文中で白ローブの女が主人公に対して、ヴァイシャ(定住者)と名乗ったことは、考えようによっては、なかなか皮肉めいているではないか。
■落日【三語即興文】 ジャンル SF 作:木野目理兵衛
:あらすじ
懲りずに三十分で執筆。お題は『私』『終わり』『夕焼け』。
:感想
生き過ぎた物の終わり、その感情を描いた作品。読んでいて謎をほのめかす部分に首をかしげながらも、主観である人物が実は○○であった、という導入展開の部分、その最初は良かったんだが、後半の感情論の振りかざしが、なんとも表現的にグズグズ。やりたい事はわかるが、ふと立ち止まって考えると人間的な勘定すぎるのでは無いだろうか?その辺が好きじゃないところだ。そういうやや嫌悪を感じた面もあり、最期の読者にとってわかりやすいオチというか、他の要素を一切入れないそのまんまの展開が、ちょっと捻りを求めていた読者の一人としては拍子抜けだった。もう少しバッド要素、いわゆるそう思ってる主人公の主観に対してのブラックジョークへの起伏を狙って、現主人が主人公の終わりを迎えた時に、物をぞんざいに扱う台詞や、皮肉めいた演出が、少々欲しかった。
■月と二人と ジャンル その他 作:七色 鈴音
:あらすじ
月の下の別荘で小説家とその担当者、そんな二人がする会話
:感想
割と好きな部類。本文中は、ほぼ会話文しか無いのだが、その会話が日常的であり、また小気味良い質感と、互いの距離があって良い。男女にふり分けられた理系と文系の差異のあり方みたいなのが言葉の隙間から読み取れて、十分面白かった。とにかく会話文で読ませてくれる作品だった。ただ、職業的な設定の部分がもう少し出せなかったのかと思うところと、自分の頭の中で描く文系の男性と、理系の女性のイメージが、この作者の描くものと若干違ったので、個人的に腑に落ちなかった点もあった。
■追加広告―私の十本の針― ジャンル ノンフィクション 作:六の宮の姫君
:あらすじ
毎回、痛烈なメッセージのみを残して去っていくG氏。今回の(かなり前ですが)メッセージに書かれていたのは…。それに対する私の返答、あるいは私的広告の第二段。
:感想
以前にも、この人の作品を紹介したことがあったが、毎回の宣伝文としては秀逸だ。今回は、いわゆる自分の宣伝というより小説の書き方、そのあり方に関してこの作者の思うところを別のキャラクターを交えて書き連ねている、とそういった作品。ちょっと宗教的な縛り、いわゆる抑圧の中でしか話せない思想に固まってはいるが、広告を読んだ読者とすれば、基本的な物の書き方は悪くないと認めているのだから、早くその狡猾たる思想に満ちた作品を見せろというのが正直なところ。パート分けされた文章も書き手として、読み手として共感するべき部分が多々あるのに、その結果である文章が一つも無いところが、なんとも読者としてやるせない気持ちだ。早く見せろと我々が思うほど、下卑た大衆読者の心が作者の腕を鈍らせるのか、それとも他者へ公開することが憂悶なほど出来の悪い小説なのか。その事実はわからないが、作者の小説は読んでみたいと思う。
=========終わり============
>最近だらしねぇな?
('A`)早い夏バテのようです。
('A`)誰か、何か、精のつくものを送ってください。
しかし自宅に送られてきたのはバイアグラ一年分だった。
( ゜д゜ )そういうことじゃねえーから!