ザハ氏の案から“木”を多用した隈氏の案が採用された。
この写真を見て、思った。
“こりゃ、大変だ! 腐らない木材も考え出されているけれど、大丈夫!? 生木がたくさん建物に植えられるけれど、維持、大変だぞ!”
と。
2月21日(火)の朝日新聞の朝刊に「オピニオン&フォーラム 新競技場に欠けたもの」と題して、中央大学教授石川幹子さんへのインタビューが掲載されている。
このページを読んで、“なるほど。これも大事なことだ!!”と肯(うなず)いた。
研究者であるからの考えであるのはもちろん、東京に住んでいる人の考えられることだとも思った。
僕は地方の田舎に住んでいて、野菜や果樹を趣味としてではあるが育てていて、その大変さも知っているから、冒頭の思いを持ってしまったのである。
“自然”とか“緑”とかを強調した言動は、結構受け入れられる。だから新競技場も…である。
ただ石川氏について残念なのは、競技場本体については語られていないことだ!
“もう決まったことだから仕方ない”ということであり、だからこその“周辺整備見直し案”なのである。
それでも、新競技場本体の“自然”“緑”についても述べてほしかった。