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電子たばこが【肺に免疫障害】を引き起こす可能性!フィリピン、電子たばこ禁止へ!原因不明の呼吸器疾患が頻発!普通タバコは肺ガンの原因にはならない!原因はニコチンではなく!電子たばこの蒸気が炎症を

2019-12-14 21:11:33 | 健康
電子たばこが【肺に免疫障害】を引き起こす可能性!フィリピン、電子たばこ禁止へ!原因不明の呼吸器疾患が頻発!普通タバコは肺ガンの原因にはならない!原因はニコチンではなく!電子たばこの蒸気が炎症を引き起こし、肺から有害とみられるほこりやバクテリア、アレルギー物質などを取り除く肺胞マクロファージを機能不全にしていたことが分かった!


電子たばこが免疫細胞を破壊する可能性、英研究で明らかに - BBC News ニュース(記事は下記に)

フィリピン、電子たばこ禁止へ ドゥテルテ大統領「健康守る」 | 共同通信(記事は下記に)

電子たばこが肺に免疫障害を引き起こす可能性、米大学の研究から明らかに|WIRED.jp(記事は下記に)


早死にしたくなければ『タバコはやめないほうがいい』禁煙すると肺がんが増える!武田邦彦著


「タバコが肺がんの主な原因」とは到底、考えられない。武田邦彦。 -




電子たばこが免疫細胞を破壊する可能性、英研究で明らかに - BBC News ニュース


電子たばこが免疫細胞を破壊する可能性、英研究で明らかに

 2018年 8月 16日

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電子たばこが免疫細胞を破壊し、これまで考えられてきたよりも有害かもしれないことが、最新の研究で示唆された。

研究チームは、電子たばこの蒸気が肺にある重要な免疫細胞の活動を止め、肺の炎症を加速させることを発見した。

研究員らは、「電子たばこは安全だという広く知られている意見への警鐘だ」と話している。

しかしイングランド公衆衛生庁(PHE)は、電子たばこは通常のたばこよりも害が少なく、禁煙手段として使うことをためらってはいけないと話した。

英バーミンガム大学のデイビッド・シケット教授が率いた実験研究は、 学術誌「ソラックス」のオンライン版 に掲載された。

これまでは、吸引される前の電子たばこの「リキッド」の含有化学物質に研究が集中していた。

一方この研究では、ラボ内で電子たばこの吸引プロセスを再現し、8人の非喫煙者から提供された肺細胞のサンプルを使った。

その結果、電子たばこの蒸気が炎症を引き起こし、肺から有害とみられるほこりやバクテリア、アレルギー物質などを取り除く肺胞マクロファージを機能不全にしていたことが分かった。

こうした現象の一部は、喫煙者や肺疾患を持つ患者に見られるものだという。

研究チームは、今回の調査では48時間だけ変化を記録したことから、結果はラボ内でのものであり、長期的な健康への影響を理解するにはさらなる研究が必要だと話した。

PHEは今年2月、 電子たばこに関する独立調査の報告書 を発表した。

報告書では、電子たばこは通常のたばこと比べて非常に安全であり、受動喫煙者への影響もわずかだという「圧倒的な証拠」があると結論付け、また禁煙補助としても効果があったことから、処方対象にすべきだと助言した。

シケット教授は、電子たばこは伝統的なたばこよりも安全だが、研究が初期段階のため、長期的には有害である可能性があると話した。

「たばこの煙に含まれる発がん物質の分子については、明らかに数が減っていた」

「がんの危険性については(たばこよりも)安全だと言えるが、電子たばこを20年、30年と吸えば慢性閉塞性肺疾患の原因になるかもしれず、これについて知る必要がある」

「電子たばこが通常のたばこより有害だとは思っていないが、我々が信じ込まされているような安全性があるかどうかについては、慎重に疑ってみることが必要だ」

PHEのたばこ管理局を率いるマーティン・ドックレル氏は「電子たばこは100%危険性がないわけではないが、喫煙よりはるかに有害でないことは明らかだ」と話した。

「電子たばこへの切り替えを考えている喫煙者は一刻も早くそうするべきだ」

(英語記事  E-cigarettes 'more harmful than we think' )


電子たばこが肺に免疫障害を引き起こす可能性、米大学の研究から明らかに|WIRED.jp


電子たばこが肺に免疫障害を引き起こす可能性、米大学の研究から明らかに

電子たばこの影響で肺の免疫系が機能不全になる可能性がある──。そんな研究結果が米大学のチームによって発表された。電子たばこの蒸気をマウスが吸い込んだだけで、肺を最近などの感染から守るはずの細胞が変質し、肺の免疫系が機能不全に陥ってしまったという。この症状の鍵はニコチンではなく、電子たばこのカートリッジを満たしている溶剤にあるようだ。

 原因不明の呼吸器疾患が頻発していることから、電子たばこが健康に及ぼす影響への懸念が高まっている。RICHARD BAKER/IN PICTURES/GETTY IMAGES

見たところ健康そうな米国の学生や若者たちのなかに、深刻な病を抱える者が増えている。2019年6月から9月初旬までの間に、原因のわからない呼吸器系の症例がユタ州で28件、ウィスコンシン州で32件報告されているのだ。

米国全体では、重篤な呼吸器疾患を発症した患者の数が25州で200人を超えている。8月にはイリノイ州に住む30歳の女性が亡くなり、9月はじめにはオレゴン州でまたひとり死者が出た。

患者たちには呼吸困難、胸の痛み、息切れといった症状があり、一部に嘔吐や下痢の症状も見られる。ウイルスや細菌による感染は確認されていない。普通に呼吸することができなくなったようなのだ。

それまで健康に過ごしていたこれらの人々の共通点として、唯一わかっていることがある。それは全員が電子たばこを吸っていたことだった。

ニコチン無添加でも肺の免疫系が機能不全に

米疾病管理予防センター(CDC)や各州の保健機関、米食品医薬品局(FDA)は原因究明を急いでいる。米国では高校生のおよそ2割が電子たばこに親しんでいることから、この習慣が人体に与える影響の解明は喫緊の課題となっている。

米医学誌『Journal of Clinical Investigation』で9月4日付で発表された研究が、このパズルにひとつのピースをはめてくれるかもしれない。ヒューストンのベイラー医科大学の研究チームによると、電子たばこの蒸気にさらされたマウスには、紙巻きたばこの煙を吸ったマウスとはまったく別の重い症状がいくつも現れたという。

研究からは、ニコチン無添加の電子たばこの蒸気をマウスが吸い込んだだけで、その肺を感染から守るはずの重要な細胞がすっかり変質してしまうことがわかった。研究を指揮したベイラー医大の呼吸器科医ファラー・ケラドマンドによると、これは細菌やウイルスに対する肺の防護力が“阻害”されて起きる変質だという。マウスの肺の免疫系が機能不全に陥ったのだ。

免疫障害と電子たばことの関連は何年もの間ささやかれてきた。だが、ノースカロライナ大学チャペルヒル校の教授で、今回の研究にかかわっていないイローナ・ジャスパースによると、電子たばこが肺機能にどんな影響を与えるかを観察した例はこれまでになく、今回の発見がおおむね初めての成果であるという。

溶剤が肺の脂質層を傷つけている可能性

肺は体内のガス交換を担う臓器だ。酸素を取り込み、二酸化炭素を出す。だがまったく汚れのないきれいな空気を吸っている人など、ほとんどいない。汚れ、細菌、ウイルスなどが遠慮なく入ってくる。そうした汚染物質から肺を守り、結果的に体全体を守っているのが、左右の肺を覆う薄い脂質の層と、マクロファージと呼ばれる非常に重要な細胞群だ。

脂質層は体内に侵入してくる異物や毒素を回収し、自らと一体化させることによって肺胞嚢への接近を阻止する。一方、マクロファージにはふたつの重要な役目がある。ひとつはどんな侵入物質も見つけ次第に食い尽くすこと。もうひとつは1日に数回、肺を覆う脂質層を新しくして、再生利用することだ。

ところが今回のマウスによる研究を見ると、電子たばこのカートリッジを満たしている溶剤が脂質層を傷つけ、マクロファージのクリーニング作業を妨害して、大事なこの働きを狂わせているようなのだ。脂質層に何が起きているのか、正確なところはケラドマンドにもわからない。何が変化しているのかを知るには、さらなる調査が必要だ。しかし何が起きているにせよ、肺の働きが損なわれていることは確かだ。

そうなると、マクロファージは脂質をうまく再生利用できなくなるだけでなく、毒素や異物を見分けて排除する役目も果たせなくなる。「免疫システムがバランスを失ってしまうのです」と、ジャスパースは言う。彼女は自身の研究で、電子たばこが鼻の細胞にも同様の免疫障害を生じさせることを発見した。「免疫システムは無防備なので、すぐに調子を崩してしまうのです」

科学者たちの考え方にも変化

CDCが調査に当たっている原因不明の症例のうち、一部はリポイド肺炎と診断されている。肺炎に似た症状を伴うが細菌感染に起因せず、肺に脂肪が蓄積する免疫反応の一種だ。ケラドマンドの研究室では、一度もニコチンを吸い込んでいない複数のマウスにこの症状が確認された。「慢性的に電子たばこの溶剤の蒸気にさらされるだけで、発症に至るには十分だったわけです」と彼女は言う。

全米で急増中の呼吸器疾患が、溶剤だけのせいで起きているとは考えにくい。「原因として特定できそうな要素はほかにもあります」とジャスパースは言う。毒性のある香料や超高濃度のニコチンのほか、テトラヒドロカンナビノール(THC)という物質も電子たばこの有害性を高める可能性がある。また、危険を伴うほどの高温で化学物質を燃焼させるよう改良された電子たばこもそうだ。

この研究によって、電子たばこの疾病リスクに対する科学者たちの考え方にも変化が生じている。電子たばこ使用者の大半は25歳未満で、これまでに喫煙してきた時間が比較的短い。つまり、慢性的な喫煙習慣をもつ人によく見られる肺がんや肺気腫などの疾患とは、別の病気にかかる可能性をもつ人たちだということだ。

ジャスパースは言う。「いままでと同じ考え方で病気を突き止めようとすべきではありません。先入観をもたずに取り組んだほうがよさそうだと、多くの人が気づき始めています」

マウスを用いた研究に限界も

実際にケラドマンドも当初は、喫煙者によく見られる肺気腫と電子たばことの関係を探ろうとした。観察を始めたころ、マウスには何の兆候も見られなかった。

しかしその後、ケラドマンドの研究室に所属する大学院生のマシュー・マディソンが、ニコチンを含まない電子たばこの蒸気を浴びたマウスたちの細胞を詳しく調べたところ、その見た目が通常の細胞と「著しく異なる」ことに気づいた。そのときから彼らは視点を変え、溶剤が肺そのものをどのように変質させるのかに焦点を定めて研究を続けることにしたのだ。

健康そうだったマウスたちが突然、ささいな感染症から身を守れなくなった。少量のインフルエンザウイルスをまいたところ、電子たばこの溶剤にさらされていたマウスたちは死んでしまった。普通なら体に何の影響も及ぼさない量だったが、マウスたちはわずかなウイルスの侵入からも自らの肺を守れなくなっていたのだ。

だが、この研究にも限界はある。「マウスは人間とは別の生きものです。モデルとして完璧ではありません」と、カリフォルニア大学サンディエゴ校の呼吸器学者であるローラ・クロティ・アレクサンダーは指摘する。人間の肺はマウスに比べてはるかに大きく、蒸気の吸収量も違うはずだ。肺の免疫システムも、似てはいるがまったく同じではない。マウスはさまざまなタイプの細胞をもっており、感染に対する反応もそれぞれ異なると考えられる。

それでも、肺の研究にマウスが役立つことはすでに証明されている。タールとたばこに関する初期の調査の一部はマウスを使って行われたが、その結果を人体にも関連づけられることがわかっている。また、マウスを使って研究を進めることで、スピーディーな知見の積み重ねが可能になる。

アレクサンダーは言う。「マウスを使った4カ月間の研究は、ヒトによる臨床研究の25年から35年分に相当します。哺乳動物の体にどんな影響が及ぶのか、真実を教えてくれる唯一の方法なのです」

なお、いまのところCDCは、電子たばこの使用をやめるよう呼びかけている。

※『WIRED』による研究結果に関連する記


フィリピン、電子たばこ禁止へ ドゥテルテ大統領「健康守る」 | 共同通信


フィリピン、電子たばこ禁止へ

ドゥテルテ大統領「健康守る」

2019/12/14 15:28 (JST)

フィリピンのドゥテルテ大統領

 【マニラ共同】フィリピンのドゥテルテ大統領は14日までに、電子たばこの使用と輸入を禁じる方針を表明した。「電子たばこは有害であり、政府には国民の健康を守る手だてを講じる権限がある」と述べ、公共の場での使用者を逮捕するよう当局に命じた。

 近く正式に大統領令を出す。ドゥテルテ氏は2017年、国内全ての公共の場所で通常のたばこを吸うことを禁止しており、健康増進を理由に再び大なたを振るう。

 保健省によると、電子たばこを使っていた10代の少女が10月、肺疾患と診断された。保健省は電子たばこが関係する疾患の確認は初めてとし、ドゥテルテ氏の判断に影響したもようだ。


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