kirekoの末路

すこし気をぬくと、すぐ更新をおこたるブロガーたちにおくる

7月11日も、夢のまた夢

2008年07月11日 22時09分00秒 | 小説の感想と批評
タイトルが浮かばなくなってきました@kirekoです。

>今日の感想と批評

投稿数が多いのは、喜んでいいのか悪いのか。
基本的に、その日に投稿された時間が早い順で覗いてるんですけど、昨日は午前1時あたりの作品でノルマ数量が来てしまったし、今の更新ペースでいくと、だいたい10時くらいまでの作品で、感想予定数をオーバーする感じですね。
まあ何が言いたいかというと、
悪貨が良貨を駆逐するとか、そういうのだけは勘弁な!


■企画の意図は、こちら
http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/7e03a0212eb392c37028780a1c7f63d9

*感想テンプレ

■(タイトル+小説直リンク) ジャンル(ジャンル) 作:作者名
:あらすじ(小説家になろう投稿時に書いてあるあらすじ)
:感想(kirekoの感想)

*感想テンプレ終わり



============はい開始==============


ニューヨーク・ラブストーリー/エピソード13:愛の残り火(Like It Or Not) ジャンル 恋愛 作:Jono

:あらすじ
ポールの高校時代の友達、ショーンがマンハッタンにやってきた。ポールと兄弟のようによく似た彼はゲイ。ボーイフレンドに振られて傷心の真っ最中なショーンの気持ち癒そうと、ポールは優しい気遣いをみせる。ローマンもまた「新しいお友達は大歓迎」と言い、ショーンは少しずつ元気を取り戻して行くが、それは思ったほどすんなりいく話ではなく、とうとう揉め事に発展してしまう。渦中の人はやっぱりディーン。ローマンから「おヴァカっ!」と罵倒されるまでの経緯で、誤解を生むのは果たして……?

:感想
ボーイズラブということで、苦手な人は読まないほうがいい。一応続き物らしいので、気になった方はエピソード1から読んでみると良いだろう。というわけで感想を言うとしよう。女性向けと書かれているが、普段変な物を見すぎているせいか、意外と『そういう雰囲気』が気にならない話だった。まあ男同士の恋愛というのが若干気になるが、内容だけなら、さながら80年代のアメリカ恋愛映画でも見てるかのような感覚に陥るよう。ちょっとした台詞回しが小気味良い。事細かにしっかりと、とまではいかないが、脚本としてみれば良くかけていると思う。台詞主体の進行で、出てくるキャラクターも、案外思ったより浮ついた存在ではないので(いや、おそらく道義的に考えると浮ついているようにも見えるのかもしれないが)、ネタ以外は本を読まない人にも読めるほど非常に大衆向けの作品なのではないかと感じた。文中の、やや少ない背景描写の中に、ちょっとした質感を与える説得力と、外観への魅力が入っているのも、どこか映画的脚本演出で、気に入った。ただ、やはり台詞が多いので、小説形態としてそういうのが苦手な人は、読めない作品かもしれない。意外と映像化したら面白い部類になるのでは?と感じてしまった。


半袖 ジャンル 文学 作:植村りさ

:あらすじ
せつない思い出の品は、すぐに処分しますか?元のありかへ還しますか?捨てずに、いい思い出に変わるまで、側に置き続けますか?

:感想
とても短いが、なかなか想像させてくれる作品。ある季節に抱いた思い出の存在が、風化せずに自分の心の中に残っていて、まだ生きていることを実感してしまった主人公に、なんとなく個人的に肩入れをしたくなるような感じがした。過去に「似合うね」と言われた色をずっと好きでいるという設定が、なんとなく気に入った。多かれ少なかれ、やはり感情を引きずる生き物である男性視点を、ほんのりと短く纏め上げた作者の書き方には感心した。ただ、やはり些細な部分の足りなさを保管するために、読者の想像に頼る部分が多いので、読了後の思い、その感じ方は千差万別、人それぞれだと思う。


来訪者 ジャンル ホラー 作:壽メグミ

:あらすじ
蒸し暑い夜に「僕」が体験した、たった一度の恐怖体験。【夏ホラー企画2008~百物語編】参加作品です。

:感想
この手の作品で一番怖いのは、ちょっと読みにくさが前に出て想像できなかったりして、結局場が白けてしまう事だ。なんだろうな、なんとも言いがたいんだけど、これは弁舌家とか、落語家とか、そういう喋りに特化した人間が情感たっぷりに読むと、怖く感じさせることも出来る、そんな作品じゃないかな。まあでも、実際読んでいるのは文字だけなので、なんら怖くないというのが、悲しいけどなんとも白ける。ついてるならついてるなりに、もうちょっと怖さへの臨場感があって欲しいんだが、語り部が感情的に落ち着きすぎているのが、うーん。「感動の映画!」と言われて「よし、感動するぞ」と見てみたら、なんも得るところの無い三文脚本だったような感じ。がっかり。


MooN SkY ジャンル 恋愛 作:スリーピース

:あらすじ
この小説は、本当に考えました!!自分なりにいいできばいだと思います。

:感想
開いた口が塞がらないとは、このことか。
あらすじと前書きは、いわゆる皮肉ってやつか?ふざけるな!挑戦的な文句に誘われて、苦痛に顔歪ませたまま最期まで読んでみたものの、なんもねえじゃねえか!ちくしょう騙された!無意味な反復、致命的に読みにくい箇条書き、うだつのあがらない場景の説明、凡庸以下稚拙な描写、台詞も演出も展開も全てお粗末極まりないし、キャラクターの外面的要素の足りなさ、恋愛の最も旨みたる情感への理由付けも書き足りなさ過ぎる。それに伴って本文中の思考能力の欠落が、目に余るほど酷いというのは、まったく作者の「いいできばい」(出来ばえのことだと察する)という言葉を疑ってしまうほどの酷い出来。考えて書いたというが、その考えを改めない限り、小説としての評価はゼロだ。作者は、もっと他の表現を学ぶべきだと思う。読む価値なし!駄作!以上!


桜散る誕生日 ジャンル 恋愛 作:蝙蝠傘

:あらすじ
初老の男が公園のベンチにすわり、自分の人生を振り返りながら、埋めることができない心のすき間を残り少ない時間のなかで自分で埋めていく物語りです

:感想
伸びる前の成長過程の作品というか、もうひとつ、ふたつ頑張れば面白くなるのではないかと感じた作品。誤表記や、表現や構成、演出はまだまだ足りない部分もあるが、個人的には応援したくなるような作品だった。序盤で気に入った部分は、根津少年が誕生会に「行く」と言ったものの着てゆく服が無く、道中を彷徨っているところ同級生を見かけて電信柱に隠れるというシーン。前部分の二重否定も味があり、やや理由とすれば古臭く、ありきたりと思えてしまう部分もあるが、これはなかなか想像に値する描写だと思った。ただ、基本的にオチまでの展開が弱いので、その収束感をもう少し読者に感じさせないようにというか、場面全体を盛り上げる表現を一つ二つ加えて、もう少し人物像に迫った描き方をすれば、面白い作品になるのではないかと感じた。


=========終わり=========

>眠

更新し終わる頃には眠気がマックスになる。
kirekoの中の人には、よくあること。

パカパカパッション

2008年07月11日 16時41分41秒 | 末路話
懐かしすぎて思わず作業がはかどる!@kirekoです。


>パカパカパッション



とにかくkirekoの中で音ゲーというと、これ。懐かしすぎる。
やった人が居るといいんだが、とにかくプレイしてて耳に残る
良い曲ばっかりだった。
エスケープ頑張ってクリアした時のあの感動が、忘れられないぜ!
当時ゲーセンの入り口には、必ずビーマニとか置いてあって
人も居て流行ってたけど、俺は必ず奥にあるほぼ無人の
パカパカパッションやってたなー。
今は音ゲーもどうなってるかわからないけど、ポップンとこれだけは
なんとなくやってたkirekoであったとさ。(あとストライカーズⅡとガンバード)

ぬう!それにしてもなんという独り言!
話題について来れない奴は置いてくぜ!な話でした。