久々に万博公園

１月２日に、事始めで万博公園に行ってから、
なぜかバタバタと雑事に忙しく、
ご無沙汰してしまい、約ひと月ぶりの万博公園です。
あんまりいいお天気じゃなかったけど、たくさんの野鳥たちに出会えました。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　





ポップコーンを必死でつつくハクセキレイのメス。





ダムの上で、何か虫を探しているバン。





水辺に一人（一羽）たたずむハクセキレイのオス。
近づいても全く逃げません。





池の上の枝には、カワセミ。
この後、何度も池に飛び込んでいましたが、
瞬間を写せず、ガックリ・・・・。





同じ池の違う木には、モズの姿も。
こっちは、何をねらっているのやら。





梅林には、早咲きの梅が、もう咲き始めていました。





白梅も咲いていました。





この時期の小鳥達は、梅の木の枝をさかんにつついています。
虫なのか、花芽なのかわかりません。
この、シジュウカラもせっせとつついていました。





白梅には、ヤマガラの姿も。





桜の幹には、コゲラがいました。
しきりに幹をコンコンとドラミング。
小さくても、キツツキの仲間です。





雲が厚くなってきたので、帰ろうとしたら、梅林に住み着いてる？
猫がお見送り。
でも、「バイバイ」と声をかけても、無視でした。





出口で振り向くと、寒々とした空に、太陽の塔が悠然とそびえていました。
久々に野鳥を追っかけて、思い切り楽しんだジジとババ。
帰りの電車では、二人とも疲れて居眠り・・・・・。


明日と明後日、淡路島に行ってきます。
帰ったら、又ご報告します。

　　　　　　　　　　　　　

温室の花

ここ２，３日は、比較的暖かい大阪でも、
どうしようもないくらい寒いです。
でも、予報に反して、青空が広がり、雪なんてチラとも降りません。

　「あ～あ、雪積もらへんか～。」
　「積もったら、何するつもりやったん？」
　「そら、雪だるまに雪合戦！」
　「誰と？」
　「ババ・・・、しかおらんやろ。」
　「アホか！年なんぼやねん！」
　「うるへー！男のロマンじゃ！」

雪が積もって困っていらっしゃる地方の方が聞いたら、
怒られそうな会話ですが、
大阪は、台風もあまりこないし、気象変化が少なく、
恵まれた土地です。ある意味、変化にとぼしく、面白くないのです。

で、出かけたのはいつもの植物園。
寒いので、温室で絵を描くことに。
温室の中は暖かく、色とりどりの花が咲いておりました。













そして、描いたのは、ベゴニアの葉っぱ。
色々な色や形があって、面白いのです。




これは、私の作品。もこもこと膨らんでいる様子を
描くのにとっても苦労したのですが、わかるかな？・・・





そして、これはジジの作品。珍しく上手に描けました。

　「ほっとけ！」

カワセミ

いいお天気ですが、寒い。
それにここのところ、何やかやと用事ばっかりが忙しく、
なかなか写真を撮りにでかけるどころではありません。

で、今回は又、野鳥のご紹介をします。
今回は、カワセミ。「青い宝石」と言われるくらい美しい鳥です。
大きさは、スズメよりちょっと大きめ。
ピーーンと、澄んだ声で鳴きながら、すべるように飛びます。





肉食の鳥で、池や川に飛び込んで、小魚を捕って食べます。
だから、体の割りに頭も、目も、クチバシも大きいのです。
でも、足は、赤くてちいちゃい。
オスとメスは、クチバシの色がちょっと違うだけ。これは、オスです。





池に張り出した枝の上から、じっと小魚に狙いをつけます。これは、メス。





これは、まさに池の上の桟橋から、小魚めがけて飛び込もうとする瞬間。





見事、捕まえました。桟橋に小魚をぶつけて弱らせてから、頭から飲み込みます。


カワセミは、とても警戒心が強く、なかなか近くに寄れません。
この写真は、全部万博公園で写した物ですが、他のカメラマンは、
大砲のようなレンズを、大きな三脚に着けて飛ぶ瞬間を狙っていますが、
私達は、小さいレンズに手持ちですので、はっきりときれいに写すことはできません。
こんな、ぼやけた写真で、ごめんなさい。

　「情けないのう、こんなボケた写真しか撮れへんとは・・・。」
　「でかいレンズと三脚買ったら？」
　「そんな重いの担いだら、ビール持ってこられへんやないか！」
　「きれいな写真撮るより、ビールが大事か・・・。」
　「あったりまえやんか！楽しいことするんが、一番やで！」
　「ま、それもそうやな。でかいレンズ買うたら、うまく撮れるとは限らへんし！」
　「そやそや、下手は下手や。アホ！何言わすねん！」

ストレス解消

ババの母親は認知症ですが、一人暮らしをやめようとしません。
何とか、ヘルパーさんと、デイサービスの力を借りて頑張ってます。
でも最近、膝の変形性関節症がひどくなり、歩くと痛むみたいで、
ババが行きつけの整形外科で、痛み止めを出してもらおうと、
連れて行きました。
その時に限って、２時間も待たされ、その間認知症の母親から、ずーっと同じ話を
何十回と聞かされ、仕方なくそれに相槌を打ち続けたババ。
その夜から、疲れとストレスで・・・。

　「耳鳴りがひどい！頭が痛い！肩が石みたい！フラフラする！」

と、大騒ぎ。困ったジジ、

　「よし！ストレス解消しよう！ババにはこれが一番！」

と、次の日ババを引き連れ、着いたところはいつもの植物園。
そして、取り出したのはスケッチブックと、絵の具。

植物園の庭には、ちょうどお日様が射し、ポカポカと暖かで気持ちいい。
ババも大喜びで描き始めました。

ところが、５分もすると、にわかに雲って、冷たい風がビュー・・・。

　「さぶ！たまらんわ。」

と言いながらも、描き始めたら止まらず、ビオラの花をかき終えました。




　「できたー！あー楽しかった！気持ちええわ～。」

あの、ひどい耳鳴りも頭痛も肩こりもめまいも、ぜ～んぶどっかに行っちゃいました。
ウソみたい。
その後、ミツマタの花芽や





真っ赤なアネモネ。





何かわからんけど、色とりどりの実。





最後に、もう咲き始めた寒桜の写真を撮って、帰途に。



すっかりストレス解消です。

　「ジジ、ありがとう。」
　「何の何の。機嫌わるなって、あたられたらかなんからな。」
　「なぬっ！」

カメラ持って散歩（2）

昨日、お正月過ぎて初めて、整形外科に行きました。
松葉杖を持って診察室に入ったババに、先生がビックリ、
　「えっ！もう松葉杖ついてへんの？」
ババもビックリ、
　「えっ！ついとかな、あかんかったんですか？
　　もう痛ないから、いいかと思って・・・。」
　「痛なかったら、ええけどな・・・。
　　普通、こわがってなかなか歩けへんもんやけど・・・。」
　「すんません。元旦から歩いてます。」
　「えっ！うそ！・・・ま、ええわ・・・。
　　けど、無理だけはせんといてな。」
　「はいっ！」

歩いちゃったのだから、仕方ありません。
レントゲンの結果、無事に骨はひっついたまま、
再生しているそうです。

筋肉の衰えも、あまり無く、ババは今日も元気にジジとお散歩。

　　　　　　　　　　　　　　　



植物園には、去年咲いた山アジサイの花が、そのままの形でミイラになっており、
なかなかいい色で、ついシャッターを切っちゃいました。





モクレンのつぼみは、固い殻を脱ぎ、やわらかい産毛に包まれて、
お日様にキラキラ輝いています。





水仙の花ももう満開近く、いつもよりかなり早く咲ききっちゃいそう・・・。
今日は、いつもの冬のように寒いけど、全体的にはやっぱり暖冬かな？





今年は成り年、木の実がどれもこれも一杯なって、
野鳥たちは、食べ物に困ることはなさそうです。
この木にも、もうじきヒヨドリやシロハラ、ツグミがやってきて
食べあさることでしょう。





帰りの小川で、セグロセキレイが枯葉を、
さかんにひっくり返しているのを見つけました。
枯葉のウラには、虫の幼虫か何かいるのかな？


寒さの中にも、一歩一歩着実に、春に近づいている兆しが感じられます。
毎日散歩してると、不思議とよくわかるのです。
夏は嫌いだけど、春は早くきてほしいな・・。