前回のブログ『奥永源『匠の祭』がありました』(10月14日に行ったこと)を書いた10月20日ですが、滋賀県高島市朽木の “清流の駅「山帰来」” で開かれた「栃の木祭」に行ってきました。
奥伊吹へ行った時の道よりも対向できない細い道が長~く続いていました。
杉の木は地中深くには根を張らないのですね、手入れのできない山の中で、丸~く円盤のような根を見せていくつも杉が倒れていました。
斜面のあちこちに間伐材が放置されていました。
この様子を見ながら運転をしていました。もちろん前方から対向車が来ないか神経を尖(とが)らせながらですよ。
対向車とであったら、登り道の私が、対向回避のほんの少しある所までバックしなければならないからです。
それにしても、どこかに車を止めて写真にしたい光景でした。
同乗していたワイフには「来年は、こんな山の様子を撮るために、またこの道に来ることにするよ。」と宣言してしまいました。
行きは367号線の三石(この略地図の上の方)から781号線に入って「山帰来」に向かい、帰りは同じ781号線ですが、地図の下の道で367号線の梅ノ木に出て岐路としました。
さて、その「栃の木祭」ですが、深いふかい山中でのこじんまりとした集まりでした。
5人の子供たちによる和太鼓の演奏があったり、ご覧のような餅つき大会がありました。
この写真の右奥に「入山手続所」ってあるでしょ。山奥なんですよ。
餅つきは希望する人にはつかせてもらえました。
もちろん餅も購入できましたし、うどんや炊き込みご飯・焼き芋・ピザも売られていました。
手作りされた木製品も。
そうそう、会場の木工作家さんに「奥永源寺の匠の祭」に行ったことを話したら、その木工作家が永源寺から来ていることを話され、いろいろな説明や実演をしてくださいました。親しくしていただいたのですが、木工品は買わせてはいただきませんでした。
奥さんと女の子とラブラドルの家族で来ておられました。
正面メインの建物の脇に「山と人の博物館」がありました。
入り口の脇には、昔使われていた “橇(ソリ)” が立てかけて置かれていました。この橇、トタンで滑りを良くしているのですよ。納得!
博物館内には、昔の山仕事の道具や熊や鹿などのはく製が展示されていました。
連れて行った愛犬モモも子どもたちに可愛がられて、ワイフも私もたくさんの人とおしゃべりして、楽しい時間を過ごしました。