海藻のうた

kimuhamuの日記でございます。since 21.9.2009(3.3.2005)

好きな漫画の最終巻

2015年08月28日 | Weblog
ここんところ、好きな漫画が二つ、終了いたしまして、

一つは高校生の書道漫画の「とめはねっ!」
もう一つは地理学漫画(笑)の「高杉さん家のおべんとう」

とめはねっ!は、
およそ主人公らしくない冴えない男子高校生と
柔道部のホープの美少女同級生による
書道部漫画でNHKでもドラマ化されたんですが、

文化、芸術を通じて自分の思いを表現することを
具現化した最終巻の主人公の書を見たときに、
それまでの13巻のなかで積み上げてきたものが
読者である自分にもフィードバックされ、

漫画のなかの他の登場人物と同様に自分も
ぐっとこみ上げるものがきました。


「高杉さん家のおべんとう」は
亡くなった姉の娘を引き取ることになった独身の名古屋大学の地理学の助手が、
おべんとうという、相手のすぐ先の未来を思いやるというツールと、
ここにいる意味、ここで暮らす意味を地理学を通じて考えるという内容で、

美味しい料理のレシピが載っていて
舞台が岐阜県、愛知県という地元であること、
また、主人公と女の子の同居生活における葛藤と互いに近づいていく過程が
非常にほんわか描かれていて
かなり好きな漫画でしたが、

最終巻の女の子の決意の表情と、落胆の表情と、幸せな表情、
全てがこれまた今までの物語の過程をフィードバックさせ、
あぁ、良かったなぁ…と思える漫画でした。

とめはねっ!は14巻、高杉さん家のおべんとうが10巻で、
このくらいのボリュームが一番良いくらいだなぁ。
と改めて感じたところです。

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