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「タバコが肺がんの主な原因」とは到底、考えられない。武田邦彦。

2013-10-18 17:08:04 | 健康
「タバコが肺がんの主な原因」とは

  到底、考えられない。武田邦彦。


武田邦彦ブログ様より

☆『喫煙率が下がる』ようになって、すでに40年も経ち、
【肺がんは増える一方】だから、禁煙運動側も少しは考えなければならないだろう。

☆『タバコと自殺』自殺者34000人の内、2000人を任意に抽出して調べたら、『タバコを吸っている人は一人もいなかった』
このことは、もしかすると、34000人の中に、タバコを吸っていた人がいない可能性がある。


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「タバコ」を考える・・・子供の喫煙

……………………………………………………………

「tdyno.393-(6:50).mp3」をダウンロード

 タバコより他に肺がんの原因があるのではないか?という論文が、世界ではタバコの害にもっとも厳しいイギリスで出版され、ある雑誌からインタビューを受けた。日本人が言っても信用しないが白人がいうと信用するという後進性がまだ日本に残っているようだ

 ともあれ、科学(学問)というのは心に先入観を持たず、冷静にデータを見て、常に「これまでの考えに誤りがないか?」と自問自答することにある。その意味で「禁煙学会」のように方向性を持った学会は学問をするところではないことがわかる。



 このグラフはもっとも基本的なデータで、喫煙率が下がるようになってすでに40年も経ち、肺がんは増える一方だから、禁煙運動側も少しは考えなければならないだろう。

 それに加えて、腺がん、扁平上皮ガン(喫煙に関係があって減っている肺がん)などのタバコとガンの種類を考えても、また女性(喫煙率は変わらないのに肺がんは急増している)と男性の関係を見ても、「タバコが肺がんの主な原因」とは到底、考えられない。

だから、社会でタバコを禁止するという激しいやり方ではなく、タバコを吸う人にマナーを求めるというのが妥当であるというのが私の考えだ。そのマナーとは、

1) 呼吸器が弱い人がいるので、他人の前でタバコをできるだけ吸わない、

2) 赤ちゃんや子どもにどのぐらいの影響があるかはまだデータとしてハッキリしていないので、「危険側=慎重に考える」で大人は配慮すること、

3) 吸いすぎるとCOPD(閉塞性肺疾患)になるので、程度問題を考える事

だろう。当然と言えば当然で、お酒でも「飲んで絡まない、飲んだら運転しない、少年に飲ませない、過度に飲むとアルコール依存症になる」など嗜好品には程度問題が大切だからだ。

特に、今回、タバコを愛飲する人に注意を促したいのは、「赤ちゃんへの影響は明瞭ではない」、「20才以下の喫煙は問題が起こる可能性がある」ということを良く理解して欲しいと言うことだ。科学には不明なことがある。不明なときにはそれがデータでハッキリするまで慎重に対応することが大切だからだ。

(平成25年10月12日)

武田邦彦

(C)武田邦彦 (中部大学) 引用はご自由にどうぞ より
音声もコチラ↓↓
http://takedanet.com/2013/10/post_fde8.html


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【肺がんの種類とその割合】


  腺がんなど     80%(タバコに関係の無いガン)

  扁平上皮ガン    20%(タバコと関係の深いガン)

原因として公表されているもの(縦割り発表)

  ディーゼル排気ガス 10%(旧運輸省管轄)

  アスベスト      8%(旧労働省管轄)

  タバコ       20% (旧厚生省管轄)

  一般原因 62%(担当省庁無し)

肺がんが急増しているのに、喫煙率は低下を続けています。わたしたちは省庁の利権ではない真なる原因を研究する必要があるでしょう。

(平成24年10月5日)

武田邦彦 (中部大学): 健康談話室(4) 肺がんの原因


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【タバコと自殺】


武田邦彦

「自殺者34000人の内、2000人を任意に抽出して調べたら、タバコを吸っている人は一人もいなかった。このことはもしかすると34000人の中にタバコを吸っていた人がいない可能性がある」

健康シリーズ: タバコと自殺

「tdyno.36-(9:10).mp3」をダウンロード

増え続ける肺がんを何とかして減らそうということを考えている人は、このグラフを見て考え込むはずです。なにしろこの40年間、喫煙率は2分の1になって、肺がんは約10倍になっているのですから.タバコを吸ってもすぐには肺がんにならないという期間をいろいろ考慮しても到底、説明できません.


少なくとも科学や医学の訓練を受けた人で、「もしかすると、肺がんとタバコはあまり強い関係が無いかも知れない。なぜだろう?」ぐらいは疑問を持って欲しいものです。科学や医学はとても難しいもので、そこでは人間の知恵はわずかです。だから常に私たちは「わからない事」が多いことに対して謙虚でなければならないと思います。

一般の人が政府やテレビに影響されて、「タバコを吸うのはケシカラン!」と思うのは無理のないことで、あれほど「タバコを吸うと肺がんになる」とか、病院に行くと「あなたはタバコを吸うのですか? それじゃ診断はできません(本当にあった話)」などと言われれば、洗脳されるのは当然だからです。

でも科学や医学の専門家はデータに基づき、慎重に判断しなければなりません。私も呼吸器官系の論文を時々、読みますが、簡単なように思える相関関係も、詳しく勉強すると疑問がわいてきます。まして、マクロ的(社会全体)で逆の関係になっている「タバコと肺がん」についてはよほどの注意が必要です。

・・・・・・・・・

ところで、医療が「病気(故障)を直す」というところから「予防(設計)」に踏みこむと、新しいさまざまな問題が出てきます。故障の修理は緊急を要することがありますが、「考え方」は簡単です。死ぬのを防ぎ、苦痛を除き、健康体にするということです。

でも予防となると一気に違います。また病気をしていないのですから、人の人生そのものに医師の判断が入ることを意味しています。一つ、タバコに関して「人生設計」という観点から整理をしてみますと、NK細胞の研究で有名な奥村先生は、その著書や取材で次のように話しておられます。

「自殺者34000人の内、2000人を任意に抽出して調べたら、タバコを吸っている人は一人もいなかった。このことはもしかすると34000人の中にタバコを吸っていた人がいない可能性がある」

このことが今後の研究で確定したら、もしかすると「禁煙運動が自殺者を増やしている」ということになり、極端に言うと殺人罪でもある可能性も考えられます。なにしろタバコを吸うという個人的なことを強制的に止めさせようとしている野ですから、何かの悪い影響はあり得ます。

・・・・・・

科学は「実績(相関関係、帰納的推論)」と「因果関係(演繹的推論)」の二つが一致しないと確実ではありません。だから「タバコを吸う人は自殺しない」としても、それが演繹的(原理的といっても良い)な面からも納得性がなければなりません。

現在の「ニコチンの学問」ではこのことを次のように考える事ができます。

タバコを止めると禁断症状がでますが、この理由は「頭脳が必要としているニコチンが供給されない」ことによります。もちろん人によるのですが、ドーパミン、セロトニンなどの脳内活性物質の状態をニコチンがコントロールすると考えられています。

「禁断症状」というとなにか「悪いこと」のように思いますが、睡眠でも食欲、性欲でも、人体に必要なものは不足すると禁断症状を呈しますので、最初から「タバコは悪いもの」としなければ、タバコを吸うのを止めると禁断症状がでるのは、人体の反応として特別ではありません。

タバコが頭脳活動に影響を与えることはよく知られていて、「頭の整理ができる」、「ストレスが解消される」などの経験が報告されています。また、アイヌ民族では戦争を回避するためにタバコを多用しましたが、戦争で殺される人のことを考えると、タバコがそれを防ぐなら結構なことです。

その意味で、アメリカでも、タバコを好むインディアンは平和主義であり、タバコを嫌う白人は戦闘的という特徴があります。禁煙運動がかなり感情的だったこともあって、感覚的ですが、なんとなく禁煙主義者は怒りっぽく、喫煙者は図々しいところはあっても、憎めないところもあるような気がします。

・・・・・・

一人の人の人生を考えた場合、また上のグラフを見ても、本当に現在のようにタバコを追放して良いのか? 人間社会をさらに無味乾燥の方向に追いやるのではないかと心配です。

お酒を飲んで人に絡んだり、電車の中で吐いたりするのはいけないことですが、それと同じで他人の顔にタバコの煙を吹きかけることや、所構わず吸い殻を捨てるのが悪いのは当然ですが、それは「何をするにも公衆道徳は守りましょう」という一般的な事に過ぎません。

このブログでは、特に「自分の好き嫌い、利害などで、真理と正義に悖ることをしない」という方向なので、「本当はタバコの煙がイヤなのだけれど、それは言いたくないので肺がんにしておく」ということには賛成しかねます。

この論理は「本当は核武装したいのだけれど、それは言いたくないので原発は安全にしておく」というのと同じで、かなり危険で野蛮な社会に向かう可能性があるからです。

(平成24年12月25日)

武田邦彦

(C)武田邦彦 (中部大学) 引用はご自由にどうぞ
より、音声もコチラ↓↓
武田邦彦 (中部大学): 健康シリーズ: タバコと自殺
http://takedanet.com/2012/12/post_465a.html


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