広辞苑によると、「南欧原産で古くから栽培され、同科別属のヒメウイキョウと共に欧米では重要な薬用・香辛料植物。全体的に芳香があり、高さ1〜2m。葉は糸状に裂け、夏、黄白色の小花からなる花序をつける。果実は円柱状で、生薬として香味料、健胃・駆風薬。」また、Wikipediaフェンネル によると果実は、生薬「茴香」で芳香健胃作用があり、漢方方剤の安中散や太田胃散、仁丹などに使われているそうだ。また、別のネット検索から「茴香」は漢名で鮮度の落ちた魚肉に混ぜると香りが回復する(回香)ことからついたそうだ。
そう言えば、サークルへ行く途中にあるレストランの植え込みに咲いていた。大きくて黄白色の丸い塊りが印象的だった。撮っておけば良かった(残念)。観察を続けて果実も撮りたい。
セリ科 ウイキョウ属 多年草
別名「フェンネル」
2017年5月29日午前10時30分