花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
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太陽石 P7に登る

2021-05-01 | 藪漕ぎ クライミング

4月30日 金曜日 晴れ時々小雨

 

前回、未踏のP7登頂に失敗しましたので、再チャレンジ

敵の背後をつく卑怯な作戦にて見事登頂

その先の岩稜まで足を伸ばし、既に登頂しているP8までルートを繋げられないかチャレンジ

 

下山後は、昨年見つけたエビネの自生地へ

さて、私的に大分初のキエビネは見られるのでしょうか?

 

今回GPSのログの取得に失敗してしまいましたので、前回の軌跡を参照してください

 

さぁ~ いくぜ(´ε` )

前日の雨で林床が湿っていて、ザイルが泥まみれ

 

いつもは素通りする尾根の岩峰に登ってみた

 

御神体にご挨拶

今日は強風が吹き荒れ、とても御神体には登れそうもない

 

イブキシモツケが猛烈に多い

岩場は白い花が咲き乱れ、華やかな雰囲気

葉裏には毛が生えてます

 

前回、P7の側面から登ろうとしたのだが、無理そうなので、今回は背後に回り込む

敵の背後から攻撃するとは、卑怯者め!

などと罵られようとも構わない

登った者の勝ちなのだ\(^o^)/

 

凄いぞ!

岩が連なる迫力ある大展望

正面の岩稜は、昨年踏破した痩せ尾根

多分屏風岩と言われているところではないかな

 

しかし、強風が吹き荒れ、ゆっくり景色も楽しめない

こんな中、ご飯なんか食べてられないな

先へ進もう

 

P7の側面をへつり、先の岩稜へ!

次は懸垂で降りてみようかな

 

ヤマツツジが咲き始めている

 

岩稜を進み、先端へ

へびが日向ぼっこをしていてびっくり仰天(@_@;)

 

ここを懸垂で降りれば、以前登ったP8の鞍部に到達するはずだが、支点になりそうな木がない

無理か~ まぁ今日は20mロープしかないので、どっちみちだめなんだが

 

振り返ると、P6 P7 太陽石が一望できた

 

強風の中、ここでランチをいただいた

まだ早い時間だが、エビネ見物があるので、早めに下山しよう

 

いつものナンゴクウラシマソウ

大分県準絶滅危惧種

 

こんなものもあちこちで見られるよ

 

下山後、昨年発見したエビネの自生地へ行ってみる

 

あっ! キエビネか?

残念 近づくと、タカネさんでした

 

地味なエビネが沢山

 

ちょっと花がしおれてて、遅かったようだ

 

これはどうだ!!

 

残念、またタカネさん

キエビネを見慣れている人は、一見してキエビネではないのがわかると思います

ちなみに、距を見ると長いでしょう

キエビネの距はもっと短いのです

ですが、タカネにも距の短いものも多いのです

 

やれやれ またまたキエビネには巡り会えず

もう今年はエビネ詣では止めにしよう

ところで、大分県のレッドリストをみると、エビネは絶滅危惧ⅠB類との事

私の感覚では、絶滅危惧ⅠB類というのは大げさかな

準絶滅危惧種あたりが妥当な線では?

キエビネはⅠA類 これは妥当な線かな

 

それではまた(^O^)/