近場のお花

週末に訪れた地元の自生地のお花です。

ミヤマウズラが咲き始める時期なので、見に行く事にしました。
どこにでもあるのですが、せっかくなので地元一の群生地へ向かいます。
この山はイノシシ遭遇率が非常に高いのですが、今日はどうでしょうか？


写真には撮れませんでしたが、木の枝越しにデッカイお尻が見えます。
結構大きなイノシシ。すぐにこちらに気づき逃げていきました。
ここからはイノノシシ避けの為、犬の鳴き声を真似て、ワンワンと吠えながら歩きます。
はたから見たら変な人なんでしょうね^_^;


大岩にて展望を楽しみます。
写真の下に見えているのは私の長靴。






手ごわい藪と格闘し、群生地へ到着。
昨夏の酷暑と少雨の影響からか、大幅に数を減らしてしまったミヤマウズラ。
もはや群生地とは呼べないかも。
でも結構沢山ありますよ。


少し斜めから撮影した方が可愛らしい。


今年はずいぶん遅れていて、開花は４株だけ。


葉が美しいですね～


次はこのお花。
ツルギキョウ　環境省絶滅危惧Ⅱ類


結構探したのですが、結局自分では見つけられず、自生地を教えてもらいました。情けない( ˘•ω•˘ )


まだ２輪のみの開花でした。


ここは至近距離でスズメバチが飛び回っていて危険です。


マツカゼソウも沢山咲いてます。


これはツキヌキオトギリの実。
環境省絶滅危惧ⅠＢ類


山で出会った方から教えてもらったオオバヤドリギの蕾。
まだ、花は見た事がありませんので待ち遠しい。


お昼になりましたので、池の畔でくつろぎます。


オミナエシが風に揺らめく。






シュスランの森へ向かう途中に、ミズタビラコが沢山生えてました。


登山道脇のシュスランはほとんど全て盗られてしまいました。
近辺の森では無数の盗掘穴が！　本当に悲しくなります。


少し残っている株はまだ固い蕾。


あきらめて人の来ない秘密の場所へ。
ミヤマナミキの花がわずかに残っていました。


アキノギンリョウソウは目覚めたばかり。
市のレッドデータでは最高ランクのＣＲです。県レベルではＥＮ。


ここのシュスランは少し開花していました。


大きく開くと可愛さがなくなるなぁ～


地元にはミヤマウズラもシュスランも沢山あるのに、どうしてガクナンが見つからないんだろう。


イヌハギ山盛りの小さな草地に立ち寄ってみましたが、花はまだ先のようです。
今年も閉鎖花ばかりかもしれません。


陽も傾いてきましたので、ミズオトギリを撮影しようと思ったのですが、放し飼いの犬に吠えられ近づけません。
この場所では度々犬に威嚇される事があり嫌になります。


柵で囲われた自己の保有地以外の放し飼いは法律で禁止されているのですが・・・


ムジナノカミソリです。
環境省のレッドデータカテゴリーでは絶滅種となっていますが、長崎県島嶼部では生き残っています。
灌木の藪の中で咲いているので非常に撮影しずらい状況でした。


キツネノカミソリ等とは花の咲く時期が違います。


ご覧いただきありがとうございました(=ﾟωﾟ)ﾉ