kirekoの末路

すこし気をぬくと、すぐ更新をおこたるブロガーたちにおくる

お疲れサマンサ

2006年07月31日 22時52分06秒 | 末路話
サバゲーお疲れ様でした。これから寝ます。








>おいギゴロ太閤!
サバゲーレポに関する事で他力本願はいいが、
他人にモノを要求するときはそれなりのものを差し出してから言え!
本人認証無しで、まるで書けって言ってるみたいに言論拘束されて命令されるのは
俺のやれと言われれば、やってやらないアマノジャク精神に火をつけてレポを書かなくさせるというトラップにしかならないぜフハハーッ!











あ、別にキレてないですよ^^
俺キレさしたらたいしたもんだよ^^;
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さあ、今こそ心を一つに

2006年07月29日 13時52分13秒 | 末路話
ツライ時つらいと言えたら、いいのになぁアッアーッ!@kirekoです。


>明日ついに念願のサバゲーを手に入れたぞ!

参加者全員にこの場で言っておきます。

殺してでもフラッグをうばいとる







その次の瞬間「何をする貴様らー」のオチになるのはいうまでも無い。
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Wish

2006年07月26日 21時07分54秒 | 末路話
願わくば日曜日は晴れて欲しい@kirekoです。


>ちょwwww
試射会レポとかネタはあるんですが
なんとなく書く気力が天気予報によって打ち砕かれているので
「これ面白い」と思った動画のアドレスを貼り付けていきます。


発見しました、これは・・・なんというか・・・
久々にゲラゲラした。


口パクおもしろ動画wwwwwww



なんつーかあれです
クローゼットからいきなり出てくるあたりから笑いがとまりません。
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おなかが減ったら

2006年07月25日 20時12分38秒 | 末路話
スニッカーズ。どいつもこいつもスーパーカロリーのなまくらばかり持ちおってスニッカーズが好きになれない@kirekoです。


>ドイツ少年がもしMGOをしていたら・・・!
また例のキーボード破壊ドイツ少年動画です。
スピーカーの音量には気をつけてね♪



ちょwwwww途中でマルイのページ開いちゃうのふいたwwww






てかAK大好きなのかドイツ少年wwww
うけるのが「ボーイズなんて買うかよ!」っていいながら
笑いながらキーボードぶっ壊してくれちゃうところwwww
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ざんねん!パロネタは死んでしまった!

2006年07月22日 19時14分17秒 | 末路話
やり⇒つかう⇒セルフ⇒おお、私はなんてことをしてしまったんだドクドク@kirekoです。


>漫画設定代えちゃうのかよ!
せびん氏のブログでおもしろそうなので美味しんぼの
設定だけ変えてやってみますか、
もちろん強引に。


■不味しんぼ
南北新聞という会社で発表された【終局のメニュー】という
人類史上最悪の料理を作り出す勢い企画に取り組む二人の新聞記者の物語。
ちなみに本編は料理対決漫画ではなくバトル漫画全100巻。


【終局のメニューサイド】

・ジニ丘士郎
南北新聞輸送部所属の記者。
記事を書けば小学生、提出期限を通り越して3ヶ月たってから
記事のタイトルを書くというグータラぶりを発揮する男。
タバコが大好き、アルコールを飲めば酒乱になって手がつけられない。
だがマズイものが大好きで、美味いものを食うと
さも美味そうにうんちくを披露して周りから引かれるという
変な趣味を持つ。
発言すべてが「だりい」「めんどくせえ」という奴で
終局のメニューに取り掛かるのもクビか企画参加かという選択肢を迫られて
しかたなくやっている。
47巻『終局の政略結婚』でパショ田と結婚する。
22巻『ロンリーウルフ』で実は自分が戦闘民族の末裔だということが判明する。

・パショ田ゆう子
イタリア人日系三世。元はイタリアで世界一不味いレストランを開いていたが
港で食材を買っていたところコンテナに間違って入れられてしまい日本に
密入国する。右も左もわからないので、とりあえず新聞社に隠れていたが
守衛にバレて強制送還されるところを独楽社主に救われて記者に。
だるいを連呼するジニに対してイタリア仕込みの電撃ムチでしりを叩くのが趣味。
23巻『真夏の不味蕎麦!?』で日本の警官を3人半殺しにして逮捕される。

・独楽社主
南北新聞社社主。
宝くじで三年連続1等前後賞を獲得してその金で
日本で一番怪しい新聞を売る南北新聞の創始者。
熱くなるととめられない、勢いアマって変な企画をだすなど
世間一般では暗愚な社主と呼ばれている。
10巻『最低のおかゆ』で食中毒で倒れて病院のおかゆ料理が美味すぎて病室を逃げ出す。

・キレ編成局長
南北新聞社編成局長。
フランス帰りの食通。チーズと生ハムを愛すが
美味そうなうんちくを披露するとなぜかスルーされる。
ジニ丘を解雇させたがっている。
猫好きだが、猫アレルギーという体質。
36巻『日米不味米合戦』で猿退治の流れ弾に当たり三ヶ月の負傷。

・ガイ部長
南北新聞社輸送部部長。
この会社で唯一の人格者。無能な部下たちのフォローにひた走る。
ギゴロ副部長を高く評価しているが、毎回裏切られている。
15巻『終局vs終焉』で首都新聞社の社員達の横暴さにキレて発砲し
警察機動隊を退却させる。だがガンマニアだと言うことが部下達に知られてしまう。

・ギゴロ副部長
南北新聞社輸送部副部長。
部下に対しては陰険で、上司に対してはゴマすりを敢行する
典型的中間管理職。趣味はライトノベル投稿。
基本的に頑張るのだが何をやらせてもダメダメで毎回失敗してしまう。
口癖は「こりゃ不味い!うん、不味いですなー!」
83巻『終局のハム料理』で危うく美味いと言いそうになる。

・紫山唐人先生
自称最強の陶芸家。
ジニ丘の父親代わりを勤めていたが、あまりにも五月蝿いので勘当。
陶器を作っているが、失敗作を作ることが多く
変化の壷、保存の壷、爆発の壷、合成の壷などの名作を作るが
ダイナマイトを窯に間違って入れて殺人容疑で逮捕される。
終局vs終焉の審査員。
16巻『50年目の裏切り』で大爆発する自分の作業場で
ゲラゲラ笑って皆に引かれる。

・ナル極万太郎
画商であり、米問屋であり、海外貿易までこなす大商人。
感動がきわまると涙を流しながら札束でビンタする。
終局vs終焉の審査員。
93巻『マルサの査察』で30億円の脱税がバレて海外に逃亡する。

・ガンひこ
29巻『全身胃袋』で登場した何でも食べる奴。
金が無く食い逃げを重ねていたが、ジニ丘との不味いものフードバトルで
21皿目のハバネロだけ味噌汁が食えなくて負ける。

【終焉のメニューサイド】


・ドリ原雄山
銀座の一等地に立てられたゲテモノ料理屋『愚食倶楽部』のオーナー。
本人は気づいていないが腕力が強く、13巻『潜入!愚食倶楽部!』では
料理人を褒めるためにちょっと指をツンと押しただけで
壁に激突させて全治六ヶ月の大ダメージを与えてしまうほど。
ジニ丘の親だったが、余りにダリダリ言うので半殺しにして
愚食倶楽部からおっぽりだす。
ゲテモノ、激辛、激甘、激酸、激滅を得意とする。
100巻『ファイナルウォーズ』でジニ丘との直接対決に赴くが、
せび川の卑劣な罠にはまって凍りづけにされる。


・せび川調理主任
愚食倶楽部の調理主任。
寡黙で、余り喋らない男だが、実は計算高く野心家。
99巻『せび川の野心』でドリ原と仲良さそうに買い物をしながら
愚食倶楽部の無期限譲渡書にサインさせるなど(未遂に終わったが)
なかなかに野心深く、計算高いところを見せる。


・ヌカ三
愚食倶楽部の料理人。
シグ星の弟であり、調理の腕は抜群。
9巻『霊感対決!』では得意の霊感をフルパワーにして南北新聞社に
ゴースト軍団で攻めよせて窮地に陥れるが、シグ星に
「そういうのはよくないよ^^;」と言われてやめる。


・もこ山峯雄
終局のメニューの企画案を出した『首都新聞』の社長。
60巻『美味しい毒酒』で独楽社主と和解をするために酒を酌み交わすが
もこ山の持っている酒は独楽社主が普通の酒と摩り替えた毒酒だったため、
殺害されてしまう。


【その他】


・毒舌亭マリア
6巻『ドキッ!豆腐だらけの・・・』に登場した外国人落語家。
吐く台詞すべてが毒舌なため読者を敵に回し11巻『だまされた毒舌家』で
もこ山社長の罠にはまり、濡れ衣を着せられて弁解する余地も与えられず逮捕されてしまう。
11巻の最後で警察に捕まりながら吐いた台詞「ワタシナニモヤッテナイアルヨー」は彼が実は日本人だったという最高の事実を残した台詞で、
不味しんぼの不動の名台詞として未だ君臨している。


・シグ星
2巻『おかずの真価』で登場。透明人間。
登場シーンの扉絵で、いきなり姿が見えないのにジニ丘の周りに
ナイフが数千本刺さっている構図は読者の度肝を抜いた。
100巻『ファイナルウォーズ』では絶体絶命の時に隠したナイフを
せび川に投げるが時を止められて逆に倒される。







etc・・・・

















>設定考えるのって楽しいね!
この物語はフィクションです。関係する団体、人名などは架空のものです。
コメント (2)
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アーユートリーティング

2006年07月20日 19時21分00秒 | 末路話
さあ、みんなで唱えよう!ラン・ラン・ルー!@kirekoです。


>クソゲー根性クリアレポ


誰しもが死ぬ、死にゲー!シャドウゲイト


クソRPG!星をみるひと!絶対製作者サイドがデバックしてないぞ!


これはうけた。
でもここまでみるとシャドウゲートやりてえええ!!
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シナリオ【再会】-1

2006年07月18日 19時06分47秒 | NightmareWithoutEnd
PM9時23分 旧国道463号線 -C・B・S・F専用大型車内-


夜の闇に包まれた亡者と死者と化け物達の街

『ロストレギオン』

この死の領域を輝かしいライトをつけながら走る黒い特殊装甲車。
窓やタイヤには、化け物やゾンビをなぎ倒しながら走ったような跡があり
白と黒の美しい曲線をあしらった装甲板には、
鈍い赤色がふんだんに塗りたくられている。


旧S県の国道463号線に入ると、駅前のような
死者たちの群れに遭遇することもなくなり
あたりには誰も住まなくなったことにより『閑静になった』住宅街だけが
周りにポツポツと見えるだけだ。


サイドとフロントに『C・B・S・F』とデカデカと書かれた特殊装甲車は
道の緩いカーブに差し掛かり、少し減速しながらカーブを曲がる。
カーブに設置してあった電光掲示板が、むなしく
『この先、事故多発注意』と照らし続けている。


すでに、この街に走る車など
この生きている人間達を乗せた特殊装甲車だけだと言うのに。


「目的地まで、あと何分だ?」

「このまま行けば30分程度ですね」
助手席に乗っていた戦闘服の男が運転席で運転をしている男に尋ねる。
特殊装甲車のセンターにはナビゲーションシステムと思われる液晶画面に
特殊装甲車の現在位置と目的地までの到着予想時間と距離が
赤い文字色で書かれている。


「後ろのDチームの負傷兵の容態はどうなんだレナ」

「・・・今後ろで応急処置が終わりました隊長」
後部座席とのしきりである緑色の布製カーテンがフッと動くと
後ろから肩にCBSFと書かれた戦闘服を着た部隊の一員である
レナと呼ばれた女性隊員がニュッと上半身を出し、助手席の男に報告する。


「外傷は多いんですが、どれも致命傷を避けていますね。少しすれば意識を取り戻すでしょう」
レナが淡々と容態を言っていく。
その報告を聞いていく間に、助手席に居た隊長と呼ばれた男は
深いため息をつきながら、少々水滴のついたフロントガラスの一方を見続け
こう言った。


「我々Aチームが既に戦死者2人を出しているというのに、あの巨大なネズミの化け物とゾンビの群れを退けて生存率100%か・・・」
隊長と呼ばれた背の高い男が呟くと、口調と合わせて
どんどん暗くなっていく表情がそこにあった。

化け物達に部下を殺されたことで、うろたえる様な隊長では
部下に不安を促すだけだと思って冷静な素振りをしてはいるが、
瞳はギラッとした光りを放ちながら据わっている。
押し殺しているその深い怒りと憤慨感は、瞳からヒシヒシと伝わってくる。


「あの化け物の群れに一人で立ち向かってあの程度の傷で済むなんて・・・たいした逸材ですよ・・・」
レナがそんな隊長と呼ばれた男の心を知ってか知らずか
チラチラと車の後ろに居るDチームを確認しながら
聞こえないように小さな声で一言漏らす。


「戦争とは違う兵隊の層の厚さか・・・そういう意味では、一番『場慣れ』している我々が・・・皮肉なものだな」

「パッショーナ隊長。我々はただ任務を達成するだけです。任務に犠牲はつき物ですよ」
部下であろう運転席に座る男にそう言われると、
遠くへ目をやっていたパッショーナと呼ばれた男は
自分を納得させるように、フロントガラスに向けてコクリとうなずいた。

しかし、その表情は暗く、曇っていた。




ザザァーーッ・・・






急に外の雨が強くなり、装甲車に当たる雨の音も次第に激しくなっていく。
まるでパッショーナの心のように。



PM9時27分 特殊装甲車 後部座席

ポツポツと重量感のある雨粒が窓に当たっているが見える。
普通装甲車というと、窓ガラスも重圧な装甲で覆われるものだが
この特殊装甲車の窓は、外の光景を眺められる透明な特殊装甲版で覆われ、
外が見えるようになっている。


キュルキュルキュル・・・ガタガタ・・・ガタガタ・・・


タイヤ周りには、隙間から『何か』が詰まらないように
戦車のようなキャタピラが取り付けてある。
スピードは普通の乗用車より少し遅い程度であろうか?
だが、もし道中で化け物に襲われても咄嗟に対応できる武器や装備が
無尽蔵に後部座席にはあった。
クリアな装甲板も、このためのものであろう。



ブゥン・・ブゥゥゥン・・・カタカタ・・カタカタ・・・


エンジン音と機材が揺れる音だけが後部座席を包んでいる。
人では無いゾンビ達のうめき声が聞こえなくなった、
この後部座席にはそれぞれ重い表情を浮かべる
Dチームの六人がいた。

後部座席の後ろのほうで仰向けで苦しそうに寝ている綾香。
その周りを囲むようにサイドについた固定座席に座るレンやケリー達。
重苦しい雰囲気が続く中、Dチーム隊長のレンが声をあげる。

「QUEENは外傷からの二次感染を引き起こしているかもしれん。よって彼女に対Kウイルス用消滅剤『デイブレイク』を投与する。24時間の効果時間を全員で一律に時間合わせをするために各員専用注射器で投与せよ」

そう言うとレンは綾香の戦闘服についていた小型のジュラルミンケースから
専用の注射器を出し、綾香の戦闘服の袖をまくりあげ、素早く静脈注射をする。


「『デイブレイク―Daybreak―』・・・夜明け・・・か・・・」

「軍が考えた薬にしては、いいネーミングセンスよね」

「くだらんな、所詮クスリだ。弾一発ほどの信頼度も無い」

「・・・綾香は大丈夫かな」

それぞれの気持ちを声に出しつつ、まくりあげた腕へ
デイブレイクを投与していくDチーム。

これで安心ということではないが
ひとまず二次感染による被害は防げるという安心感が
Dチームの表情を緩ませた。


「流石に焦ったぜ、化け物とゾンビの挟撃なんてな」
あの駅のエスカレーターでの闘いを思い出しながら
フィクシーは自分の意識ではないところで少し震える右手を
左手でギュッと抑えている。
彼のブーツには、まだ牛の化け物が突っ込んできたときの
金属のカケラがべたつくブーツにくっつくように乗っている。


「奴らもKウイルスの恩恵で少しづつ行動に進化をしていると言うことか・・」
レンが地下でのネズミの化け物との戦闘を思い出しながら
少し感慨深げに頭を垂れる。何か考えるようなその一言一言は
チームメンバー達に色々な考えを沸かせる。


「これからの奴らは、より効率的により確実な方法で攻めてくるということですか?」
ケリーがレンの言葉を聞き取って、自分が体験してきた
Kウイルスの傾向を思い出しながら、レンに質問する。
一年前の事件では、人間になりきる化け物や、体表を変化されるものなど
その傾向は様々だった。


「さあな。だがあの見計らったかのような動きは何かおかしい・・・」
訝しげな表情を浮かべたレンは、聞き取れないような小声で何かを呟き
その場を立ち上がると、Dチームメンバーに指で合図をし
運転席のある前の座席へと向かった。



そのとき、会話を聞いていたサイドの座席に座っていたフィクシーが口を開く。


「こっからの闘いは、いつ何処で化け物に襲われてもおかしくないという覚悟はしておいた方がいいということだろう」

「私、そんな咄嗟の動き出来るかしら・・・」
いつも陽気なフィクシーにしては重苦しい言葉に
貴美子は動揺を隠せず、思わずケリーになきついた。


「貴美子なら出来るわよ。自信を持ってやりなさい」

「は、はい」
ケリーにそう言われると、貴美子の表情も和らぐ。
二人ともお互いにお互いを信頼し合っている証拠だ。
この二人の信頼はDチームの中でもぬきんでている。


その時、後ろで愛銃の整備をしていたパイがゆっくりと、
それでいて重苦しい言葉を口にした。


「臆病者の足手まといに言っておく。咄嗟に動けない奴への答えは簡単だ。動けない奴から、その場で化け物に食われて死ぬだけだ。おいCLOWN。私の周りでヘマをやってみろ。その時は化け物より貴様に弾丸を浴びせる」

「・・・!!」
その言葉を聴いた貴美子はがっくりと肩を落とす。
エスカレーターの前で一人で戦う綾香の姿を確認しながら
綾香を守れなかった、援護できなかったことが脳裏に
フィードバックしていたからだ。


(・・・あのとき私が強引に綾香を止めていたら、綾香はこんなに傷つかずにすんだんじゃなかいのかな・・)


貴美子の表情が硬くなるのを見て、ケリーが
怒りの表情をあらわにしてパイに向けてキッと口を開く。


「あなた、なんてことを言うの!何度も言うけど私達はチームなのよ!信頼無しでは任務も出来ないわッ!」


怒るケリーとは対照的に、まるで氷のような表情を浮かべるパイ。


「本当に甘い考えだなあんた達は。今まで化け物との闘いで、あんたたち生きている事が不思議なくらいだよ。忠告しておくよ、信頼とか友情とか『そういう甘い考え』を捨てない限り、そのうち後悔することになるよ。絶対にね」



ガタッ・・・



そう言うと座席にもたれかかるように目をつぶるパイ。
ケリーは、今にも泣きそうな貴美子をなだめるのに必死だ。
フィクシーは暗い顔を浮かべながら、車の後方で寝ている綾香に目をやる。







「・・・あの数のゾンビ達を倒せる・・・Kウイルス・・・進化の恩恵か・・・」
ボソッと呟きながら、再び座席に座りフィクシーは
レンからの命令を待つのであった。



バシャバシャバシャ・・・!!




窓に当たる雨粒はいつの間には多く重くなり、
窓を叩きつけるような音が聞こえる。






PM9時30分 ロストレギオン -研究施設『タルタロス』-


強い雨が降り注ぐ中、暗闇に閉ざされた森の中心部に光りが見える
雨粒が叩きつける大地には、くぼみに広い池が出来ている。
その池の先に、白い壁でまだ真新しい建物が見える。


研究施設『タルタロス』
広大な敷地の中に十数個の建造物、研究施設が並んでいる。


ゲートには、巨大な電磁柵が張り巡らされており
外敵を寄せ付けない雰囲気をかもし出している。



タルタロスの建物の中の一つの地下施設で、何かが
激しく打ち合うような音が聞こえる。



ガンッ・・・!ガンッ・・・!


ギャッ・・!ギャアッ・・・!



ライトの当たった灰色の壁の部屋で
緑色のトカゲのような化け物の2、3体が
黒い衣装を着た、人間のようなものに襲い掛かっている。
化け物の動きも早いが、化け物が攻撃をしてくる間に
人間の方は瞬時に体勢を翻し、化け物達の攻撃を余裕とばかりに避けている。


ギャオ!ギャオオオ!


トカゲの化け物が飛びかかろうとした瞬間黒い影が動く、キラッと光りが
見えると、いつの間にか緑色のトカゲの化け物の動きが止まっている。


ギャ・・・ギャアアッ!!


ピチャ・・・!ビタビタッ!


断末魔の悲鳴と共に、トカゲの化け物の肢体が切り刻まれるように
その場で無残な残骸を残しながら、ほとばしる緑色の血液を
壁や床にばら撒いていく。


カキン・・・。


「・・・」
黒い衣装を着ている人間らしきものは
手に所持した光っているものを収めると
部屋の強化ガラス越しに目をやっている研究員らしき二人の
前で指示を仰ぐように立ち尽くし、待っている。



「・・・・あれが・・・ヘラクレス。凄まじいですね・・・」

「複合的生物兵器H・BOW(Hybrid Bio Organic Weapon)の試作品だからな、目を見張らなければ意味がない」


ガラス越しに熱狂的な視線を送る研究員の一人。
黒い衣装を着た人間らしきものは、それを見ても微動だにしない。


もう一人の研究員が、ガラス越しに見える
トカゲの化け物の死体を見て、吐き気を催しながら
呟くように声をあげる。


「唯一の実験成功例・・・ヘラクレス・・・」


その声を聞いた研究員が、フゥと大きな呼吸をすると
口を開き、淡々と語り始める。


「間に合ってよかったよ、最新型のKウイルス適用H・BOWが。今こちらに空から向かっているこの国の強襲部隊に使用して、その結果を見て、それを最終演習とする。この事件の真相が世界に流れたら大変だからな。情報を知っている奴は全員始末する。それが組織の決定だ。君にも研究で苦労をかけたな、自室に戻ってゆっくり休みたまえ」


ガタッ・・・バタン!


もう一人の研究員が部屋のドアを出ると、
少し緩んだ表情で黒い衣装の人間らしきものを見つめ
再び息を吸い込む研究員らしき人物。










「ヘラクレス・・・私の最高傑作・・・組織など関係ない・・・私は私の研究を・・ククク・・・フ・・・フフ・・フゥハハハハーッ!!」










狂気の声が研究室の室内中に響いた。
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-The Conflict-

2006年07月17日 18時34分26秒 | 末路話
海は広いな大きいなGO!GO!トリトン!@kirekoです。


>演出!鳥肌!
これは久々に鳥肌ゲームスレと見た!


鳥肌モノの演出について語る


ライブアライブでのボス戦前のオディオテーマとか
フロントミッションガンハザードのネタとか
懐かしい話がドカドカでててよかったな。
オトギリソウと、アーマードコアのラストの演出には
たしかに納得しながらもテンション上がった記憶あるなぁと。
やっぱゲームの演出って大事だよね。


>こ、これは・・・?!
トップをねらえのガンバスターや、エヴァンゲリオンなどで有名な
GAINAXが、来期ロボットアニメを復活させると聞いて
ちょっと気になったんて記事読んでたんですが

まあ、まずはコレみてください。

天元突破グレンラガン記事


なんというか安易なロボットアニメは作らんだのガンダムの類似品を大量生産するような行為はしないとか言ってるけど、
結局、リアルなSF脚本を売りにするより
巨大ロボットのぶつかり合いを描きたいだけなんじゃないんだろうか、
ロボット=ガンダムという構図にしたのは、そういう意味も込めてなんだろうか・・?


でも、このロボットの図見てふいちまいました。





正直、かっこ悪い。





いやなんというかコメディタッチなロボにしておいて
あとでバージョンアップさせるみたいな流れなのかなって期待を裏切ってくれそうなボディラインがちょっと許せなかったです。
頭ザンボット3やし、流石原点回帰だなGAINAX!!(大見得盗作の本家)



まあとりあえず来期に期待しつつ、どういう動向になるか
ちょっとのぞいていこうと思います。

毎週木曜日に現在放送中の
今期ロボットアニメ『ゼーガペイン』とか見てて思うんですが
脚本はいいのにカッコワルロボがいるだけで、違和感感じるのが
すげえ残念なんですよね。

うーん。
今のメカ作監が、ロボットの何に重視を置いてるのか
『動くロボット』じゃなくて『綺麗な一枚絵ロボット』を売りにしてる絵が
多いかなって思って、そういう世代の人が作監に
なったのだろうかって考えちまいました。

これから不安要素たっぷりでロボットが出てくるアニメが続出したら
ちょーっとこれからの業界全体が心配ですね。


まあ俺の理想はボトムズのスコープドッグが縦横無尽に飛び回る奴だけどね



バリリアルでカッコイイアクションとしびれるミリタリー脚本!
大河原先生メカYAHOOOOOだぜ!!
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SWAAAAAAAAAAAAAAAAT!!

2006年07月16日 19時48分00秒 | 末路話
おいSWAT、てめえの血は何色だ!@kirekoです。


>ヤフーで エリア51 サバゲー を検索してみた結果

サバゲーチームのSWATのブログが出てきた。
しかも奴め、しっかりとここをリンクしてやがる。
くそったれ!俺はマンマとはめられたわけだ!
やられっぱなしは、A型として気がすまないので
この俺もブログを使って晒してやるーっ!



















SWATのブログ






クカカカーッ

相互リンクありがとうございます^^





だ!






秘密はバラスためにあるんだ。俺が見つけなくても誰かが見つけていただろう。
(で、最終的に俺だけ知らなかったオチなんだろ!)
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特攻野郎AKABANEチーム

2006年07月15日 17時28分52秒 | 末路話
ジュウジュウアイシテル@kirekoです。



>とりあえず一言。

いつの間にかサバゲーチームリーダーになったので夜路死苦!



ここを覗いてる参加者はとりあえず、
BBSを確認してくれ!活性化するぜー!

特攻野郎Aチーム掲示板
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崩れゆく運命

2006年07月14日 23時35分17秒 | 末路話
ガン型ーーーッ@kirekoです。


>これがガン+型の動画だ!!


リベリオンのガン型動画を発見したのでおいときます。
ライバルの黒人のあっけなさと主人公強すぎなのと
ラスボスの命乞いを堪能してください!




銃+型  『ガン型!!』





この映像見ると
自動バーストするハンドガンがほしくなるぜ。
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リベリオン

2006年07月13日 23時55分46秒 | 末路話
ウッハッウッハッウッハッ!@kirekoです。


>木曜洋画劇場『リベリオン』
いやー久々にきましたねこの映画。
一言で言うと名作!そして迷作!w
地上波でよく放送する気になったな!
流石木曜洋画だぜー!


>『ガン』+『型』=ガン型!!
ストーリーは感情を持たない特殊部隊みたいな人が
徐々に感情を持ち始めて、支配している国に対して
宣戦布告するといったかんじなんですが
反戦をスローガンにするというより、どっちかっていうと
感情という一つの支配からの解放みたいなテーマ性が
伝わってくる映画かなって思いました。

でもフラグが全然通用しないんですよねこの映画。

まずですね
ヒロイン=助けられず焼死


さすがリベリオン、ストーリーのためならヒロインをも殺します。


そして
仲間=助けられずに銃殺される

ライバル=刀で主人公にあっけなく顔面を斬られる

ラスボス=ガン型披露したあと、命ごい


もうなんか救出フラグを全てかなぐりすててます、この映画。
でも大好きです!おもにガン型よりも主人公の息子や娘が実はすでに感情をもっていたりするところとか。


いやまあ、なんというかストーリー云々もそうなんですが
この映画はアクションが熱い!
ジャンプして手伸ばして両肩で敵打ち抜くとか
どういうマトリックス技術かと思いました。

あと登場する銃も
独裁国家=G36、MP5Kなど資本主義系の銃
レジスタンス=AKとかスペヅナズとか共産圏www


G36ファンとしては超量産されたG36が
車を盾にして全員で一斉射撃をしてるシーンとかは
結構みていて震えるものがありましたね!



でもなぜかこの映画


突撃銃であるG36がハンドガンにいとも簡単にやられます。




く、くそっなぜだ!
俺の銃が負け犬だっていうのか!

なんだかなぁ!!(あとうかい)

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サバゲーフィールド下見レポ

2006年07月11日 23時29分16秒 | 末路話
ゲッドレディ?オンユアロンリーガール!@kirekoです。


>サバゲーフィールドエリア51下見
7月30日にレンタルすることとなった
サバゲーフィールドエリア51に日曜日
ポロポロ、ゲリラ、SWATと高速道路運転もかねて
ルートを模索しながらワイワイと行ってまいりました。



>集合・・・だが!
高速道路を使用してどのくらい時間が掛かるものなのか予測するために
7月9日13時に地下鉄有楽町線の我がAチームの古巣にして
最終防衛ラインでもある護国寺に集合場所を設定。


これなら全員「場所がわからなかった」とかいう理由で
遅刻もないだろうと思いつつ、不安だったので気合を入れて
集合時間20分前に護国寺につくと・・・。











さっそくポロポロ、ゲリラ、SWAT参加者全員から遅刻メール。





ポロポロからのメール 12時34分
やっべ送れる(^0^;)

ゲリラからのメール 12時55分
スワットが寝坊したってさ、今出るらしい


俺の現在位置は聞かないでくれ












すいません、皆さんもう一回だけこのツッコミつかわせてください。





















おまえらも沖縄県人か!
(全国の沖縄出身&県民の皆様申し訳ありません)








というわけで、ここから何分か一人でただボーっとするのもなんなので
kirekoは、一人で遊べる有意義で無意味な
遅刻者全員の集合速度をあげさせる作戦を思いつき、
それを遅刻者全員にメールという手段で伝達した。





その名も・・・・



遅刻者中、誰が一番早く来るかトトカルチョ。





もちろん賭けるのは俺。オッズも俺が考えた。
しかも今回は全員交通手段が違うのでそれも反映させた。

   
   遅刻者   交通手段    家からの距離  予備知識
■ ポロポロ   クラウン(車) 南千住(遠い) 元祖遅刻魔
■ ゲリラ    地下鉄     北赤羽(近い) 現在地不明
■ スワット   バス      早稲田(近い) 寝坊


ちなみに気になるオッズはこうなりました。




スワット  21倍 わりかし時間にはキチッと動く派
ゲリラ  125倍 最近は遅刻もあまりしていないがダークホース。
ポロポロ 235倍 道路がよくわからないで迷ってそう。




まあなんていうか
これ裏っ返すと、どれだけ過去遅刻率が高いかが
わかってしまうトラップつきオッズなんだよな。










(^ω^)遅刻する方が悪いんだお。








というわけでkireko予想は

スワット>ゲリラ>ポロポロだったんですが

実際は

ゲリラ>スワット>ポロポロでした。



おーっとポロポロさんリアルと遅刻予想でダブルパーンチだ!!(格付け風)






とりあえず、もう、
おまえら当日は1時間前に集合場所にいて待機してやがれ!!




>そして高速へ
ここからは余りにも恐怖の連続で筆舌しがたいものがあったので
よりわかりやすく台詞と箇条書きであらわしていきたいと思います。



高速道路料金所到着、なぜか一回で曲がりきれないクラウン。

高速乗って加速するクラウン。横に来たワゴンに気を使わせる。

ナビするというか外野でガヤガヤ言う奴が3人もいて混乱。

とりあえずカーブで減速しろよ!危ないじゃないか!

うおっまぶしっ!

おんみょうだんをくらえーっ!

落ち着け、ハンドルから手を離すんじゃない!

竹橋・・江戸橋を通っていくんだぜ!

ちょーーーっそっち霞ヶ関ーーーッ!!!

早速道を間違える

ナビする奴は一人でいいんだ!わかったな!

とりあえず一番地図を見てるタンタン将軍にナビを任せろ!

湾岸線に乗れ!

大佐、レインボーブリッジが見えました!

必死に路線を確認するタンタン。どうやらディズニーランド方面から行く事に。

ポロ「2列前の白の車、調子にのってやがるな」

タン「4列前の紫色のワゴンを狙え」

ピンポンピンポンピンポン・・・

クラウンの速度オーバー危機ですよベルが鳴り始める。

やばいぞ!減速しろ!

そしてパーキングで運転手交代。

ゲリラ「運転を交代しろ、目の前の黄色の二人乗り車・・ちぎってやるぜ!!」

黄色い小型積載車一台抜くのに一喜一憂。

とりあえずなんとか着く。

高速から降りる。ワゴンに幅寄せされてるのまじ怖かった。

ゲリラ「おい!目印をいえ!」

タンタン「は、はいスリーエフの曲がったところでございます」

そして細い山道を行くと『エリア51』と書かれた場所に出る。

・・?!この無骨なコンテナ・・・殺意!!

ドシュッ!

ばかなグレネードランチャーの音だ面舵逃げろーッ!!!

しかし私服のまま勝手に貸切のフィールドに不法侵入して森へ消えていく四人。

ベリーハード記憶。BGMはもちろんハレルヤハリケーン。

なかなかテンションのあがるフィールド感覚。

砦!!塹壕!!そしておもむろに下を向くと転がっているBB弾。

ポロ「この道走るには、体力必要そうだよな」

タンタン「ブーツ必須だな」

スワット「虫除け必要ですな」

ゲリラ「先に行け!援護する」

一人だけドラム缶を盾にゲリラごっこしてるゲリラにふいた。

で、見学(無許可)も一通り終わり、みんなで色々考える。

事務所どこ?

そして再び運転手交代。

運転手スワット。

スワットの手にはグロック26アドヴァンスが・・。

細道に出ると対向車線と後方から車が!!

バリバリバリ!ガシャガシャ!(クラウンが草とか枝とかに当たる音)

ゲリラ・タンタン「おいおいおいおい!」

スワット「気をつけろ!後ろから車が来るぞ!」

ポロポロ「避けろスワットーッ!そいつはただの対向車じゃないぞー!」

目の前に広がる沼地。落ちたら死亡確定。

なんとか抜け出す。そしてセルフのガソリンスタンドでガソリンをいれ帰還。

帰還途中に「ZIROUZIROU」といきなり呪文を唱え始めるスワット。

ばかもの!目黒の二郎にせぬか!赤羽二郎など・・・うわああああ

全員帰還前にラーメン会の異端児「赤羽二郎」のラーメンにダウン。

こうして、ラスボスの範囲攻撃グロッキー技をくらいつつも各自重い胃を抱えつつ家路に着くのであった。








まあフィールド全体はなかなか燃えるところでしたよ。
ただ靴と服は替えもってきたほうがいいかもしれません。
万が一転んだりすると結構甚大な被害だかになるかもね!!






さあ!俺も当日に向けて体を鍛えるかーっ!
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ささの葉サラサラ(後編)

2006年07月10日 14時31分03秒 | 末路話
地味にくだらないことばかり追い続ける男@kirekoです。


>土曜日色々買物作戦
土曜日、P90と武器庫でkirekoのスピーカーとBB弾を買い物する予定を
前日の23時くらいに決めていたので
ちょっと不安になりながらも、集合時間である13時にあわせて
準備をし出発するkirekoであったが・・・。








予想通りといっては失礼だが・・・










P90が遅刻。




13時20分を回り武器庫と銃とサバゲーの話をしつつ
流石に心配になったのでP90にメールを送る。


13時25分「今何処だ」メールをP90に送る。



しばしサバゲーとROと銃談義に話を咲かせる。



ブルルブルル・・・(携帯のマナーモードバイブレーションの音)



メールが来る。P90からだ。





7月8日 13:47分 P90からメール
ヤバス、今起きた。


ちょwwwwまwwwww
今起きたとかwwwwwwwヤバスとかじゃねえwwwww





7月8日 14:20分 P90からメール
今日何時ごろまで池袋にいられるさ





この時点で、まだ池袋駅まで来てません。むしろ家ぽいです。
てか早く電車乗れよww








7月8日 14:40分 P90からメール
慌てて頭と顔を洗ったところだ。池袋に着くのは3時ごろになると思う。













まて、なんというかツッコミどころ満載なんだが


まず第一に人間って
慌てたら頭と顔洗うのに1時間かかるものなのか。






集合時間が13時で、13時20分ごろに
「そろそろ来るだろ」と思っていた俺らの考えは甘かった。
武器庫と顔をしかめて笑いながら「まあ奴ならやりかねん」と思いつつ
頭の中で考えてたP90の遅刻に対して俺が考えてた脳内ツッコミ。









それは・・・











おまえは沖縄県人かッ!!
(全国の沖縄出身&県人さん申し訳ありません)








沖縄の人は集合時間に家でシャワーとか浴びて準備するらしいですね、




さすが南国!東京のセカセカしたコンクリートジャングルに住んでる俺たちには出来ないことをやってのける!P90のそこにシビれるぅ!憧れるぅ!
(全国の沖縄出身&県人さん再び申し訳ありません)







まあ、沖縄の話とか出したけど、P90の遅刻キャラをこうやって晒す事によって
本人に恥をかかせ自覚させ、遅刻させない作戦をネットという媒介を通して閲覧するブログで展開するあたりが
流石ネチネチ粘着質で策略を巡らせるA型の血だと自分でも思う。












・・・















・・・・・・・・



















・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

















全国のA型の人たち大変申し訳ございません。



謝罪は俺がしますんで。賠償はP90宛てに・・・(´`c_,'` )



>そして武器庫と買い物へ
P90が大遅刻をかますことを予想していたkirekoと武器庫は
先に自分の買い物を済ます事に。


■買ったもの
・3700発BB弾
・安かろう悪かろう低価格スピーカー


しかし俺たちは池袋という街をなめきっていた。
なぜならこの街は都会のコンクリートジャングル。


ガンショップまでの道のりは大丈夫だったのだが
西口ビックカメラからビックパソコン館までスピーカーひとつのために上下階を右往左往して、さまよって結局3時くらいになってるのがうけた。


ガンショップに行ったときに
グロック26アドヴァンスとマグナム好きの子供つれてガンショップに来てるAK眺めてた親子のコンビネーション技にちょっと目を惹かれただけさ!!)




子供「ぼくマグナムリボルバー欲しい!」


母親「でもそれは先月買ったでしょ!こっちの超重AKカスタムにしなさい!」



脳内でそう聞こえた。



>誘惑食事黙示録「キレコ」
P90と合流し、俺がチョビチョビ遅刻の事を諭しつつ、隣で銃の話をする武器庫に「流石武器庫」と俺が感銘を受けながらも、そのまま会話を続けるあたりがドラクエで言うと遊び人、商人、魔法使い。なんかカオスな三人パーティを思わせる。

そして、西口のビックカメラで
P90が両親にプレゼントするラジカセなどを買いつつ(この辺で親孝行してるあたりが人情派だな)
色々と(迷って歩いてたから)疲れたので反省の意味を込めて

池袋西口地下闘技場ことファミリーレストラン『ジョナサン』池袋西口店へ。


>地下世界『ジョナサン』 ハンバーグの罠

しかし、そこで俺は迷った。
そうだ。俺は今食事制限中だったんだ。
なぜこんな、高カロリーで高価格な商品を売りにする
ファミレスに入ってしまったんだ。

まあ、いい。
そうだ、ここにはドリンクバーがある。
ドリンクバーを頼めば、低価格でエネルギーを抑える事も出来るだろう。
そうだ、あとは奴らの食事を見て会話を楽しめばいい。
それで光りが見えるに・・違いな・・い。




しかし、キレコは気づいていなかった。
自分が朝昼と何も食っていないという事実に・・・ッ!!




襲い掛かってくる空腹感にたえられず
たまらずメニューを開いた・・・が!!



それが間違いだった。そこには・・・・






いかにも美味そうなハンバーグやステーキ、そしてオムライス。








・・・ピンポーン(ファミレスの呼び出し鈴)










気づいたときには俺の目の前にライスと
葱たっぷり和風おろしハンバーグがおいてあった。






俺は・・馬鹿だ・・・・ッ!





くっ、しかし頼んでしまったものは仕方ない。
それに今日は何も食べていなかったんだ
このくらいの贅沢はいいはず・・・

それにしてもハンバーグなんて何日ぶりだ・・
フォークとナイフを握り、その肉の塊を切り裂く感じも久々だ・・
それにしてもソースが美味そうだ・・
ソースとおろし大根をのせて、口に運ぶ・・・。


そして一口噛みしめるように食う。




う・・ウマい・・美味すぎるッ!!




約一ヶ月ぶりの肉の感触とあふれ出す美味さに
俺は一瞬全身を支えている筋力が重力に負け始める感覚に襲われた。




ライスを思わず頬張り、ハンバーグ二口目を再び運ぶ・・・






犯罪的だっ・・!涙が出るっ・・!




俺はいつの間にか美味さに溺れて
気づけばハンバーグとライスの皿がぺロリと片付けられていた。




これで終わりかと思った瞬間。
P90と武器庫が、メニューをちらつかせてこういう。

「フフ・・・・・・ 

 へただなあキレコくん へたっぴさ・・・・・・・・!
 欲望の解放のさせ方がへた・・・・

 キレコくんが本当に欲しいのは・・・
 こっち、『知床鶏のから揚げの特盛り』・・・・・・!

 これをメニューの下にある枝豆も頼んで・・・・
 デザートはチョコレートパフェにしてさ・・・・・・
 から揚げを冷えたビールで飲りたい・・・・・・!

 だろ・・・・?

 だけど・・・・・・
 それはあまりにカロリーと値が張るから・・・・
 こっちの・・・・・・・・
 しょぼい『無料の水』でごまかそうって言うんだ・・・・・

 キレコくん ダメなんだよ・・・・・・!
 そういうのが実にダメ・・・・!

 せっかく冷えたビールでスカッとしようって時に・・・・
 その妥協は傷ましすぎる・・・・・・・・!         」





キレコには見えた。
この一口で今までやってきたことが水泡に帰す図が






そして、なんとか班長達(P90と武器庫)の誘惑を断ち切ったキレコだったが
そんな飢えた狼のような目の俺にP90と武器庫はデザートを頼む。



アイスクリームと抹茶ババロアつきパフェ。




くっ、俺へのあてつけとしか思えない甘味の数々。
だがこれを乗り切れば俺の勝ちだ・・・!!
勝って今の悔しさを4兆倍にして返してやる・・・ッ!!




しかし、奴らは甘くなかった。
P90が抹茶ババロアパフェについていた、笹の葉を
ふいにテーブルに置く。


スプーンでその葉にアイスと抹茶ババロアの一角を置いていく。



なにをしているのかと思い、チラチラと横目で確認するキレコ。




P90
「自分を適度に許すことが、長続きのコツさ…!」




そう言うと、スッと笹の葉にのったデザートたちを俺の方にだす。
いつの間にかキレコは「ささの葉サラサラ」と口ずさみながら
ささの葉に乗って流れてくる少量の甘味デザートを口に含んでしまった。




P90はニヤニヤと笑いながらこう思った。


「明日から頑張ろうという発想からはどんな芽も吹きはしない…。
今日を頑張った者… 今日を頑張り始めた者にのみ、明日が来るんだよ…!」











完全な敗北だった。
差し伸べられたささの葉の上には、ぺロリと食べてしまった
アイスクリームと抹茶ババロアの後。
俺は負けたのだ。誘惑に。




俺は・・負け犬だーッ!!




こうして地下闘技場での戦いはキレコの圧倒的敗北で幕を閉じるのであった。


※P90、武器庫の台詞はカイジの大槻班長のフィクションです。
 実際はもっと挑発的な台詞をはいてました。
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ささの葉さらさら

2006年07月08日 21時24分11秒 | 末路話
P90と武器庫と買い物にいってきました。色々な誘惑を断ち切り僕は勝ったんです。でも詳細は明日書きます。また明日大黒ふ頭で会いましょう。
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