近くの保育園にあるウメモドキ(梅擬)は、樹の高さは大人の背丈より低いが
真っ赤な実を沢山つけていた。
ウメモドキは、ウメに似ているのは花ではなく、葉や枝ぶり。
雌雄異株で、6月頃本年枝の葉腋に淡紫色の花をつける。
果実は核果で直径5mm位。中に核が4~5個入っている。
落葉したあとも、実だけ残った枝にツグミやヒヨドリが食事にくる。
ウメモドキの実には発芽を抑える物質が含まれているため
そのままでは芽が出ないが、鳥に食べられて実が消化されることで
糞に混ざった種がやっと発芽する。
モチノキ科モチノキ属
2012年11月13日
↓ ウメモドキの実(直径約5mm位)