kirekoの末路

すこし気をぬくと、すぐ更新をおこたるブロガーたちにおくる

ドッドドドドロドロドロ

2006年05月31日 14時48分26秒 | 末路話
甘くて苦いーマーマレード!@kirekoです。


>日曜日に
ゲリラと約束して武器服装屋『AKABANE-フロンティア』セールへ
向かいたいとおもいます!
戦死するかもしれませんが、そのときは
赤羽で斬って斬って斬りまくって討ち死にし
見事、無残な死体をさらすことでしょう!

財布の中が

第一次オイルショックの映像とかで出てくる主婦のトイレットペーパーの買占めくらいのスピードで消えていく予感が。


わかりにくいたとえでもうしわけないです
めんどくさいと思ったら赤文字は読まなくても良いです
ようは買いすぎで破産するかもしれないということです。


>dskn
こんなメールが送られてきた。

RE:金欠中
『 こないだと同じくらいじゃね?
 土日仕事オフなら、日当9000円の
  仕事紹介してやれなくもないが 』


こないだって言うのは、この前のバイト先の飲み会のこと
土日仕事オフって言うのは、俺がバイトへ行かない日ということ
(実際には行ってますが)



日当9000円とカスタム用品。どちらをおとりなさる。










その答えは
「甘くて苦いマーマレード(隠語)!」だ
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シナリオ【贖罪】-2

2006年05月30日 16時17分03秒 | NightmareWithoutEnd
一年前 9月23日 AM5時53分 S県境自衛隊基地

朝もやかかるなか、ヘリはそこへ降り立った。
大きな柵の中にポツンポツンと建物や車、そして灰色の滑走路
そこには、戦闘機や戦車が見える。
灰色の滑走路は朝もやのせいで良く見えないが、
ヘリのライトを当てると正面に二つの光点が出来た。
すると、丸い白線の書かれた場所が見えてくる。


私、夢乃綾香は事件に巻き込まれヘリの中にいた。
今にもその場に崩れてしまうんじゃないかと思う私の華奢な体は
すでに緊張と疲労のピークを達していて、まるで動こうとしない。
昨日と今日は走りっぱなしでクタクタだ。


得体の知れない化け物に追いかけられ、友達を殺され
目の前で仲間が死んでいくのをただ見ていただけ。
私は必死で逃げた。足手まといにならないように懸命に逃げた。


もうダメだと思う瞬間にも幾つか出くわした。
そのたびに鉛のように重くなっていた体を必死に動かして逃げた。

『生きることをあきらめない』なんてカッコイイ言葉じゃなくて
『化け物の餌になって死ぬ事のほうが怖い』って気持ちが勝ったからじゃないかな。



でもおかげであの悪夢のような街から脱出できて、
私の体には傷一つなく、無事に助かった。



私の隣には傷を負って倒れている健二。

運転席には、事件中に出合った頼れるアメリカ人のケリーさん。

助手席には恵さん。マジメな顔してるけど
悲しげな表情が見え隠れする・・。やっぱり飛鳥さんが死んだせいかな。

後部座席には芸能タレントらしいエキゾチックな顔をした貴美子さん。
智弘がいたくお気に入りの人だったけど・・。



「さあ、みんな降りて。ここは安全よ。話は少し休んでからしましょう」

「安全か・・・その言葉、信じられないが。信じるしかないか・・」
助手席に座った恵さんがヘリから颯爽と降りると、
ケリーさんが私達の居る後部座席を見て声をかけてきてくれた。


「綾香さん、降りるわよ?あれ?なにやってんの?」
貴美子さんが声をかけてきた。


あれ?なんで私震えているんだろう。
・・・そうだ!横で寝ている健二がさっきから意識が無いのよ!


「さっきから健二に意識がないんです、どうしたら・・」

「医務室へ連れてゆく?ここには、いい医療施設があるわよ」
私は横で寝ている健二の状態をありのままケリーさんに述べた。
するとケリーさんはフフンと笑い、指をヘリの窓のほうへ差し出し
柵で覆われた基地内の白色の建物を指差し、そこへ行くように指示してくれた。



「・・ぅ・・ゥゥ・・」
健二は何かうめくように目を少しずつ開く。
どうやら意識は戻ったのかな?
私は安易な考えのまま、健二の体を私の方へゆっくりの起こした。



「大丈夫なの?健二」
健二が息をしているのを確認すると私は
健二を陸地へ降ろそうとヘリのサイドドアをあけた。




しかしその時、チラッと健二の肌を見ると
やけに緑色に変色し、どこかしら腐臭がする。



下水や自衛隊の基地で
あんな大量の化け物の中を駆け巡って、戦っていれば
嫌悪感を催す腐臭の一つくらいしてもおかしくないと
私は思っていた。

そうだと信じていたのだ。



「・・ゥゥウ・・ウゥゥウ・・」
健二が口を開きながら、綾香に耳打ちをするように顔を近づける。


「大丈夫なの健二・・?・・ねえ健二ったら」




「アァァァァァアアアアア!」


切り裂くような絶叫と共に緑色の化け物へと変化していた健二は
私の顔面目掛けて襲い掛かってきた!


「・・・危ないッ!」
その時、とっさに助手席から降りていた恵さんが
異変を察知し、サイドドアの開いている部分からいきなり飛び込んできて
『健二で在った者』に体当たりを食らわした!


ガンッ!ガシャン!


すると、健二の体は私の顔面を通り過ぎ
まるで大きな獣のように反対側のサイドドアのガラスに
その腐り始めている体をだした。



「キャアアアアッ!」
後部座席からすでに降りていた貴美子さんの絶叫が聞こえる。
その表情は恐怖で歪んでいて、
ヘリに乗ってからは忘れていたはずの焦燥感漂う
『あの時の表情』になっていた。



「ァァァァアア!!グォァァァァ!」


ガシャン!ガシャアアン!


再び咆哮をあげる『健二で在った者』は、サイドドアのガラスを
力任せに首と上半身の力だけで、ぶち破ると
体当たりをかまして上に乗っていた恵さんを見て
少しニンマリと笑みを浮かべるように見えた。


「アアアアアア・・・アァア!!!」


「早く逃げろッ!早くッ!・・ぐっ・・うわァッ!」
『健二で在った者』が恵さんの手の力を押し切って
恵さんの肩に噛み付く。ブシューっと勢いよく流れる赤い血液が
私の目に焼きついた。


「め、恵さ・・ん!」
私は恵さんの体から血が出るのを見てその場にへたり込んでしまった。
恵さんのスーツが真っ赤に染まっていく。
ヘリの近くには私の情けない声だけが響いた。


「なんでこうなってしまったの!」
運転席を降りてきたケリーが惨状を見て愕然としている。
私のようにその場に崩れる事は無かったが
彼女にもその映像はショッキングだったのだろう
その眼には恐怖と焦燥感が漂っていた。



「ケリーさん・・!・・助けて!」
情けなくか細い私の声は、空を裂いた。
一番信頼していた彼氏が化け物になってしまった事実。
そのショックは私には大きすぎて、パニック状態になってしまっている。


でも今だからわかる。事実を認識させないために逃げて
誰かにすがりたかったのだ。



カランカランッ!


その時、私の前に一艇のリボルバー式の銃が転がってくる。


「ッ・・・そいつを・・はやく撃て!・・・お前の手で・・・こいつを楽にさせるんだ!」
恵が化け物に肩を侵食されながら、健二のポケットから銃を抜き取ったのだ
これは智弘の形見。

そう、地下下水で化け物を捕らえたS&Wだった。


「・・・け、ケリーさん・・何か・・・助ける手立ては!」
情けなく声を上げケリーさんに助けを求める私。
無様。弱虫。クズ。最低。
およそ自分を卑下する言葉を頭の中で浮かべながら
私はケリーさんに助けを求めた。


でもケリーさんは非情にも私にこう言った。


「無理よ!感染者はもうどうにもならない・・・彼の銃を・・・引きな・・さい!」


「助けて・・健二を・・誰か・・!」
泣きじゃくる私に、ケリーさんはチッと舌打ちをすると
周辺によってきた兵士たちを手招きで合図して、こっちに来るように指示している。



「誰か助け・・て・・・・」
涙でくれる私を見て、必死に健二を体から放そうとしていた恵さんが
必死の表情で語りかけてくる。



「も・・・う・・私・・は・・・助からない・・・ゴフッ!」
血を吐く恵。眼も黒を失いつつあるその表情で
私に最後の台詞を吐き捨てるように言った。


「はや・・く・・・撃・・て・・お前の男なんだろッ!!!!」



その時、私の中で何かがはじけた。



「・・・ッ!!!」



ドォン!



声にならない私の鳴き声を一発の銃声がかき消した。
眉間に10円玉ほどの穴があくと、その場にぐったりと倒れる一匹の化け物。



数分後、基地の兵士らしき人が
白い防護服を着て彼の遺体と恵さんの遺体をヘリから降ろした。

私はなすすべもなく、その場で呆然としていた。
何も考えたくなかった。私の前の事実は全て悪い夢だと思いたかった。








その後の一年間は地獄だった。


政府の関係者らしき男に毎日質問攻めにあい。
その後は白い壁の何も無い牢獄に閉じ込められ。
戸籍も住居登録も消され、ただ出された食事にありつく
まるで人間としての価値を全て失ったような生活を送った。
同じ部屋に居た貴美子さんも同じような生活を送ったが
彼女は気質が明るい。どこでも希望を失わないその姿勢は見習うべきだと
私は思った。

そしてC・B・S・Fという組織に有無を言わさず入隊させられて
一年間、民間人には地獄のような訓練を行ったのだ。

後でわかった事だが、どうやら私や貴美子さんは死んだ事になっているらしい。




まあもう私には、生きている家族も友達も親友も彼氏も居ない。


ただ、そこには毎日泥のように眠り、体を痛めつけるだけの訓練だけが
私に『生きている』という意識を与えてくれただけだった。


PM8時15分 ロストレギオン地下鉄道 -特殊車両-


グォングォン・・・カタカタッ・・・


私は眼を開くと小気味良いリズムで音を立てる電子機材の横の固定座席に居た。
どうやら少し意識を失っていたらしい。


黒色の戦闘服に全身を通したその姿を見て
ハッと我に返る。

そう、今はC・B・S・F・Dチームの任務遂行中だったのだ。


自分で投げ捨てたフルフェイスメットを拾うと
右手に持ったプラスチックコンテナの持つところをギュッと握り
私はチームメンバーの居る前の車両へと移動しはじめた。




「そう安々と死んだりしないわ。ねえ?・・・健二」



そう心の中で呟きながら綾香が前の車両へと向かう。




グォングォン・・カタカタッ・・・




後部車両には小気味良いリズムで音をだす電子機材だけが、
その簡素な音を永遠と音をたてていた。
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シナリオ【贖罪】-1

2006年05月29日 23時04分33秒 | NightmareWithoutEnd
PM7時51分 ロストレギオン地下鉄道-プラットフォーム-


薄暗い線路から出てきた『悪夢の断片』を倒した
Dチームの面々は、その後ホームへとやってきた
C・B・S・F専用の二両特殊鉄道へと、
それぞれの気持ちを抱えながら乗り込んでいった。

しかし、Dチームの表情は崩れることなく張り詰めたままであった。

初めての『奴ら』との戦闘。
予想もしなかった化け物との遭遇。
先行したAチームの安否。
これから出会うであろう悲惨な現状や、そこに巣食う化け物たちへの不安。


グゥン!・・・グォングォン・・・・!!


全てを乗せて車両は大きな駆動音を立てて走り出した。




PM7時55分 ロストレギオン地下鉄道-特殊車両内-


車両の内部は、重厚なチタンの板で何枚も覆われ
何人たりとも近寄らせない、圧迫感をかもし出している。
列車窓は、強化された金属製の枠に囲われ
クリアで強固な強化ガラスが、枠にガッチリとはめ込まれている。
化け物対策なのであろうか?前の運転席で黙々と運転をこなしている
運転手の隣には、ショットガンであろう二挺の銃器が並んでいる。


「随分物騒な物持ちだな。まるで『ココ』で化け物との遭遇が予見されてたみたいじゃないか」
フィクシーが寡黙な運転手の横においてある銃器を見て
皮肉めいた一言をつぶやく。


「少し黙らないか。危うく死ぬところだったんだぞ」
レンは軽口を叩くフィクシーに、釘を刺すように言うと
車内を眼を凝らし、見回してみる。

車内には、細長い小型のプラスチック製のコンテナが数十個と、
おそらく重火器類が入っているであろう木製のコンテナが4つあり。
それぞれのコンテナには、白いテープが貼られ
無造作に置かれている。


「・・・銃器か」
細長い小型コンテナを見ていたパイがつぶやく。
白いテープには、自分達が先日C・B・S・Fにて発注した
自らの気に入りの銃器の名前が少し手馴れた感じの黒色の筆跡で
刻んであったのだった。


「勝手に取って自分で組み立てろってコトね。まったくわかりやすくて涙が出るわ」
お得意の皮肉を言いながらケリーは自分の愛銃器
半自動装填散弾銃『べネリM4 スーパー90』の入った
小型のプラスチックコンテナを開け、手馴れた具合で様々な
機材を取り付けていく。


「幸先の悪いスタートですね、ケリーさん」
先ほど化け物に襲われたことを思いだしながらケリーの方を向き
自分の愛銃器『FN P90』をプラスチックコンテナから
取り出し戦闘準備を始める貴美子。
その落ち着いた口調には、さっきまでの恐怖心は無かった。


カシャッ。


「そうね幸先は・・・相変わらず最悪だわ。運が無いのかしら私」
べネリM4スーパーに周辺機材をつけながら
手を動かす事を辞めずに貴美子に答えるケリー。
その手馴れた動きや仕草は、流石元アメリカのエージェントと
いったところだろうか。素早く機材を組み立てながら
その口調は衰える事はない。



「くだらない悩みだな、なぜもっと現実的に物を捕らえられんのだ・・・」

「くだらないとは何よ、運は必要だわ。どんなときもね」
愛銃『タボール AR21』を組み立てながらケリーを挑発するような
言葉を吐くパイに対して、ケリーは相変わらず好印象では無い
このチームメンバーに対してムッと表情を固めながらも、
それを我慢し、少しやんわりとした口調で言葉を返す。


「運が必要?・・・お前、さっき見なかったのか。あの化け物の姿を」

「見たわ・・・だから何よ」
さらにケリーを挑発するかのように、ケリーの言葉尻を捕らえ
声を低く、それでいて荒く吐き出すようにパイは言った。



「これから、あんな化け物がウジャウジャ出てくる所に行こうっていうのに
運が無いだの、何だのと軟弱な考え方で生き残れると思うか?それとも強運の持ち主なら化け物に囲まれても生き残れるのかな。そんな笑い話に付き合えるほど私は甘くないぞ」

「ふんっ、なによ。私はただ世間話をしてただけのこと。なのにアナタったら、そんなことに揚げ足をとっちゃって。アナタ相当の変人ね。それに、アナタみたいな考え方じゃ息が詰まるのよ。そのうち詰まりすぎて窒息死しちゃうわね」

まるで挑発を挑発で返すように、
ケリーの怒気を含んだ口調が車内中を響かせる。
パイは言葉を聞き終える前にフフッと卑下するような笑いを浮かべ、
怒気を隠しきれていないケリーに向かってこう言った。


「運なんて不確定要素を信じるくらいなら、窒息死したほうがマシだね。そんな甘い考え方の奴とチームを組んで、化け物に殺されちゃ窒息死より始末が悪い」

「なんですって・・・ッ!」

思わず大きな声を上げそうになったケリーだが、
そこは彼女の気質らしく我慢し、
少し息を整えるとパイに向けてこういったのだった。


「今、わかったわ。私の運が無くなったのは、アナタとチームを組んだ時からだってことにね!」

「・・・自分の実力を棚に上げて良くいう!」


「コラッ!二人ともやめないか!」
けんか腰に会話を続けるパイとケリーを怒声で沈めるレン。
二人はお互いにそっぽを向き、再び銃の調整をし始めた。


「まったく、同じチームだと言うのに…あの二人は」

「二人も、もう少しお互いに譲って仲良くなるといいんですけどね」
レンは二人を眼で追いながら、プラスチックコンテナに入った
突撃銃『USSR AKM』の調整をはじめた。
近くに居た貴美子の声に、少し胸をなでおろしたが
まだケリーとパイの二人の関係には苦悩の時間が続きそうだと思い、
レンは再び表情を曇らせた。


「頑固だからね・・・あの二人は特に」
フィクシーが二人を見ながら少し苦笑いしているような顔を浮かべ
プラスチックコンテナに入っていた愛銃の突撃銃
『FN F2000』を調整し始めた。


「あんたはどうだい、QUEENさん?」

「・・・」
フィクシーの声が届いているのか居ないのか
綾香は黙々と銃を調整している。
『シグ SG550』
その流麗な銃のフォルムは車内のライトに反射し、美しさをさらに増した。




「おい・・?QUEENさん?・・・おい!」
フィクシーが綾香の肩をさするように触ろうとしたときだった。




ガチャッ!!!



「ッ!」
少し驚いたように、調整した銃をいきなりフィクシーの頭目掛けて
振り下ろし、まるで射撃体勢さながらの素早い動きで
フィクシーの眉間にシグSG550の銃口を向けた。
綾香の表情は、憎悪と哀しみに震え、まるで敵を睨むような表情であった。


「うおっ!?何の真似だよ!」
綾香が銃を向けた瞬間、緊張感に包まれる車内の中。
まるで凍りついたようにその場に両手をついて体をのけぞるフィクシー。


カチャッ・・。


「・・・すいません。さっきの戦闘で少し緊張しすぎたみたいです」
銃を降ろすと、フィクシーに謝罪の会釈をし
そのまま、また銃の調整をはじめる綾香。
良く見ると綾香の体は、少し震えている。


「な、な、なんだってんだい。まったく!」
フィクシーは少し驚きを隠しきれない感じで
綾香から一番離れた位置にプラスチックコンテナごと移動する。
恐怖の表情とまではいかないが、その驚いた表情は誰の眼にも明らかだろう。


「どうしたの綾香・・・?ねえ?」
貴美子が慌てて綾香に近寄る。
どうしてそうなったのか。最近の彼女を見ていて変だとは感じていたが。
今の行動を見て、少し不安に思った貴美子は優しく綾香に語り掛ける。


「どうしもしないわ・・・ほっといてよ!」
そういって貴美子を遠のけると、綾香は後部車両へと歩を進めた。
まるで誰にも構ってほしくない、そう言いたそうな表情と仕草で。



「どうしたのかな綾香・・・一年前のあのこと・・・気にしているのかなぁ」
貴美子がそう言うと、綾香の後姿を見ながら
自分の銃の整備を再び始めた。
先ほどフィクシーに触れられたときに見せた
どこか寂しげで、怒りに満ちたな綾香の表情。
それは何を意味しているのか、まだ彼女は知らなかった。



PM8時05分 特殊車両 ―後部車両―

綾香が来た後部車両。
そこには様々な電子機器と決まったリズムで数値を刻んでいる
アナログな機材が並んでいた。
どうやら室温や電波状態、時刻を正確に刻むための時計や
外との交信状況を記録しておくためのものらしい。


グォングォン・・・カタカタカタ・・・


そこに人が座れそうな固定式の腰掛を発見した綾香は
プラスチックコンテナを近場に置くと、いきなりフルフェイスメットを脱いで
黒いフェイスマスクと美しい黒髪をあらわにさせた。


ガタンッ!


「・・・こんなときに・・・なんで思い出すのよ!」
手の平を思いっきり強化ガラスの窓に当てると、一言大きく呟く。
そして彼女は、マスクをはいで大きく深呼吸をした。



何かに追われるように切羽詰った表情、汗ばんだ顔面。
背中にひやりと感じる冷たいもの。
表情から隠せない焦燥感、止め処も無く流れる憎悪と哀しみ。




グォングォン・・・・カタカタカタ・・・・




大きく響くトンネルの中を走る列車の音、そして
無機質に流れる電子音と何かを刻む機械の音が無常に彼女を包み込む。



彼女は思い出していたのだ。
一年前に平凡で貧弱な自分の人生を変えた、最も思い出したくも無い
あの『悲劇の悪夢』を。

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久々に

2006年05月27日 21時43分29秒 | 末路話
俺はジャイアン~ガキ対象のお客様にはお取り扱いできません@kirekoです。


>楽しい飲み会でした。
なんか知らんけど「昼飯くおうぜ」で呼び出され
池袋に言ってみるとなんとそこには

アメリカ帰りのあの友人や
生死不明だったあの赤点野郎や
陸上部で小倉ゆうこ好きの(現在進行形だったのうける)あの人など
と奇跡の再会を果たしました。

久々に中学高校時代の旧友達とだべりながら
あの頃はどーだの
今はどーだの
未来はどーだの
喋りまくった居酒屋の天狗でした。


最後は誰が一番女心をわかってますかトークなど
まじストレートでぶっちゃけられるトークをしました。

自分の中で彼女に言って欲しい言葉ランキング5位をその場で
言わされるB型クオリティに思わずふいちまった(その後自分の番がきて爆死)





で、合計金額が20582円なわけだが。






楽しさも
  目覚めてみれば
       久方の
 財布の中に
     お札は無し






kireko心の短歌。
まじで持ってる金額が7円とクオカードしかないとかうける。
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メイデーメイデーSOS!

2006年05月25日 14時24分19秒 | 末路話
心を突き刺す必死の悲鳴!さあいくぜ俺たちの出番だ!@kirekoです。

>特撮の歌を
いきなり有線(なのか?)からかかった
旧日曜朝八時の東映メタルヒーローメドレーに
気まぐれに自分で東映メタルヒーローシリーズの歴史を
振り返ってオープニングの歌詞を口ずさみながら
思い出していたんですよ



もちろん仕事中に。


さあゆくぜ俺たちの出番だ!「メイデーメイデー!」※意訳「ヤバイヤバイ!」



ジバンからウィンスペクター、ソルブレイン
エクシードラフトまではすんなりでてきたんですが
どう考えても思い出せないのが


特捜ロボ ジャンパーソンのオープニング


こういうのをド忘れっていうのかって思いながら
なんとなく覚えてるジャンパーソン像を頭の中で浮かべました。



・ジャンパーソンは有線パンチ
・しかもロケットまでついてるのうける
・膝からミサイル
・ジャンパーソンの秘密基地が洞窟
・ジャンパーソン車からヘリコプターが出る
・しかも無差別に攻撃しちゃう
・敵が、やけに個性的
・ガンギブソンのホーミング弾
・紫色のボディ
・キャノン砲になる小型お喋りメカ
・投げるカードはJP(ジャンパーソン?)カード
・敵が三つ巴
・ラスボスは金色のジャンパーソンコピー敵ビルゴルディ
・初回はジャンパーきて登場
・ロボット囚人所がある
・ツインアイをゴーグルで隠してる




・・・。














・・・・。












・・・・・・・・・・・・・。















何も思い出せんのだが






その後、急遽思い出した
「実は『特捜ロボジャンパーソン』って歌詞のなかに入ってたような」
でサビを思い出し。

JPカードを投げるシーンで車からヘリが出てきたことを思い出し
歌詞を全部思い出しミッションコンプリートでした。



まあなんつーか
記憶って劣化していくもんだなぁと思ったりした。



■オマケ
メイデーメイデー!
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オリジナルバトン

2006年05月23日 21時07分42秒 | 末路話
つくってつくってつくりまくる@kirekoです。


>オリジナルバトン作りました。
NGOトリオでオリジナル血液型バトン造りました。


Q1:あなたの血液型は?ちなみに両親は何型?


Q2:何型が苦手で、何型が得意?それはなぜ?


Q3:攻め、受け、リバーシブルだと思う血液型は?


Q4:A、B、O、AB型のすきそうな(想像)食べ物って何?


Q5:血液型のどれとどれのカップルが一番成功すると思う?


Q6:自分の血液型は気に入ってるか?


Q7:もしな変われるなら、なりたい血液型は?


Q8:人生で損していると思う血液型は?


Q9:殴り合っても最後は和解できると思う血液型は?


Q10:相手の血液型の傾向で憧れる部分は?


Q11:実はこれであなたの寿命がわかります、あと5秒です。


Q12:このバトンをわたしてく・・・れ・・・(寂しそうにこときれている)





>で、自分でバトン答える


Q1:あなたの血液型は?ちなみに両親は何型?

A型。父がO型で母親がA型です。

Q2:何型が苦手で、何型が得意?それはなぜ?

A型、B型が得意、AB型が苦手。
Aは基本的に考え方が合う。Bはテンションとクオリティが高いから。

Q3:攻め、受け、リバだと思う血液型は?

受け【A型】
攻め【O型、B型】
リバーシブル【A型、AB型】

Q4:A、B、O、AB型のすきそうな(想像)食べ物って何?

A型、ハヤシライス
B型、カツどん
O型、すきやき鍋
AB型、鴨のローストオレンジソースがけ

Q5:血液型のどれとどれのカップルが一番成功すると思う?

B型♂とO型♀は成功すると思う。

Q6:自分の血液型は気に入ってるか?

Aでよかった公文式。

Q7:もしな変われるなら、なりたい血液型は?

B。破天荒な感じがいい。

Q8:人生で損していると思う血液型は?

A。いつも考えすぎ。

Q9:殴り合っても最後は和解できると思う血液型は?

B!たぶんケロっとしてそうwwwww

Q10:相手の血液型の傾向で憧れる部分は?

あこがれるというか、天才的なABの突っ込みにしびれる。

Q11:実はこれであなたの寿命がわかります、あと5秒です。

えー!?根拠は?!
そうかぁ「なんとなく」かぁ。
じゃあしょうがないなー。
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今日の更新

2006年05月22日 22時40分27秒 | 末路話








すいませんサバゲーについて熱く語ってしまったので今日の更新はありません。
本当に申し訳ない。
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一期一会の心

2006年05月21日 12時44分14秒 | 末路話
MIXIでもいいましたが、一応ここでも書いておく@kirekoです。


昔、自分が小学生のころ
よく友人や親友があと何年生きるか?
母親や姉があと何年で死ぬのか?
という周りから見れば変な考えをしてました。


小学生で寿命の話かよ!って
突っ込まれそうですが、実はコレには裏があるんです。


実は自分、両親が自営業で忙しかったので
主に祖母に面倒見てもらってたんですよ。
「おばあちゃん子は三文安い」なんて言葉もありますが
結構過保護に育てられてました。
それこそ、食事から基本的な躾まで
祖母は行動派の人間だったので
色々楽しい事、その年齢にそぐわないおかしな事
いいこと悪いこと、たまに怒られたこと。
戦争体験者なので、よく戦争の時の思い出話とかしてました。
(空襲中の爆音で鼓膜などが破けないようにする方法など)
やっちゃいけない事、人間として大事な事。
人生の先生というと、大きく聞こえますが
生きるという基本的な部分は祖母から
色々教わりました。


「他人に嫌な思いをさせたら、その分自分に帰って来るんだよ。だから他人に好かれる人になっておくれ」

昔、祖母に言われた深い一言です。
今の自分の基本的モットーでもあります。


こんな凄い言葉を、ごく自然にスラスラと出てくる祖母を尊敬し、ずっと一緒に生きていたいと思いました。

でも人間には寿命がある。
小学2年ごろ、塾から自転車で帰りながら

「祖母が100歳まで生きるとして、自分は何歳まで生きれる?」

というのを考え始めてました。

たかだか7年くらいしか生きてない人間が
もう半世紀以上生きてる人間に対して
なんかおこがましいような考え方だと今では思いますが
実際、祖母が100歳まで生きているなら
自分は30歳くらいなので、会社に入って
仕事にも余裕が出来てるころになってるはずだから
残り少ない人生を生きる祖母に何をやってあげれるか
子供ながらに考えていたものです。








そんな祖母が亡くなったんです。小学五年生のころ。








体調が悪くなってたのは知ってたんです。
実際、自分が家に帰ってきたときには
いつも気丈な母親が血相を変えて仕事場から飛んできて
祖母が自分の部屋で血を吐いて倒れていました。
救急車に担ぎこまれていくのを見ながら
自分は不安で一杯でした。


でも生前の祖母を見たのは、それが最後でした。


自宅にいた自分は電話の前で泣きそうな気持ちを抑えながら
平然としている父親と共に母親が病院からかけて来る電話を
まっていました。

期待と不安がよぎる中、今まで祖母がやってくれた
いろんな事を思い出していました。

夕方ごろ電話がなり、父親が電話をとって
いつもとは違うトーンで自分にいいました。






「ばあちゃん、死んだって」




言葉を聞いたとき、涙が止まりませんでした。
普通なら父親のそっけない一言を怒るところですが
その時の自分には泣く以外はありませんでした。


何も出来なかった悔しさ、人の死の儚さ、無常感
やり場の無い怒り、そんな安っぽいドラマのような言葉が
自分の心を塗りつぶしていきました。

その後の葬式では祖母が好きだった百合の花が
生前の顔写真のまわりや、棺の下に詰められ
告別式で集まった人の数に少し驚きつつも
泣いていた自分でしたが、
焼場で骨になった祖母の亡骸を見て
とめどなく流れていた涙は止まっていました。


小さな骨。
こんな小さな骨が、あんな気丈で豪胆な
祖母の体を支えていたのか。
無理をさせてしまった事も多々あったでしょう
今はゆっくり天国で安らかに眠ってください。


「もし私が死んでも、男の子なら泣かないように」


そんな生前の祖母の言葉が、どこか自分の心の中で
記憶されて刷り込まれていたのでしょうかね?
どこかで、気丈な自分を演じたかったというか
悲しむことを否定したかったのかもしれません。


「他人から好かれる人になる」


祖母が亡くなったその頃から
今の自分が形成されてきた気がします。






皆さんは大切な人いますか?
ちょっとコジれて、ケンカしちゃったりした人でも
最近マンネリで、会話もまばらな人でも
電話をかけて、暇を見つけて会いに行きましょう。

そして本当に大切なら、いつもよりほんのちょっと、
少しだけ相手に優しくしてみてください。


その大切な人が、明日死んでしまっても
「優しくしてもらった」という記憶は
自分にも、相手にも残るのですから・・・。



どんなときも『一期一会』を大事にしたいですね。





∩( ・ω・)∩
MIXIからコピーしただけだ。後悔はしていない。
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ワッタイムイズイットナーウ!

2006年05月20日 12時41分11秒 | 末路話
隣の客はよく火器喰う客だ@変換機能がおかしいkirekoです。


>ハードコアスケジュール
バイトを午前中までに終わらせて、Aチーム武器庫と約束していた
秋葉原悪の枢軸ガンショップECHIGOYAへと進入。
郵便貯金で金を下ろし、財布をリチャージして
これで戦えると思い一路秋葉原を目指す事にするが

集合が2時なのに電車のったのが13時48分。秋葉原まで電車で25分くらいだとすると




どうみても遅刻です。武器庫さま許してください。





キーワード「遅刻はよくないよなハハハヽ(゜∀゜)ノ」


残金14200円(電車賃190円)


>秋葉原潜入
今回は前回ブログでいったように
ガンケースとダットサイトとスリングとグリップを買いに来たのだんですが、
ちょっと値段が高くて財布が完全敗北必死だったので買わずにグリップとスリングだけ買って後は我慢しました。

その後時間が余ったので
壊れたペンタブレットマウスの代えを探しに
ヨドバシカメラへ潜入した俺たちだったが
ダイブ古いタイプだったのか製品情報が曖昧だったのか
ヨドバシカメラのペンタブ売り場で店員をかわるがわる困らせる。


ちょっとじめじめした気候だったのもあり
足休めに近場のマックへ潜入。

マックチキン+sバニラシェイクの
100円マックゴールデンコンビを発動し
財布の損傷を抑える事に成功!

武器庫との仕事と友人トークをはじめる。
驚くべきは今回のトークの内容だ。













なんと!!!!!!















それは!!!!!!*************!!!























********!(ここからは有料です)





てめーらには教えてやんねーよ!クソしてねろ!まさに外道!!!




ここでのキーワード
「恋多き骨皮スネオ」
「都会慣れしてない友達」
「部下が年上だったときの話題つくり」



残金8200円(スリング+バーティカルグリップ+マック+電車賃)


>そして池袋にて中華
池袋ビックカメラにてビックポイントカードをつかい
見事に光学マウスを280円で購入したkireko。
その後、ゲリラとP90と合流し
中華料理屋に潜入し、注文を始めるAチームたち。


あえてここでの話は割愛させていただきます。


キーワード
「なぜ角をとらなーい!」
「黙れ小僧!」
「その通り!」
「注文しすぎだろ」
「その通り!」
「ちょwwwwおまwwwwシュウマイのトラップかよー!」
「おみごと!」
「児玉清物真似しながら三国志会話」
「そうじゃなーい!」



あの中華料理屋の料理をだすタイミングはまじでトラップすぎる。

残金5000円(中華料理屋+マウス台)


うーんハードだったのう。
歩きで帰ってもらった武器庫には後で謝っておこう。




バーティカルグリップとスリングをつけた俺のG36cで丁重にな!!
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インエクスタシィー

2006年05月19日 12時17分05秒 | 末路話
オーオーオーオーオーエクスプロォォォドド!@kirekoです。


>ハバサチャグッターイム!
バイト先でスロットのQUEENの話になり
なぜか休憩中にウィーウィルロックユーを絶唱してました。

ズンズンチャ!ズンズンチャ!ウィーウィル!ウィーウィル!ロックユー!(近隣住民に多大な迷惑をおかけしたことを深くお詫びいたします)

ウィーウィルウィーウィルロックユー!センキュー!
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シナリオ【追憶】-6

2006年05月18日 21時47分32秒 | NightmareWithoutEnd
PM7時43分 ロストレギオン地下鉄道-プラットフォーム-


「今の悲鳴は・・?くそッ・・・やられたか」
薄暗い線路のほうから、悲鳴と共に聞こえてくる奇怪な鳴き声を
レンは耳にし、状況を察した。
ギリギリと何かが擦れるような音がする…
手に握られた自動拳銃マカロフは、レン自身も気づかないうちに
いつも以上の力で握られていた。


…ュルルゥ…キュウウルゥゥ…


ガリガリ・・・・ガリガリ・・・・!!!


「KING(レン)!音が近づいて来ますぜッ!」
FNファイブセブンを構えてフィクシーが言う。
壁の削れるような音は、非常事態には慣れていたはずのフィクシーですら
焦りを感じさせた。化け物の咆哮に背中がヒヤりと冷たさを感じたのだ。


「全員、奴らの弱点は脳髄周辺だ。それを重点的に狙え。無駄弾を撃つなんてヘマをするなよ!」
そうレンが言うと、壁伝いに奴らは現れた。



キュイーッ!!!キュルルルルルッ!!



三匹の血という赤い衣を纏ったネズミの化け物が
灰色の壁を拘束で這いずるような形で暗闇から大きな姿をあらわしたのだ!
一匹は狂ったように雄たけびをあげ、もう一匹は赤い眼を光らし
未だ満たされない空腹をあらわにしている。
それぞれの化け物は巨大な歯の生えた口に、ぶらんと何か物を咥えている。
先ほどまで生きていた衛生兵の体の一部だ。


「相変わらず登場が好印象じゃないわねッ!?」

「許さないわ・・・人間をなんだと思ってるの!」
後方で待機していたケリーと貴美子だったが
化け物の姿がくっきりと見えた瞬間、大声を上げるケリー。
その化け物の陰鬱で人間の恐怖を挑発するような
おぞましい姿は、懐かしいという言葉じゃ言い表せないほど
一年前をよりくっきりと思い出させるのだ。


「このぉぉぉぉぉぉぉお!」
貴美子が化け物に向けて瞬時にデザートイーグルを向ける。
その無骨なフォルム、拳銃では想像できないほどの重量感。
通称『ハンドキャノン』の名前をつけられた銃のトリガーに手をかけ、
狙いをすますと、内部に装填された44マグナム弾が
化け物の群れ目掛けて発射される。


カチャッ・・・ドォォン!ドォォン!


キュイーッ!!キュイーッ!キュルル!


マグナム弾は一匹の化け物の胸部と頭部に当たると
化け物はその反動で後ろへ吹っ飛び、奇妙な断末魔をあげた!
近くに居たほかの二匹は、銃の音を聞くなり
いきなり素早い動きで壁を伝い始め、視界から消えてゆく。


「ヒュー!やるじゃん!へっへっ・・・俺も久々に燃えてきたぜ!」

「無駄口を叩くな!消えた二匹が来るぞ!」
鮮やかな二連射を決めた貴美子の銃の腕に関心したフィクシーの軽口を
レンの怒号がかき消す。
レンの言うとおり、まだ化け物は二匹残っている。


「あれが・・・あの化け物が・・・Kウイルスの成れの果てか」

「気をつけて、奴ら早いわ・・・来るわよ!」
その異型の化け物の素早さを目の当たりにしたパイと綾香は
慌てる事も無く銃を構え、見えなくなったネズミの化け物を確実に捕らえられる
射程範囲にジリジリと歩を進め、間合いを詰め始めた。


キュルルルルッ!キュウーッ!!!


大きなネズミの化け物の一匹が恐怖の鳴き声をあげると、
素早く壁を伝いながら暗闇の線路の逆方向の壁から、
反対側の線路を警戒していたフィクシーに襲い掛かってきた。


ガキィィィィン!ガキィィィィン!


化け物が飛び跳ねると、壁の一部が足の爪と脚力によって削られ
そこには大きなくぼみが出来た。


ドォン!ドォン!


「うおっ!?こっちからかよ!」
まったくの死角からの攻撃に驚くフィクシーは
その場で体勢をくるっと変えると、体当たりをしてくる化け物を
避けられないと直感的に思ったのか、その場で思いっきり横っ飛びしながら
ファイブセブンのトリガーを瞬時に引き、化け物に向けて銃弾を二発発射する!


・・・キュイー!・・・キュイーッ!


銃弾は化け物の左足と腹を貫通すると
化け物は足を撃たれたことで、バランスを崩し
ホームのど真ん中に崩れるように倒れ、悲鳴を上げた。
しばらくするとネズミの化け物の動きが止まる。
赤緑色に変色した血がホーム中に広がる。
まだピクピクと小刻みに動いているが、しとめたのであろうか?


「へへっびびらせやがって。意外と楽勝じゃんかよ」
その場で体勢を整えると、動けなくなった化け物を見て
余裕の口調と笑みを浮かべるフィクシー。
しかし、その時後ろからレンの声がした。


「フィクシー避けろ!」

「なんだッ!?うおッ!!」


ブゥン!ガァァァン!!


さっきまでその場でうずくまっていたネズミの化け物の長い爪が
フィクシーのフルフェイスメットを掠る!
足の傷は、すでに塞がっており獰猛な赤い眼で
フィクシーのほうをギラギラとした歯を光らせながら見ている。


「死んだフリなんて悪趣味なんだよ!この野郎ッ!」


ドォンドォン!


化け物の胸部目掛けて弾丸を発射するフィクシーだったが
ネズミの化け物は素早い動きでその場でジャンプし
天井に張り付くと再び壁伝いに綾香たちのいる方に走っていった。


「QUEEN!ACE!そっちにいったぞ!」
化け物を眼でおいながら倒れたフィクシーの方へ行くレン。
その表情にフィクシーのような余裕はない。
ひたすらな緊張感だけが今の彼を動かしている。


「す、すまねえなKING。助かったぜ」

「油断するんじゃない馬鹿者が!Kウイルスの脅威的な再生能力を知らんわけでもあるまいだろう!」
怒号をあげるレンを尻目にばつの悪そうな顔を浮かべるフィクシーだったが
レンに体を起こされると、今までの軽い表情を一変させ
化け物を全速力で追いかけてゆく!


だが、化け物はケリーと貴美子にも近づいていた。


キュイー!キュルルルルルル!


化け物がフィクシーを襲った時のように、また死角から現れ
貴美子たちの襲い掛かった!


「キャアッ!」

「貴美子!ふせて頂戴ッ!」

カチャ・・・ドォンドォンドォン!


キュオオオーッ!キュゥゥゥー!


襲い掛かる化け物の長く鋭利な爪が戦闘服の肩をかすめる!
声を上げる貴美子であったが、ケリーがとっさに伏せるように言い放ち
すんでのところで避けることに成功する貴美子。
ケリーは、それを見るなり不安定な姿勢からシグザウアーP226の
トリガーを引き、逃げる化け物めがけて素早く三連射すると
弾丸は化け物の背中に当たったものの、致命傷にはならなかったらしく
化け物はホームの壁に再び張り付くと、その場を立ち去る!



「チッ!仕留めそこなったわ!何処に行ったの化け物はッ!?」

「綾香の方へいったわ!」
ケリーは貴美子とアイコンタクトをとると
軽くうなずき、綾香たちのいるホームの先端へと走り出した。



―――その時、綾香とパイは一匹の化け物と戦っていた。


キュイイイイイ!!キィユォォォォ!


ドォン!ドォン!


「早いが。捕らえられない速度じゃない・・・!」

「・・・勝てない相手じゃないわ」
パイのトカレフから放たれた弾丸が化け物を捕らえ、
何発かの銃弾をうけると、また視界から消える化け物。
螺旋階段の壁際には隠れるパイと綾香は、化け物の速度を
確認すると、少し笑うような表情を浮かべる。


「私が援護するわ、前に出て!」

「後ろにも気をつけろ、さっきから奴らは死角を狙ってきているから・・・な!」
冷静な口調で綾香は、パイに前進するように伝えると
再び視界に出てきたネズミの化け物目掛けて銃を構え
べレッタM8000クーガーのトリガーを引く。


ドォン!ドンドンドンドンッ!


キュイイイイイィ!!キュルルルウゥゥゥ!!


五発の弾が一斉に化け物の体を貫く!
赤緑の血が壁や床に汚らしく散らばってゆく!


「第沟鼠!死好!(消えろドブネズミがッ!)」
弾丸が命中すると共にパイが前進し、化け物目掛けてトカレフの弾倉に
残った弾丸を全て化け物に向けて放つ!


ドォンドォンドンドンドン!!


キュ・・・キュイーッ・・・!!!!!


トカレフの弾丸は化け物の頭部を貫き、文字通り『蜂の巣』にした。
化け物は絶叫をあげるとその場に赤緑色の血液を撒き散らし、絶命する。



「人对沟鼠款待过分。干酪也吃…(ドブネズミに人間様はご馳走すぎる。チーズでもかじってな)」
パイはそう言うと、後ろに立っていた綾香に
手を上げ、人間の勝利を伝える。



「ッ!?」
しかし、パイは見てしまった。
綾香の後ろの壁にいる、もう一匹の化け物の姿を。


キュイイイイイイッ!!!


「避けろQUEENッ!」
パイがそう言った瞬間、ネズミの化け物は壁を思いっきり蹴り上げ
綾香の背後に目掛けて体当たりをしかけてきた!



ドゴォォォォッ!!!



鈍い音がプラットフォーム壁全体を響かせる。
それと同時に巨大なネズミの化け物の体がホームへと横たわる。



その横に立っていた綾香がまるで化け物の体当たりとの
タイミングを合わせるかのように強化ブーツを履いた足で
強烈な後ろ回し蹴りを化け物目がけて放っていたのだった。



「・・・甘いわよ、一年前のひ弱な私じゃないわ」


ドォン!ドォン!


そう言い放つと、その場に倒れていたネズミの化け物の頭部めがけて
ためらいも無く銃を発射した。



・・・キュウウ・・・キュウゥゥゥゥ!



断末魔をあげると共に赤緑色の脳漿を飛び散らせる化け物を尻目に
綾香の表情は笑っていた。



一年前、彼女は復讐を誓ったのだ。
最愛の人を奪ったウイルスという化け物への追憶の復讐を。
もう過去へは戻れない。その思いだけが彼女を包んでいた。




(…道を踏み外してしまったとは思わない。私が選んだ道なのだから)




再び静寂が地下鉄道内を包んだ。


シナリオ【追憶】―終了―
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バクスイの巻物

2006年05月17日 18時44分38秒 | 末路話
久々に爆睡しちまったぜうおおおお!@kirekoです。


>欧米か!
眠さのままお笑い動画を探していたら
タカ&トシの欧米のコントを発見。
やっぱり突っ込みが光りますな、この二人は。

「せめてチキンといえよ!」
     ↓
「・・・誰がチキンだ!」
     ↓
「欧米か!ってだからお前!チキンでキレるってお前かマイケルJフォックスくらいなもんだ!」



うけたwwwwww
ちょwwwwマクフライさんwwwwwww
なつかしwwww


あとドイツ式ビールの飲み方ふいた。


■ちなみに動画
サッカーボール=南米の構図がうけた。



ベルバラか!の動画探してるんですが面白いからいいわ!
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このジェダイ野郎は俺がやる

2006年05月16日 13時32分02秒 | 末路話
まさに外道!!!!@kirekoです。


>まさに外道ジェネレーター
ふいた、これでなんでも作れるし何でも外道だぜ!




まさに外道!!ジェネレーター



ちなみに自分で作ったまさに外道!!
その2
その3




最後のだけミルコなのは仕様です。
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シナリオ【追憶】-5

2006年05月15日 21時31分00秒 | NightmareWithoutEnd
PM7時32分 ロストレギオン地下鉄道-プラットフォーム-


地下鉄ホーム中に広がる無線の声。
談笑していた隊員達を襲う、不吉な音。
鳴り止まぬサイレンと、点灯し辺りを赤く染める回転ランプ。
背中にヒヤりと感じる氷が流れ落ちるような感覚。
そして悪夢は現実へ、絶望へのカウントダウンは始まった。


「全員戦闘準備!奴らが来るぞ!」
特殊戦闘服の胸ポケットから自動拳銃マカロフを取り出すレン。
マカロフのセーフティを解除しながら
隊員達を見回し、大声で指示する。
その表情に曇りはない。彼の眼は鋭く、一部の隙も感じさせないでいる。


「ったく!目的地に着くまでに一仕事とはね!」
フィクシーが愛銃FNファイブセブンを取り出すと線路が続いている
トンネルの暗がりに向けて銃を構え、射撃体勢に入る。


「さあ来なさい!どんな化け物でも片っ端から片付けてやるわ!」

「あ・・あの化け物なのね・・・」
シグザウアーP226を構え、周りを警戒し始めるケリー。
後ろを見るとレンの近くにいた貴美子が少し緊張し、おぼつかない手で
デザートイーグルを取り出すのが見える。

無理もないことだろう。
訓練を受けたとはいえ、一年前に起きた事件の恐怖を直視し体感してきたのだ。
未だに鮮明に残る記憶を呼び覚まし、彼女は一年前の焦燥感と恐怖に駆られたのだ。


「…チッ、コイツだけで戦うハメになるとはな」
手に持ったトカレフを見ながらジリジリと前へ進み始めるパイ。
セーフティレバーの無い銃は無骨なフォルムを前面に押し出したが
それでもパイは不安そうだった。
なぜなら彼女達の選んだ突撃銃や大型火器は
全て次にやってくる列車に積んである事を思い出したからだ。
どこか苛立ちを覚えたパイだったが、今は手持ちの銃器で応戦するしかない。


「KING!…指示をください」
綾香が緊張の最中、静かに声を上げる。
KING。Dチームだけで使われる隊員達一人一人に与えられたコードネームだ。
コードネームKING(王)は隊長であるレンを指している。

手に持ったべレッタM8000クーガーを暗闇の方向へ構えながら
指示を仰ぐ彼女の口元は、緊急事態だと言うのに笑みを浮かべ
その眼は、どこか狂気に満ちている。

彼女の表情。それはまるで『化け物を待っていたか』のようだ。


「QUEEN(綾香)とACE(パイ)は右に注意しろ!化け物が見えた瞬間鉛弾をくれてやれ!JACK(フィクシー)は私と共に左の線路を警戒する!ANGLE(ケリー)は後方で撃ちもらした奴を援護!CLOWN(貴美子)も一緒にいけ!全員無駄撃ちは抑えろよ!」
手を左右に動かしながら、戦闘服ごしでも聞こえる
レンの激しく大きな的確な指示の声がホームに響き渡る。


「ついて来い・・・前進するぞ!」

「・・・やってやる・・・!」
レンの指示が聞こえると、パイがジリジリと進めていた歩幅を増やし
綾香に手招きで来るように伝える。
張り詰めた表情の綾香は、その歩を早め
一歩ずつ線路の見える右の車線へと歩き出した。


「列車がここに来るまで守りきるぞ!いいな!」
再びレンが声を張り上げ、全員に聞こえるように指示をだす。
自分達の乗る列車の来る時間が迫っているのだ。
化け物を乗せるわけにはいかない。



カチャッカチャカチャッ!



「線路に下りて我々が化け物をけん制します」
ホームの左側へと進むレンとフィクシーを尻目に
その後ろで声がする。
さっきまで空気清浄をしていた白い衛生兵らしき隊員が5,6人
短機関銃MP5を構えていた。
どうやらDチームの露払いをしてくれるようだ。


「すまない!」

「いえ、コレも責務ですから」
レンの声を聞くと白い衛生兵たちは線路へとタラップを伝って降り
MP5Kを構え、線路の続く暗いトンネルの中へと前進してゆく。





カタンッカタンカタンカタン・・・






ホームには暗いトンネルへと入ってゆく白い衛生兵達の靴音だけが響いた。



PM7時38分  ロストレギオン地下鉄道-線路-

線路の続くトンネル状の内部へと白い衛生兵達が入ると
そこは予想以上に暗く。数本の蛍光灯が照らすだけであった。
トンネル状の線路は少ない蛍光灯に照らされながら
50mほどで見えなくなっている。
そこから先の線路はカーブになっていて、ますます良く見えない。


「前進する!セーフティ解除!!」
白い衛生兵5、6人の中でもリーダー格の男が
手招きで全員を前へ進める。
ふぞろいに一直線に並んだ隊列が、暗がりの中へと消えてゆく。



・・・キィン!・・・キィン!チ・・ッ・・ガ・・・ガッ



「・・・何か音が聞こえないか?」
奇怪な金属と金属のぶつかるような音が聞こえた衛生兵の一人が声をあげる。


「・・・?俺は聞こえなかったが」
後ろにいる一人がMP5についたフラッシュライトを縦横に振り回す。
辺りには何も無い。無機質なコンクリート製の黒ずんだ壁が続いているだけだ。



・・・キュルル・・・キュルル・・・!



「・・・まただ?!まさか・・・全員正面の壁を照らせ!」
衛生兵の一人が声をあげると
全員がMP5についたフラッシュライトを
近場の壁や正面のカーブのところに照らす!



キ・・ゥ!キュキュルルキュルルルッ!!!


フラッシュライトに照らされたもの。それは…









暗闇の中でうごめく赤く獰猛な眼や長い爪、ギラリと鈍い色で光る歯をつけた四足で歩く巨大なネズミの化け物たちだった!









「う、撃てーッ!!」
とっさに姿を見て恐怖した衛生兵が大声を上げて巨大なネズミの化け物に向けて
短機関銃MP5をフルオートで射撃する。



ドドドドドッ!ドドドドドッ!


キュルル!キュ・・・キュルルゥゥゥゥゥ!!



トンネル内に銃の爆音と化け物の鳴き声が響く!
しかしネズミの化け物の動きは恐ろしく早く、衛生兵が放った弾の殆どが
ネズミの体をかすることなく命中せずに終わった。


「く、くそ!ど、どこへいった!」
フラッシュライトで前方の壁を照らす衛生兵達だったが
素早いネズミの化け物の動きは捉えられず
弾丸が壁を跳弾する音だけがトンネル中に響いた!


しだいに距離を詰められる衛生兵達。
すでにその距離は10mをきっていた!


キュルル!ギュルルルルッ!!


「う、うわあああああああああ!!」
急に後ろの兵士が絶叫をあげ、暗闇に吸い込まれるように姿を消す。



プシャーッ!



「どうしたんだ!うわっ!!」
横にいた兵士が振り向くと、まるでシャワーのような血飛沫が
白い衛生兵用の服と透明なフェイスマスクを赤く染めていた。



ドサッ…!



となりの兵士は一匹のネズミの化け物に
顔から肩にかけて丸ごと抉るようにかじられていたのだ。

後に残った無残な残骸は、バランスを失いその場に崩れた。



「く、くそ!野郎・・・ぐわああああああ!!」
憎しみと恐怖におびえた衛生兵は、MP5を構えるや否や
後ろに迫っていたネズミの化け物の長くて獰猛な爪が
衛生兵の胴体を貫いていた。


ズガガ!ドドドドドッ!!


「ち、ちくしょう弾切れか・・・ちくしょ・・おあッ!」

「今やってや・・・・ギャアアアア!」
必死に抵抗していた二人の衛生兵も
後方から迫っていたネズミの化け物の体当たりをくらい
近場の壁にたたきつけられて力なくその場に沈む!


プシャーーー!ガチガチッ!



キュルー・・・!キュイーッ!


まるで歓喜の声をあげるように衛生兵の血飛沫を
全身に浴びて鳴き声をあげるネズミの化け物。
その爪や口には、むき出しの衛生兵達の内臓物が飛び出していた。




「そ、そんな・・・た、たすけてくれーッ!」
最後に残っていた衛生兵がMP5をその場において
振り返り逃げ出す!


だがネズミは躊躇することなく、まるで残忍な追跡者のように
逃げる衛生兵にトンネルの壁から襲い掛かった!


「ギャアアアア!!」




グチャ・・・クチャッ・・・グチャッグチャ!!



飢えたハイエナのように服を噛みちぎり、爪で切り裂き
肉を食い破り、それぞれの仕留めた『エサ』の捕食を始める化け物たち。



「・・・こ、こんなの・・ありかよ・・」
その場にいる白い服を着た最後の衛生兵は、
返り血で服が真っ赤になると同時に悪夢のような光景を見ていた。






キュイーッ!・・・キュイーイイイイイッ!!



ネズミは早々にそれぞれの食事を終えると、
飢えた瞳で、また獲物を探し始め
最後に残っていた一匹の『エサ』を発見し、歓喜の声をあげた。






「うわあああああああああああああ!!」













ネズミの化け物たちの食事で沸きあがる、
歓喜の奇声と衛生兵の悲鳴が、トンネル中に響いた。
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今何分?

2006年05月14日 00時14分11秒 | 末路話
ピーパッパパラッポ!パパパパラッポー!@kirekoです。


>うはwww見っけ
前にトリビアでやってたスキャットウルトラマンを
YOUTUBEで見つけたので乗っけておく。





スキャットウルトラマン







どうみてもギャオスとジャミラがやる気ありすぎですwww
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