ジジババ旅行記&自然観賞記

野鳥と花が大好きな老夫婦の旅行の記録と、自然を観賞する中で、ふと目に付いた事を写真やスケッチでごらん頂きます。

竹林の中で

2015-08-30 15:08:21 | 自然
万博公園の日本庭園には、きれいに手入れされた竹林があり、四季折々の花が咲いています。




8月の下旬は、タカサゴユリが咲くと聞いていたのですが、ちょっと遅かったようで、
ほとんど終わり。
ちらほらと咲いているだけでした。





でも、薄暗い竹林にほの白く浮かび上がる姿は、なかなかのものでした。





竹林の前には、オミナエシの黄色い花も咲いていて、そこにはきれいなオレンジ色の蝶々が。
何とかヒョウモンて言う種類らしいけど、私には見分けがつきません。


オミナエシがなかなかよかったので、ここでスケッチをすることにしました。
悲しいことに、最近私、老眼が進んじゃって、手元がよく見えないんです。
更年期の頃から、膠原病の一つのシェーグレン症候群を患っていて、涙が出ません。
で、目薬と乾燥防止の伊達めがねがかかせません。視力はいいので・・。
老眼が進むと、伊達めがねと老眼鏡の2つが必要になって、
つけたりはずしたりも面倒なので、
ついに、遠近両用ならぬ伊達近両用?のめがねをつくっちゃいました。
それをかけて、初めて描いたスケッチがこれ。





 「なんや、前とちっとも変わらんやないか。相変わらずええかげんな絵やな。」
 「そんなん言うても、これが私の描き方やし・・・・。」

いいのです。描いてスキッとすれば、それで。描きやすくなったし
ストレス解消が第一!!








カイツブリ(2)

2015-08-26 10:55:32 | 自然
万博公園の日本庭園で、ホテイアオイの花が咲いているらしいと聞き、暑い中出かけました。
蓮池のベンチで、いつものミニ酒盛りをした後、さあホテイアオイの写真を写しに・・・。
蓮池の途中までくると、何とカイツブリの赤ちゃんがいるではないですか!?
確か、一月前に写真を撮って、今頃はもう独り立ちしたなずなのに。
よく見ると、違うツガイのようで、お父さんとお母さん、それに4,5cmくらいのまだ小さいヒナが5羽います。





人に慣れているのか、5mも離れていないところで私たちが見てるのに、気にする様子もなく、子育ての一部始終を見せてくれました。





ヒナたちに餌を与えた親鳥は、又すぐに池にもぐります。ヒナたちは一塊になって、親鳥がどこに上がってくるかキョロキョロと見回しています。
何ともカワイイ!!





親鳥が上がってきました。口にくわえているのは、海老のようです。ヒナはわれ先にと駆け寄ります。





又、もぐってしまいました。待ってるヒナたちの顔、かわいいでしょう?カイツブリのヒナには模様があって、目の上に眉毛のように見える模様のせいで、泣き出しそうな顔に見えるのです。
だから、見ているこちらの方が、何だかせつなくなりそう・・・。






あっ!やっと上がってきました。1つの餌を5羽で取り合うのだから、必死です。
何度も何度も同じことを繰り返します。






そして、ようやくお腹がいっぱいになったら、今度はお母さんの背中によじのぼります。





「あ~ん!ボクものせて~!!」という声が聞こえてきそう。





「あ~、お母さんの背中、暖か~い。」
「あー!ボクも!」「私も!」



 「あ~、ホントかわいかったね。あんな場面にあえるなんてラッキー!!」
 「ほんまやなあ、こんなことめったに無いで。」
 「うん、来てよかったね。さあ、帰ろう。」
 「おい!ホテイアオイはどないすんねん。写せへんのか?」
 「あっ!すっかり忘れてた。」







熱帯スイレン(滋賀県 草津)

2015-08-22 11:35:51 | 自然
滋賀県草津市の琵琶湖のほとりに水生植物園があります。
その建物の中に咲いている熱帯スイレン。
トップライトから太陽の光が部分的に入り、とても幻想的なスイレンの姿を見せてくれます。





50代は更年期障害に苦しみました。
「60代になると、元気になるよ。」って人から聞いて、期待して60代を迎えました。
でも、3年たっても元気にはなれませんでした。
少しはマシになったかもしれないけど、相変わらず肩こりや関節痛になやまされ、
季節の変わり目には異常な体のだるさと、めまいに襲われます。






医者に相談しても、「年をとると皆そうだから。」って、ビタミン剤を出されるだけ。
そうか、60代に元気になるのは、元々元気な人なんだ・・・。






しんどいからって横になると、もう動きたくなくなります。
だから、今日もしんどさを押し殺して、「どっこいしょっと!!」
カメラを背負ってでかけましょう。
 「ジジ!行くよ!」
 「おう!頑張るか。どっこいしょ!」






それにしても、熱帯スイレン、きれいです。




久々のスケッチ

2015-08-19 15:57:02 | 自然
自宅で図面屋さんをしている私たち夫婦は、仕事がないときは毎日出歩いていますが、
一旦仕事が入ると、ほとんどカンヅメ状態になってしまいます。

                      

8月に入ってから、ほとんど休み無しで・・・。もちろんお盆も関係なく・・・。
ストレスたまりまくり・・・。


 「あ~!もうあかん!疲れた。」
 「ほんま、もうあかんわ。ストレス解消しょうか?」


というわけで、お昼からコンビニでお弁当とビールを買って、五月山(大阪府池田市)の麓にある植物園へ。
暑いけど、ここは緑が多くてちょっとだけ涼しい。二人でミニ酒盛りをしたあと、久々のスケッチを楽しみました。なぜか、スケッチをするとストレスが解消するジジとババ。




 「どうや!クスノキの幹を描いてみた。」
 「へ~、なかなかいいやん!でも、葉っぱは?」
 「葉っぱは、めんどくさいから描けへんかった。」
 「なんじゃそりゃ。」





 「相変わらず、ええかげんな絵やなあ!もちっと丁寧に描けんか?」
 「これはこういう絵やねん。全体の雰囲気見てんか。」
 「ふ~ん。まあ、ええわ。ストレス解消したか?」
 「した!楽しかった。」




今年最後のバラの花。お水をかけてもらって一生懸命咲こうとしています。
でも、暑さにはかなわず、これて精一杯みたい。
来年また咲いてね。お疲れ様。
スケッチが終わると、もう4時。ほんのつかの間、半日だけのお休みでした。





ナツズイセン

2015-08-07 14:48:31 | 自然


夏水仙。夏に咲いて、葉っぱが水仙に似ていることから、こう呼ばれますが、花が咲いているとき葉っぱはなく、どちらかといえば彼岸花に似た印象があります。




まるで、ピンク色のニッコウキスゲのような花びらは、お日様の光を受けると、やわらかい絹のような光沢があり、ひきこまれそうな美しさです。




前はこんな花、見かけませんでしたが、ここ2,3年前からアチコチで見かけるようになりました。

  「ねえ、ジジ、世の中には本当に沢山の花があるんやね~。
         長生きしてるともっといっぱい知らない花や鳥にあえるんやろな。
         長生きしような。」

  (あんまり長生きされたら、若い嫁はんもらわれへんがな・・・・。)